【沖侑果インタビュー】アイドル時代コンプラ担当の解禁2nd写真集
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話題の美女を深掘り(Dive)するインタビュー企画「バズ美女Dive」の第7弾!
今回は、元STU48で現在はタレント・俳優として活躍する沖侑果ちゃんを直撃! アイドルグループでは“コンプラ担当”だった彼女に、2月26日発売の2nd写真集「遊泳解禁」の撮影秘話などを聞いた!
「バズ美女Dive」とは…
SNSでバズりまくっている美女をトークで深掘りしつつ、私服姿をバシバシ撮らせてもらうという、SNSだけではなかなか伝わらない素の魅力に迫ったインタビューコーナー。
【沖侑果(おき・ゆうか)】
1999年12月1日生まれ。岡山県出身。2018年、AKB48グループドラフト会議にて史上最多5チームの指名競合を受け、STU48にドラフト3期生として加入。2024年に卒業後は舞台「楽園の女王」で主演を務めるなど、俳優・タレントとして活動している。コンプライアンス意識が高い/公式X@oki__yuuka/Instagram:yuuka_oki
【沖侑果2nd写真集情報】
タイトル:遊泳解禁
出版社:KADOKAWA (2025/2/26)
発売日:2025/2/26
サイズ:A4/128ページ
Amazon販売URL:https://www.amazon.co.jp/dp/4047381950/
【写真集お渡し会@広島】
場所:タワーレコード広島店
日時:2025年4月20日
限定特典:生写真全4種類
詳細URL:https://tower.jp/store/event/2025/4/013001okiyuka
【遊泳解禁パネル展】
場所:TSUTAYA EBISUBASHI
日時:2025年2月26日~3月12日
詳細URL:https://ameblo.jp/tsutaya-4900/entry-12887387566.html
刺激的な先行カットで話題沸騰の2nd写真集
――2024年4月、STU48を卒業して1年足らずですが、まずは近況の振り返りから伺えればなと。
沖 5月に上京して初めてのひとり暮らしが始まり、前半はメンタル的に落ちることもありました。あまり落ち込んだりしない性格なのに、人間関係も土地勘もゼロからのスタートだったので。こんなに自分って人間関係を築くのがヘタなんだなって再認識したというか。
――ホームシックってことですか?
沖 7年ほど広島を拠点にアイドル活動してきたので、やっぱりメンバーのことが恋しくなりました。
――応援し続けてくれているファンも多いと思いますが、バリで撮り下ろされた最新写真集も大反響ですね。「攻めている」と。
沖 グループを卒業して周りに「写真集を出したい」と言い続けてきたので、嬉しいです。グループ在籍中の2023年に1st写真集『遊泳禁止』(玄光社)を出させていただいたんですが、実はNGカットがけっこう多くて。次に自分の写真集を出す時は好きな嗜好を詰め込みたいなと、ずっと考えていました。
――ガーター付きランジェリー姿や秘書姿なども披露されているようで。アイドルを卒業し、禁止だったものが解禁されたわけですか。
沖 STU48は清楚系のグループでしたが、私自身はけっこうフェティッシュな写真とかも好きなタイプなので。Oバッグの下着も初めて着ました。お尻と背中をけっこう褒めてもらえることが多いです。
沖 メガネ秘書も、どうしても私が入れたくて、パリのホテルで撮りました。バリにそぐわないというか、一見、謎のカットなんですけど。「秘書は別にバリじゃなくても……」と、編集の方に言われつつ。
――ロケ地がバリになったのは、沖さんのリクエストですか?
