永野芽郁の新たな男性スキャンダル勃発で芸能界に及ぼす意外な影響

女優・永野芽郁に新たな男性スキャンダルが発覚して物議を醸している。
今月発売の「週刊文春」(9月18日号/文藝春秋)が、坂口健太郎が3歳年上のヘアメイクアーティストのA子さんとの同棲愛&&破局を報じる中、A子さんと交際中の3年ほど前にしばらく永野とも親密な関係であったと伝えたのだ。
同誌の記事によると、2019年に放送された坂口の主演ドラマ「『イノセンス 冤罪弁護士」』(日本テレビ系)で、A子さんが坂口のヘアメイクを担当したことをキッカケに交際に発展。
だが、2022年に坂口は永野とも親密な関係となり三角関係になったという。
永野の所属事務所は同誌の取材に対し、「過去に(坂口と)お付き合いをしていたことは事実ですが、当時別の方とも交際されていたことは存じ上げておりませんでした」と回答し、過去に2人が交際していたことを認めている。
「永野さんと坂口さんは15年公開の映画『俺物語!!』や20年公開の映画『仮面病棟』で共演。『俺物語!!』でヒロインを演じた永野さんは当時まだ16歳ということで、主演の鈴木亮平さんや友人役の坂口さんから妹分として可愛がられたそうです。その後、永野さんと坂口さんは『仮面病棟』で再び共演しますが、お互いを“けん兄”、“めい”と呼び合うなど撮影現場でも和気あいあいとした雰囲気だったとか」(スポーツ紙の芸能担当デスク)
しかし、実際のところは兄妹ではなく、恋愛関係にまで発展していたようだ。
今回、永野の所属事務所があっさりと過去の交際を認めたことも驚きだが、芸能ジャーナリストの竹下光氏はこう推察する。
「田中さんとの不倫報道に対しては頑なに否定している永野さんの所属事務所ですが、今回のケースに関しては2人とも独身ですし、“過去の出来事”ということで交際の事実を認めたのでしょう。逆に言えば、不倫報道については断じて認めないという事務所サイドの強固な姿勢が見て取れますよね」
もっとも、そうした事務所サイドの思惑があろうがなかろうが、新たな恋愛スキャンダルが発覚したことで、ますます永野を取り巻く状況が厳しさを増しているのは間違いないようだ。
大手広告代理店の社員は明かす。
「7月に主演映画『かくかくしかじか』がカナダ・モントリオールで開催されている「第29回ファンタジア国際映画祭」のコンペティション部門に正式招待されたことを受けて舞台挨拶に登壇し、約2ヵカ月ぶりに事実上の“復帰”を果たした永野さんですが、いまだ国内での活動が再開できていませんからね。いまだ不倫報道の影響が続く中、たとえ過去のこととはいえ新たな男性スキャンダルが発覚したことで復活への道がさらに険しくなったことは間違いないでしょう。タレントイメージが重要なバロメーターとなるCMはもちろん、民放ドラマに関してもますます起用するのが難しくなったと業界内ではもっぱらで、もはや腫れ物扱いですからね」
その背景には周囲に及ぼしている少なからぬ影響があるという。
「田中さんとの不倫報道に続き坂口さんとの過去の恋愛関係が明らかになり、永野さんの共演者キラーぶりが浮き彫りになる中、一部では同じく『俺物語!!』で共演していた鈴木亮平さんにまで“疑惑の目”が注がれ、同映画を手掛けた脚本家の野木亜紀子がわざわざXでそれとなく否定するといったアクションを起こすなど波紋を広げていますからね。インターネットやSNS上では永野さんと過去に共演歴のある俳優がクローズアップされ、その関係性が取り沙汰されるといった現象も見受けられます」(前出のスポーツ紙デスク)
かつての好感度女優も今となっては当代きってのスキャンダル女優となってしまった観もあるが、永野の一連の騒動の余波は芸能界全体にも広がりを見せつつあるとか。
「昭和や平成の頃に比べると、近年の芸能界においては不倫沙汰は別として独身の女優の恋愛沙汰に関しては比較的寛容な扱いをされてきました。実際、数多くのCMで活躍している綾瀬はるかさんや橋本環奈さん、広瀬すずさんといった人気女優に熱愛が発覚した際も祝福ムードが大半で、とくにハレーションを起こすようなことはなかったですからね。しかし、ここに来てCMで起用する女優についてはひと昔前のように“身辺調査”をより強化しようという動きが水面下で広がっています。その結果、今後は芦田愛菜さんや今田美桜さん、福原遥さん、小芝風花さんといったいわゆる“ノースキャンダル女優”の需要がCM業界ではますます高まることになるでしょう。もっとも、かつての永野さんも“ノースキャンダル女優”として名を馳せていただけに、同じ過ちを避けるべく4人に対する“身辺調査”はさらに厳しいものにはなるでしょうけどね」(前出の広告代理店社員)
永野の一連の騒動が芸能界にもたらした影響は想像以上に大きいようである。
(取材・文=サイゾーオンライン編集部)