【五百木いおインタビュー】フェロモン漂う新米アイドルは「推しつ推されつの子」

ネットで話題の美女を深掘り(Dive)するインタビュー企画「バズ美女Dive」の第12弾!
今回は女性アイドルグループ「MelMi」で活動しながら、撮影会モデルとしても注目を集める五百木いおちゃんを直撃! 業界最大手のアイドル・モデル撮影会「フレッシュ撮影会」で初出演2位、2度目の出演でMVP獲得した彼女に、最近の推し活事情を語ってもらった!
<話題の美女続々>
写真インタビューコーナーバズ美女Dive
【五百木いお】
女性アイドルグループ「MelMi」紫担当の新米アイドル。東京や関西で被写体活動を始め、この1月、フレッシュスペシャル大撮影会でMVPに輝く。/X@iochanyade/Instagram:ioki_io_yade
幼少期から感性がオタク
――五百木さん、いまや撮影会のニュースター的存在ですね。
五百木 応援してくださるみなさんのおかげです。みなさん、本当に良い感じに写真を撮っていただいて。
――五百木さんはアイドルを志してこの世界に?
五百木 もともとは地元の神社で巫女さんをしたり、京都と東京を行き来しながら撮影会モデルをしていました。「MelMi」に入ったのはプロデューサー兼メンバーのななりん(春花奈奈)さんが誘ってくださったのがきっかけです。
ちょうど自分の将来について悩んでいた時期で、歌もダンスもほぼ未経験でしたが、「MelMi」がデビューして3回目のライブで新メンバーとしてお披露目され、昨年7月末に加入しました。
――将来に悩んでいたんですか?
五百木 ずっと自分のやりたいことが定まらなくて。いまやっとアイドルやグラビアの活動を通して、自分の夢を見つけられたという感覚があります。
――撮影モデルの活動を始めた経緯は?
五百木 推しがグラビアの子で、その子を応援しているうちに自分でも挑戦してみたいなと。天羽希純ちゃんを5年ぐらいずっと推しています。あ、希純ちゃんを目指そうだなんて、そんな大それたことは考えていなかったですけど……。いえ、もちろん憧れではありますが……。
――最近、天羽さんと現場で一緒になっていませんでした? SNSの投稿で見たような。
五百木 いえいえ! あれはいちファンとして、オタクしに行っただけです。
――単にオタ活の報告をポストしただけですか(笑)。
五百木 幼少期から感性がオタクなので。普段からSNSでいろんなグラビアをよく見ていて、かわいい女の子をフォローするためだけの秘密のアカウントも持っています。
増量で新たな骨盤ミューズが爆誕
――撮影会で意識していることはありますか?
五百木 カメラマンの方が好きな表情やポーズを、なるべく覚えるようにしていますね。顔と名前を覚えるのは不得意ですが頑張っています(笑)。私自身がグラビアやアイドルのオタクなので、やっぱり一人ひとりのファンの方を大切にしたくて。
――過激な変形水着やポーズをしているわけではないんですが、妙な色っぽさがあります。
五百木 そこを狙っています! ちょいフェチくらいのところを。清楚系・正統派アイドルとして、あくまでもファンに喜んでもらえる範囲で、自分にも刺さる写真になるように。
――えなこさんとかもそうなんですけど、五百木さんには蠱惑的な魅力があるというか。肉付きの良い骨盤のせいでしょうか。
五百木 確かに骨盤はちょっと自信あります。公称プロフでは40キロなんですが、グラビア的に痩せすぎかなと思い、最近少し増やしたんです。おへそから下腹部にかけてのシルエットや質感が私のアピールポイントですね。いつかハイレグ衣装での撮影もやってみたいです。
――実際にファンの方と直接お会いしたときは、なんと言われることが多いですか? 写真と実際の五百木さんのギャップと言いますか。
五百木 「ランジェリーとか普通に着ちゃうからいいよね、アイドルらしい美形の顔立ちなのに」とか。自分で言うのも恐縮ですけど。
――なるほど(笑)。ちなみにいまは一人暮らしですか?