沖 今回は担当の編集者の方が「太陽しか勝たん」みたいなタイプの超陽キャラだったので(笑)。普段の私を知る人やファンの方からしたら、あり得ないぐらい太陽を浴びています。
それも意外に新鮮で良いなのかなと。どちらかというと前作は全体的に暗めなトーンで昭和テイストの写真集でしたが、「遊泳解禁」のタイトル通り、何年ぶりかで海にも入りました。
――岡山出身とのことですが、やはりバリは違いましたか。
沖 岡山は“晴れの国”と言われますが、バリの日差しはやっぱり強かったです。私にとっては初めての海外で、自分の英語が全く通じなくてショックでした。「アップルジュース」もわかってくれなかったです。
アイドル向けSNS講習でコンプラ意識に目覚める
――東京でのひとり暮らしは慣れましたか。
沖 乗り換えミスはだいぶ減りました。ただ、新宿駅からは1回もちゃんと出られたことないです。手前の駅で降りて、なるべく新宿駅では降りないようにしていますね(笑)。
――ファンの間では方向音痴・機械音痴として知られているそうですね。
沖 怠惰な人間なので、ファンからは社会不適合者とも言われることもあります。
――オフの日は何をしているんですか?
沖 ひとり行動がわりと好きで、映画館へ行くのが好きなんですが、東京ではまだ1〜2回しか行けていないです。人が少ない街や映画館を探しているんですけど。上京しているグループの卒業生メンバーと、一緒にお酒飲むことはたまにありますね。
――そもそも沖さんは、なぜSTU48で「コンプラ担当」に?
沖 グループ時代のSNS講習で「失言しそうな危うい子」認定されたのか、なぜか講師の方から「コンプライアンスを守るように!」って、私だけ念入りに指導されまして……(笑)。初めてのSNS投稿に「#コンプライアンス」とつけたら、ファンの方から「意識だけは高い」と認知されるようになりました。
――しっかりしているから「コンプラ担当」になったわけではないと(笑)。
沖 それから他のメンバーが隠喩的に下ネタっぽいことを言っていたら、すかさず「コンプラ!」って注意する役になりした。STU48は清素系グループですので。下ネタには敏感です。
――なんか皮肉な話ですね。
百合好きの女性ファンも多い?
――沖さんって子どもの頃は、どんなお子さんだったんですか?
沖 変に行動力があって、けっこう問題児だったと思います。とくに理由もないのに不登校気味でした。1時間目だけ授業を受けて、母が仕事に行って自宅が留守になる頃合いを見計らって帰宅したり、平日にバイト入れて担任の先生がバイト先へ迎えに来たり。アグレッシブな不登校児というか……。
――意外とパンクな10代だったですね。ソロ転向後、コンプラ周りはどうなっているんでしょうか……。
沖 まだ少し気を張っています。“配信を切り忘れた風配信”で、けっこうバズったりもあるんですが、どこまで攻めていいのか。元旦に「SHOWROOM」で服を着てお風呂に入る生配信をしたら配信止められました。着衣でもお風呂はダメらしいです。
――いまはグラビアきっかけの新規ファンなども増えているのでは?
沖 この半年ほどで5000フォロワーぐらい増えました。もちろん男性の方が多いんですが、女性だと少し上の世代のファンの方が意外に多いですね。一番上の方だと60代とか。
――危なっかしい孫を見守る的な目線で推されているんですかね。
沖 百合好きの女の子とかも多いので、もしかしたら、そういうニーズが私にはあるのかもしれないです。昔、中山佳穂さんの『白い薔薇の淵まで』という界隈で有名な百合小説が、ファンの方から送られてきて。その小説を読んでハマったことがきっかけで、私も百合好きを公言しています。
――確かに沖さんは百合の世界の美少女って感じありますね。そういうコンセプトのグラビアもいつか見てみたいですけど、今後やってみたいシチュエーションや衣装はありますか?
沖 着物や浴衣が似合うとよく言われるのでグラビアで挑戦してみたいです。すでに舞台もいくつか出演させていただいたんですが、お芝居も楽しいですね。小2からミュージカル俳優を目指して養成所に通っていた時期もあるので、引き続き、俳優業も頑張っていきたいと思っています。
(取材・文=伊藤綾)