【花梨インタビュー】めちゃかわ香港生まれカナダ在住コスプレイヤーは推しつ推されつ

ネットで話題の美女を深掘り(Dive)するインタビューコーナー「バズ美女Dive」!
今回は香港出身のコスプレイヤー・花梨ちゃんを直撃! 一人の“オタク”として日本のカルチャーにも造詣が深い一方で、日本ではまだまだ謎多き存在でもある彼女に、これまでのコスプレ活動や現在の“推しキャラ”などを語ってもらった!
<話題の美女続々>
写真インタビューコーナーバズ美女Dive
【花梨(はなり)】
香港出身のコスプレイヤーとして、台湾のコスプレイヤーグループ「COSIR叩舍」メンバーとして国際的に活躍中。日本のSNS界隈でもたびたび注目を集めており、現在はカナダを拠点にバーチャルYouTuberの活動も。公式X@TakanashiHanari/Instagram:hanariv3v/Twitch:https://www.twitch.tv/hanariv3v/YouTube@hanariv3v
【花梨出演情報】
5月3日「生誕祭ライブイベント」@台北
▼海外からの花梨写真集予約▼
https://forms.gle/gSzp5vg1gdFGpcSNA
美女コスプレイヤーとしてグローバルに活躍
花梨 初めまして、花梨です。
――「花梨」で“ハナリ”さんと読むんですね。中国・香港出身とのことですけど、今も拠点は香港ですか?
花梨 今はカナダに移住していて、留学生として英語の勉強をしています。
――香港いろいろ大変でしたもんね。ご家族は香港に?
花梨 そうですね。昨年の9月に語学留学のためにカナダへ移住したんですが、このまま私はカナダに永住するつもりです。将来は中国語と英語の翻訳の仕事にも興味があります。
――花梨さんはコスプレイヤーとしてこれまでどんな活動をしてきたんですか? Xアカウントは2017年9月に開設されているようですけど。
花梨 Cosir叩舍という事務所に所属して、ダンスなどのパフォーマンスをするグループの一員として活動したり、メイドカフェで働いたことがあります。
――香港や台湾にもメイドカフェありますもんね。
花梨 個人でも普段からコスプレ写真をネットに上げながら、同人イベントのために写真集を出していて、日本のコミケにもほぼ毎年、サークル参加しています。
――昔から日本アニメなどのカルチャーに親しんできたと。
花梨 もともと日本のオタク文化が大好きなので。グループの活動では台湾や香港をはじめ、フィリピンやドイツといった海外のアニメイベントなどにもゲスト出演してきました。コスプレ活動以外ではVチューバーとしても活動しています。チャンネル登録者数は、まだ5000人ほどですが、これからもコツコツ頑張って続けていきたいです。
香港の同人イベント事情は?
花梨 コスプレではキャラクターの表情を再現することを私はとくに大事にしています。毎回かなり研究していて、そのキャラクターの表情に近づけるように。あとはウィッグづくりも。キャラクターと同じようなヘアスタイルになるようにこだわっていますね。
――SNSの画像などを拝見していて、こんなに可愛いらしい子なのにめちゃくちゃセクシーだなと。“眼福”って日本語わかりますか?
花梨 カワイイとセクシーが共存する小悪魔な感じが、とくに私のチャームポイントかなと思っています!
――ご家族はコスプレ活動について、どんなスタンスですか。
花梨 やっぱり、最初は娘がそういう写真をネット上にアップすることに少し抵抗があったみたいなんですけど、いまは「まあ、いいか」って感じになっています。うまいことコスプレ活動で私がごはん食べられているから。「本人も楽しそうだし」って。
――まあ、そんなもんですよね。中国ってこういう活動に厳しいイメージもありましたけど。ちなみに香港の同人イベント事情って、どんな感じですか?
花梨 写真集など同人誌の即売会自体は、けっこう自由に開催できるんですが、私が香港から出る少し前くらいから厳しくなっていますね。同人誌などの販売物は中身を一切見せられないので。写真集もお客さんが立ち読みできないように、すべてテープとかで閉じた状態にしてくださいと言われます。
――なるほど。
花梨 実際にその場で中身をお見せすることができないので、来場者も初めての方はネットの宣伝やサンプルを見て興味を持ったという人がほとんどですね。ポスターなど他の頒布物もすべてモザイクなどで隠さないといけません。
――逆にそれはそれで興味をそそられるところはありそうですけど(笑)。直近で参加予定の即売会イベントはありますか?
花梨 5月に台湾の有名同人イベント「Fancy Frontier(ファンシー フロンティア、FF)」のサブイベント「Petit Fancy(プチファンシー)」に参加する予定です。4月30日が誕生日なので、併せて生誕祭イベントのライブステージも台湾で行うつもりです。
「ホロライブ」さくらみこ推し
――コミケに初めて参加したのは何年前ですか?
花梨 「コミケ94」が最初なので2018年ですね。夏コミも冬コミも毎年参加しています。
――では日本へ来る機会も多いんですね。
花梨 日本も大好きですし、もともと旅行が趣味なので、プライベートも含めて多いです。日本はもう20回以上、旅行していますね。今年も桜の時期にお花見をしに行くつもりです(※取材は3月中旬)。
――日本で印象的だったスポットや東京以外でお気に入りの地域とかはあるでしょうか。
花梨 地方観光だと北海道が一番好きかもしれません。海鮮がとにかく美味しくて。特にウニが大好きです。
――旅行以外の趣味や休日の過ごし方は?
花梨 暇なときは自宅でVチューバーの配信もよくしています。カナダでは最近、登山に行きました。
――先ほどもVチューバーの話がありましたけど、花梨さんみたいに表舞台で活躍している方がVチューバーの活動もしていることが、わりと不思議な感じがいたします。世代の違いですかね(笑)。
花梨 私、「ホロライブ」(日本の女性Vチューバーグループ)のさくらみこさんが大好きなんです。最近、さくらみこさん本人がリスナーの部屋を見るという配信で、私のさくらみこコスプレやさくらみこグッズが陳列された推し棚が取り上げられて、けっこう日本のSNSでバズりました。
――確かにカナダらしからぬオタク部屋の背景だなと、ちょっと気になってはいましたけど。
花梨 そのさくらみこさんの配信が3万人くらい視聴しているライブ配信で、「ホロライブ」やさくらみこさんのファンの界隈でも話題になって、とても嬉しかったですね。
――最近ハマっているアニメ・漫画などの作品やキャラクターは?
花梨 『リゼロ』のエミリアちゃん、『推しの子』のルビーちゃんやアイちゃんも大好きですね。
――日本人オタクがいまハマっているコンテンツと変わらないですね。最後に今後の活動について、日本の読者にメッセージをいただければ。
花梨 今年も8月の夏コミに参加予定なので、そこでまた日本の皆さんに会えることを楽しみにしています。コスプレが大好きで、お仕事にできていることがとても幸せなので、これからもコスプレ活動により専念していきたいです。もっと日本で有名になって、多くの人に認められるように。いつか商業写真集も出版したいですね!
(取材・文=伊藤綾)