『FNS歌謡祭』平手友梨奈の“口パク疑惑”指摘は「どうかと」……「ガラスの十代」カバーに賛否


元欅坂46の平手友梨奈が7月2日放送のフジテレビ系大型音楽番組『2025FNS歌謡祭 夏』に出演し、光GENJI「ガラスの十代」のカバーを披露。ネット上で「雰囲気があってかっこいい」などと大反響を呼ぶ中、“口パク疑惑”が浮上し、ネガティブに捉える人もいたようだ。
『2025FNS歌謡祭 夏』は生放送番組だが、平手は事前収録だったもよう。光GENJIへのリスペクトを感じさせるデニム生地のステージ衣装に身を包み、オリジナルの振り付けとともにクールに歌い上げた。
ネット上では「力強さとかっこよさの中に繊細さもあり、新しくてとても良かった」「ちゃんと原曲を大事にしたまま、彼女らしいアレンジでかっこいい」「やっぱり平手友梨奈ちゃんってすごいね! 表現力がずば抜けてる」などと賛辞が続出。
一方、口パクを疑う声が相次ぎ、「収録でカバー曲で口パク? 平手友梨奈ちゃんがグループ脱退してやりたかったことがコレなら何も言わないけど」「ゴリゴリに口パクっぽかったですね。楽しみにしてただけにがっかり」「口パク否定しないけど、激しい振付でもないのに……俳優捨ててアーティスト路線に絞ってもやっぱりテレビでは生歌やらないんだ」などとネガティブな声も散見された。ただ、実際に口パクであったかは不明だ。
なお、平手は5月に出演した音楽イベント「JAPAN JAM」でも「ガラスの十代」を歌唱。この時は生歌だったと思われるが、安定感のある歌声を披露していた。
平手友梨奈の歌唱力は?
平手の歌唱力について、芸能ジャーナリスト・竹下光氏はこう語る。
「平手さんに関しては欅坂46時代から表現力や歌唱力は高く評価されていました。今回の『FNS歌謡祭』のパフォーマンスが口パクかどうか定かではありませんが、そもそも近年のテレビの音楽番組などにおいて、若手アーティストによる口パクは主流ですし、生歌はレアという状況ですからね。仮に口パクだったとしても出演者の意思が反映されているとは限らないですし、一概に本人に批判を向けるのはどうかと思います」
平手といえば、2024年8月に韓国の大手プロダクション「HYBE」系列のレーベル「NAECO(ネイコ)」との専属契約が終了し、翌月からAdoらが所属する芸能事務所「クラウドナイン」に移籍。
今年3月には移籍後3曲目となる配信シングル「イニミニマイニモ」をリリースし、ミュージックビデオはYouTubeで700万回再生を突破している。
クラウドナインへの移籍は成功か?
移籍後はメディア露出が増え、“Ado世代”の若いファンも増えている様子の平手。現状について前出の竹下氏が言う。
「平手さんといえば、クラウドナインに移籍した際には所属事務所の社長により“拘束”されている写真をXにアップ。同時に『私が知る平手友梨奈は待ち合わせの10分前には必ずいるし、他人を大切に出来る子です。ただ、今後を考えドタキャンされたら困るので拘束しておきました』との文面も添えられ、注目を集めました。一部の平手さんに対するネガティブな報道を逆手にとった格好ですが、話題性という点を加味しても面白い試みだったと思います。その後も、初のワンマンライブをチケット0円の“投げ銭形式”で行うことを発表するなど話題を振り撒いています。
欅坂46のセンターとしてカリスマ的な人気を誇るも、ソロ転身後とくに近年は本業以外のところが注目されたり、迷走気味の観もありました。“チケット0円投げ銭ライブ”に関してはファンの間でも賛否両論あるようですが、少なからずアーティスト活動の部分がフィーチャーされるのは良い傾向だと思いますし、本人も納得のうえでのアクションなのでしょうから、今のところ移籍はプラスに働いていると言ってもいいのではないでしょうか」
新たな表現で「ガラスの十代」を令和によみがえらせた平手。今後も世間を驚かせるような話題を振りまいてくれそうだ。