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沢尻エリカ、大胆イメチェンで完全復活間近か トラブルだらけでも人気維持のワケ

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沢尻エリカ(写真:サイゾー)

 女優の沢尻エリカが、写真家で映画監督の蜷川実花氏のInstagramに登場。雰囲気がガラリと変わった黒髪ボブ姿の近影が「かわいすぎる」と話題になっている。仕事のオファーが殺到しているとの報道もあり、近いうちに女優として完全復活しそうな気配だが、なぜ彼女はトラブルを多々起こしながらも、高い注目度と支持を維持できるのだろうか。

 蜷川氏は12日付のInstagramで、京都で開催している自身の個展の内覧会に沢尻が訪れたことを報告。同時に、きらびやかな空間で自撮りを楽しむ沢尻の動画を公開した。

 昨年8月、沢尻はド派手な金髪のコーンロウヘアで買い物している姿を週刊誌にキャッチされていたが、今回の自撮り動画ではキュートな黒髪ボブ姿に大幅イメチェン。沢尻の美形ぶりが際立っており、ネット上では「エリカ様かわいすぎる!」「これぞ本物の美人」「過去にやったことはアレだけど、やっぱり華がある」などと絶賛の嵐が巻き起こった。

復帰後に「オファー殺到」報道

 沢尻といえば、2019年11月に麻薬取締法違反の容疑で逮捕・起訴され、懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受けた。法廷では「女優復帰は考えていません」と引退を示唆したが、周囲は放っておかず、昨年2月に主演舞台『欲望という名の電車』で芸能界に復帰。だが以降は再び活動が途絶えてしまった。

 しかし決して仕事がないわけではないようで、昨年12月に「女性セブン」(小学館)が「次から次へとオファーが届いています。ですが沢尻さんはひとつの仕事に丁寧に向き合い、しっかりと準備をして挑むことを心がけているようです」との関係者コメントを掲載。オファーを厳選しているらしく、黒髪ボブへのイメチェンはなんらかの役作りの可能性があり、近いうちに大きな動きが発表されることもありそうだ。

 本来なら致命傷になりかねないトラブルを幾度も起こしてきたにもかかわらず、先述のようにイメチェンした姿にファンから称賛の声が集まり、オファーも多数舞い込んでいるというのは驚くべきことだ。

どうして人気が落ちないのか

 なぜ沢尻は高い注目度とファンからの支持を維持できるのか。豊富な取材経験と業界知識を持つ芸能記者はこう解説する。

「21歳のときの映画の舞台あいさつでの『別に』発言や、テレビ出演時の塩対応によって壮絶なバッシングを受けた沢尻ですが、これは若くして確固たる自分を持っていた証ともとれます。ある意味で『自立した女性像』『媚びない女性像』を示したことで、結果的に同性からの支持を集めました。

 単に見た目や言動が派手というだけでなく、女優としての実力は本物というところも支持につながっているようです。薬物事件は重大なトラブルでしたが、それまでの沢尻の言動からすると意外な印象はあまりなく、そういう意味ではさほどファン離れは起きませんでした。

 数々のトラブルがあっても堕ちたイメージは皆無で、年齢と共に美貌にも磨きがかかっていることから、女性のみならず男性からも高い注目度を維持しています。それだけの支持があり、なおかつ『沢尻エリカを使えば話題になる』と分かっているので業界も放っておかず、オファーが絶えないのでしょう」

完全復活のお手本はピエール瀧

 黒髪ボブへのイメチェンが「完全復活の予兆」だとすると、近いうちに女優としての活動が本格化しそうだ。沢尻の今後について、前出の芸能記者はこう展望する。

「約4年ぶりの女優復帰作となった舞台『欲望という名の電車』では、舞台初出演にして初主演とは思えないほどの表現力を発揮し、舞台ファンからも高い評価を獲得。改めて演技力の高さを見せつけました。薬物事件以降、映像作品の出演はないのでドラマや映画ではブランクが気になるところですが、セリフ量が膨大な『欲望という名の電車』のブランチ役を見事に演じきったのですから、すぐに勘を取り戻すでしょう。

 彼女が所属するエイベックスでは近年、川栄李奈、高石あかりを筆頭に女性俳優部門が躍進しているだけに、その流れに沢尻も乗ることができれば、全盛期に引けを取らない活躍が期待できる。また、沢尻と同じ2019年に薬物事件で逮捕されたピエール瀧は、地上波復帰こそ果たせていないものの、現在はNetflixや映画で引っ張りだこの人気俳優になっています。沢尻もピエール瀧をお手本にして、完全復活してほしいですね」

(文=佐藤勇馬)

佐藤勇馬

1978年生まれ。新潟県出身。SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。著書に『ケータイ廃人』『新潟あるある』がある。

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最終更新:2025/01/18 20:00