後藤真希、大胆写真集が売り切れ続出! 不倫騒動あってもファンが離れなかった理由
元モーニング娘。の後藤真希の写真集『flos』(講談社)が想定以上の売れ行きとなり、リアル書店やネット書店で売り切れが続出。入荷待ちの状況が続くほどのヒットとなっている。
現在39歳のアラフォーで、既婚かつ2児の母親であることを考えると異例の状況だ。なぜここまでのヒットとなっているのか、豊富な取材経験と業界知識を持つ芸能記者が解説する。
「写真集のヒットは、現在39歳で2児の母とは思えないほどの抜群のプロポーションと美貌によるところもありますが、発売前に露出度の高さをあまりアピールしなかったことも大きい。発売後、薄い衣装越しにバストトップが透けている衝撃的なカットがSNS上で大きな話題になり、事前に大胆ショットがあると告知した場合よりも逆に注目度が高まりました」
同写真集は発売前に重版3刷が決定していたが、不意打ち的に「バストトップ透け」などの大胆ショットが判明したことで、発売後にSNSの口コミ効果がブースト状態に。多くの人が我も我もと買い求めたことで「バカ売れ」となったようだ。
不倫騒動あってもファン離れず
後藤といえば、2014年に3歳年下の一般男性と結婚し、2015年に長女、2017年に長男を出産。ところが、2019年にオンラインゲームを介して知り合った元恋人の男性との不倫関係を報じられ、事実を認めて謝罪。夫が不倫相手の男性を相手取り、損害賠償を請求する民事訴訟を起こしたとも報じられた。
通常ならイメージが大きく低下し、ファンが離れてしまいそうだが、今作の大ヒットを見る限り、目立ったファン離れは起きていないようだ。根強いファンが写真集のヒットを支えたともいえそうだが、なぜ泥沼の騒動があっても支持を失わなかったのだろうか。
「古くからモーニング娘。を追っているファンの間では、後藤の飾らなさ、性格の良さは広く知られています。かつて亡き母が経営していた居酒屋に来店した一般のファンと顔を合わせたときも、人気タレントでありながらフレンドリーに接し、連絡先まで交換したのは語り草です。ライブでもファンとの一体感を大切にしているので、男女問わず根強い人気を誇っています。
恋愛面で言うと、結婚相手が弟・後藤祐樹の地元の後輩というのも好感が持てますし、不倫相手もオンラインゲームで知り合った一般男性というのがゲーム好きの彼女らしい。不倫について素直に認め、ブログで真摯に謝罪したのも潔く、むしろ不倫騒動によって、良い意味で芸能人然としていないところに親近感を抱いたファンは多かったと思います」(前出記者)
写真集ヒット後の展望は
今回の写真集はすでに重版7刷に達したといわれ、発行部数は推定で5万部以上。品切れ続出の状況を見ると、ベストセラーの指標である10万部突破もあり得ると推測されている。この状況はタレントとしての今後にも好影響を及ぼすのだろうか。
「同じモーニング娘。出身では、辻希美と藤本美貴という強力なママタレがいる。それもあってか後藤は母親であることをあまり強調せず、バラエティに出演するときも自然体で、無理に前に出ようとしない。そういったところは好感が持てますし、その一方で後藤のパーソナルな部分は登録者数が38万人を超えるYouTubeチャンネル『ゴマキのギルド』で存分に楽しむことができます。
大好きな美容についても、2024年からモデルを務める大人の女性向け美容誌『美ST』(光文社)を通じて発信しているので、同世代の女性からも支持は高い。アーティストとしても、約13年ぶりとなるミニアルバムを引っ提げてのライブツアーを敢行するなど、会える場所を提供しているので、昔からのファンにとっても応援しがいがあります。10代前半でトップアイドルに上り詰め、公私ともに激動の日々を経験してきた後藤だけに、写真集のヒットに左右されることなく、今後も自分らしさを貫いた活動をしていくでしょう」(前出記者)
(文=佐藤勇馬)