五百木 母が東京出身で、叔母と祖父母が住んでいた一軒家を自宅にしています。祖父母が亡くなってしまったので、いまは叔母と猫と私で暮らしているというかたちですね。
――なんか漫画の設定みたいですね。写真とのギャップでいうと、想像以上におっとりとした印象を今のところ個人的に受けていますけど。
五百木 だいぶマイペースで、のんびり屋です。
推されるほうだけど、推すほうでもある
五百木 小さい頃からコンプレックスだらけでしたが、グラビアを始めてからは褒めてもらえることが多く、少し自信ついてきました。みんなが褒めてくれることを私が自分で否定してしまうのは、やっぱり応援してくれる人に対して失礼かなと思うので、自己肯定感を上げていきたいと思います。
――五百木さんはどんな子どもだったんですか?
五百木 恥ずかしがり屋で5歳から小6までバレエを習っていたんですが、発表会でも何も踊らずに幕のほうに引っ込んでしまうような子どもでした。新しいことに挑戦することが、ずっと怖かったんですが、最近やっと楽しいなと思えるようになりましたね。
――アイドル活動を始めてまだ1年経っていませんが、歌や踊りの自信はつきましたか。
五百木 まだまだ自分が納得できるようなレベルではないので、もっとボイトレやダンスレッスンを頑張って、歌って踊れるアイドルになりたいです。昔からアイドルオタクでもあるので。
――アイドルなのにアイドルの推し活を公言しているってニュータイプですね。令和っぽいというか。
五百木 「超ときめき♡宣伝部」さんが、いまの私のイチオシです。友達に誘われて“とき宣”のライブへ初めて行った時にファンの人が振りコピして、みんなで一緒に踊っているのが衝撃でした。見よう見まねで参加したらめちゃくちゃ楽しくて、いまもライブによく行っています。私好みのメンバーもいて、気がつけばズブズブです……。
「幸せすぎて泣きながら吐きます」
――推し活で過去に一番ハマったものは?
五百木 ソシャゲですね。女性向けアイドル育成ゲームの推しキャラグッズとゲームの課金で貯金がピンチになった時期があります。
――二次元キャラだと、どんなキャラデザがタイプなんですか?
五百木 男の子キャラだと黒髪センター分け。推しキャラの母になりたいという思考になりがちです。女の子キャラだとツンデレのツインテールみたいなキャラをわりと推してきました。
――次の撮影会はみんな黒髪センター分けかもしれないですね。
五百木 黒髪センター分けで来てくれるの待ってます♪笑 女の子はツインテールで♪
――同人誌などもお好きで?
五百木 好きなジャンルのオンリーイベントで同人誌を買い漁ったり、好きなキャラのコスプレをしているレイヤーさんと写真を撮ってもらったりして、友達とキャッキャしていました。妹が一番の私のオタク友達で、実家にいるときはお風呂も寝室もずっと一緒でしたね。
――え、妹さんと一緒にお風呂入っていたって意味ですか?
五百木 ずっと喋っていたくて……。
――すごい話をサラッとぶっ込みますね(笑)。最近の推し活でのテンション爆上げエピソードを最後に教えてください。
五百木 やっぱり天羽希純ちゃんのサイン会とチェキ会に行ったことですね。けっこう前から希純ちゃんはSNSで相互フォローしてくれていて。他のファンの方に対するマウントみたいで申し訳ないんですが、「SNSも頑張っていて偉いね」「一緒にグラビア掲載されたいね」って言ってくれたんです。推しにそんなこと言われたら、私もう……。
――あ、はい。
五百木 グラビアのお仕事もっと頑張ろうって思いました!
――でも、言い続けていたら組み撮影は本当に実現できそうじゃないですか? サイゾーでも百合的な世界観とかで……。
五百木 実現したら幸せすぎて泣きながら吐きますっ(早口)。
――まあ、責任は持てないですけど。
(取材・文=伊藤綾)