映画『愚か者の身分』が10月公開も永野芽郁&田中圭の不倫騒動の影響で微妙な空気に…

俳優・北村匠海と綾野剛が共演する映画『愚か者の身分』が10月に全国公開されることが発表されている。
本作は、貧しさから闇ビジネスに関わり抜け出せなくなった若者たちの運命と絆の物語。
北村が主人公の「タクヤ」を綾野が犯罪に加担する「梶谷」をそれぞれ演じる。
もっとも、映画の内容とは別に関係者の間では微妙な空気が流れているという。
というのも、北村が所属する大手芸能事務所「スターダストプロモーション」と、綾野が所属する「トライストーン・エンタテイメント」は、今まさに世間を騒がせている永野芽郁と田中圭による不倫騒動の渦中にあるからだ。
芸能事務所関係者は明かす。
「永野さんと田中さんの不倫疑惑が週刊誌で報じられたのは4月末のこと。両者の所属事務所は不倫関係を否定したものの、生々しいLINEのやり取りが続報として暴露され、火に油を注ぐ格好となりました。双方ともLINEの内容に関しても再び否定しましたが、その余波は大きく、永野さんは大手企業とのCM契約が次々と終了、来年放送のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の降板、ラジオ番組の打ち切りと、事実上の休業状態に追い込まれました。一方の田中もまたCMの削除、新作映画からの降板など俳優としてのキャリアに暗雲が立ち込めています。両者の騒動は、それぞれの所属事務所にも深刻なダメージを与えたのは間違いありません」
実際、田中の所属事務所の社長も務める小栗旬の疲労は目に見えて表れはじめているという。
「小栗さんは6月6日に出演したNHKの情報番組『あさイチ』で、主演映画の宣伝や事務所イベントについて言及。その際、画面越しに映し出された小栗の髪には、かつては見られなかった白髪が混じり、やつれた印象もあったため、インターネットやSNS上では『田中圭のストレスで白髪が増えたのでは?』や『社長業と俳優業で心身ともに限界なのかも』などと番組を見た視聴者によるものと思われる心配する声が見受けられました」(テレビ誌ライター)
永野が所属する「スターダストプロモーション」でも、余波は確実に広がっている。
同事務所が主催するオーディションの告知画像から永野の写真が削除され、代わりに男性グループ「超特急」の写真が使われるという事態に。
この変更も即座にネットやSNS上で話題となり、「永野芽郁がいた枠に超特急がいる」や「事務所も永野を表に出せない状況なのだろう」との憶測も飛び交っている。
芸能ジャーナリストの竹下光氏は語る。
「双方とも報道を否定しているとはいえ、今回の騒動で永野さんサイドは場合によってはCMの違約金など10億円以上の損害が発生する可能性もあると一部で報じられていますからね。さらに、ここに来て人気アイドルグループ『ももいろクローバーZ』の百田夏菜子さんの弟で、長年永野さんのマネージャーを務めていたA氏が6月上旬に『スターダストプロモーション』を退社したといった報道もあります。今回の騒動が双方の所属事務所をはじめ、関係各所にいまだに大きな波紋を広げているのは間違いないでしょう」
所属事務所側の慎重な姿勢が表面化する中で、皮肉なことに映画『愚か者の身分』では永野と同じ事務所の北村と、田中と同じ事務所の綾野が主要キャストとして名を連ねる形となった。
「両事務所の関係者の間では当然ながら緊張感が漂っており、作品の宣伝や取材対応にあたる関係メディアには『田中圭と永野芽郁の話題は御法度』との通達がなされているといいます。作品自体は社会の闇を描いた骨太な内容で本来ならば堂々と語られるべきものであるはずですが、ナーバスな状況であることから北村さんと綾野さんの今作の宣伝活動に影響が出る懸念もあります」(映画業界関係者)
北村と綾野は渦中の騒動とは直接関係がないとはいえ、事務所のセンシティブな事情を背負わされ、難しい立場に置かれてしまった。
永野と田中の不倫騒動にすっかり水を差されてしまった格好の同映画だが、果たしてヒットを飾ることはできるのだろうか。
(取材・文=サイゾーオンライン編集部)