CYZO ONLINE > 芸能の記事一覧 > 橋本環奈、見逃し配信は好調! そして主演ドラマに賛否の声

橋本環奈、見逃し配信は好調! 朝ドラ惨敗からの巻き返しを誓う主演ドラマに賛否の声

橋本環奈、見逃し配信は好調! 朝ドラ惨敗からの巻き返しを誓う主演ドラマに賛否の声の画像1
橋本環奈(写真:サイゾー)

 女優・橋本環奈が主演を務めるテレビ朝日系連続ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』の第1話が4月22日に放送され、平均視聴率は世帯6.3%、個人3.4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)となった。

『天久鷹央の推理カルテ』視聴率&橋本環奈の評判は?

 シリーズ累計部数350万部を突破している知念実希人氏による医療ミステリー小説が原作の同ドラマ。

 すでに漫画化やアニメ化も成功しており、今回満を持しての実写化となったが、スポーツ紙の芸能担当記者はこう話す。

「橋本さんにとっては初の医療ドラマ、テレ朝での初の連ドラ主演作となります。放送開始を控えた4月1日には自身が演じる天久鷹央の衣装である白衣姿で同局の入社式にサプライズで出席し、新入社員一人一人に社員証を手渡したり、同月9日には昭和医大の入学式にも出席するなど番宣にもかなり力を入れていた印象です。過去に『相棒』や『Doctor-X 外科医・大門未知子』、『科捜研の女』などのドラマ作品の長寿シリーズ化を成功させている同局としては、当然のことながら『天久鷹央の推理カルテ』に関してもシリーズ化を狙っているのでしょう」

 そんな同局のみならず、主演の橋本にとっても今回のドラマにかける思いはかなり強そうだ。

 橋本といえば、近年は数多くのCMに出演して『NHK紅白歌合戦』で3年連続で司会を務めるなど当代きっての人気若手女優として存在感を放っていたが、大きな期待を集める中でヒロインを演じた2024年後期放送のNHKの連続テレビ小説『おむすび』は平均視聴率で朝ドラの歴代ワースト記録を更新。

 さらに、2度にわたりパワハラ疑惑を「週刊文春」(文藝春秋)に報じられて所属事務所サイドは完全否定するも、大きなしこりを残すこととなった。

 芸能ジャーナリストの竹下光氏は語る。

「福岡のローカルアイドルグループ『Rev. from DVL』のメンバーだった頃に撮影された1枚の写真が“1000年に1人の逸材”としてフィーチャーされ、女優に転身して以降は順風満帆な活躍を見せてきた橋本さんですが、ここにきて一気に逆風が吹き荒れている印象です。間違いなく、今作の『天久鷹央の推理カルテ』は今後の女優人生を占う意味でも大きなターニングポイントになる作品になるでしょう」

 橋本本人もそのことは重々自覚しているようだ。同局の番組を手掛ける放送作家は明かす。

「橋本さんが4月上旬にテレ朝が主催した非公開の懇親会に出席した際、司会者から『今日は皆さん“記事掲載”はしないのでここだけの話を……』と水を向けられるも、『ここだけの話も、あまり話せません……』と苦笑して言葉を濁す場面もあったと一部女性誌で報じられていましたが正直驚きました。彼女はおなじみの屈託のない“ガハハ笑い”やゲスト出演したバラエティー番組で自ら酒豪であることを告白したりと良くも悪くもノリが良く、開けっぴろげな性格のぶっちゃけキャラで業界内でも知られていますから。パワハラ疑惑報道には当人も相当センシティブになっているんでしょう。そんな中、今作は慣れない医療ミステリーということでセリフ覚えにも相当苦労しているようで撮影以外の時間もほぼドラマのセリフと日夜格闘しており、大好きな酒もセーブしているという話です」

 朝ドラの惨敗やパワハラ疑惑報道により女優人生の岐路に立たされている橋本にとってはまさに負けられない一戦となりそうだが、現状の“数字”では同時期に放送されている『キャスター』(TBS系)やフジテレビ系“月9”ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』の後塵を拝している状況だ。

「スポーツ紙やニュースサイト、テレビ誌なんかは視聴率よりも初回の見逃し配信が119万回再生を突破したことを強調していますが、お世辞にも好スタートを切ったとは言えないですよね。同ドラマの主人公の天久鷹央は小柄で童顔の見た目とは裏腹に毒舌で鳴らすドSキャラの異色の天才医師ということで、良くも悪くも橋本さんのイメージとの相性は悪くないのですが、声のトーンのメリハリに乏しく棒読みに感じられてしまうセリフ回しやわざとらしい顔の演技が一部の視聴者からは不評のようです」(前出のスポーツ紙記者)

 実際、インターネットやSNS上では「演技が大げさすぎ」「表情も行動もせわしない感じで見にくい」「セリフの棒読みが目立つ」などといった意見も見受けられる。

「過去にドラマ『今日から俺は!!』や『王様に捧ぐ薬指』、映画『銀魂』、『斉木楠雄のѰ難』、『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』などでは演技面もそれなりに評価されていた橋本さんですが、やはり今回は同じ実写化作品といっても医療モノというところがポイントになってきそうです。例えば、『ドクターX』シリーズで米倉涼子さんが演じた大門未知子も普通に考えればかなり突飛な役ではありましたが、臨場感あふれる手術シーンをはじめ米倉さんが丁寧に演じることで、役に臨場感やリアリティーを与えていましたからね。橋本さんにも医療モノならではの説得力のある演技を期待したいところです」(前出の放送作家)

 “1000年に1人の逸材”のさらなる真価発揮を期待したいところである。

橋本環奈 “ピリピリ”ムード

(取材・文=サイゾーオンライン編集部)

サイゾーオンライン編集部 

芸能・政治・社会・カルチャーなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト。

X:@cyzo

サイゾーオンライン編集部 
最終更新:2025/05/13 12:00