嵐、まだ解散していないのに“再結成”説! 「女性自身」の記事が前のめりなワケ
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

衝撃的ニュースが。5月25日、巨人の阿部慎之助監督が暴行の疑いで現行犯逮捕された。しかも自宅で18歳の長女への暴行、DVでだ。阿部監督といえばかつて不倫・恐喝事件に巻き込まれたり、選手へのハラスメント体質が指摘されたり、そして今回の娘への暴行。自身も事実を認めているから何をか言わんや、だ。しかも警察への通報は児童相談所経由(長女が児相に相談)だというのだから――。
今後、巨人の対応を含め、どんなことが飛び出すのだろうか。
今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
第793回(5/21〜5/26発売号より)
1位「嵐『俺たちは不滅』結成30周辺で再会の約束」(「女性自身」6月9・16日合併号)
2位「中尾彬さん三回忌 長男への相続 池波志乃の苦悩」(「女性セブン」6月4日号)
3位「〜ルックバック・昭和芸能スキャンダル〜 1枚の写真が狂わせた高部知子の壮絶な人生」(「週刊女性」6月9・16日合併号)
嵐、解散前から“再結成”報道のワケ
そうきたか。今月末でフィナーレを迎えるアイドルグループ嵐。先週本欄ではラストライブに関して厳しいメディア規制が行われていることを紹介したが、だからなのか、まだ5月31日を迎えていないのに、まだ解散していないのに、ライブネタがないからなのか、もう再結成話が(笑)。
そんな切り口の特集をしているのが「女性自身」だ。その内容はというと、今回のラストツアーで“完全に嵐の活動を終了”させるつもりだったメンバーたち、しかしツアーを行う中で、“いつかまたファンとも再会できる機会を作りたい”と考えが変わってきたらしい。さらに一番のネックである大野智も、再結成について否定することなく“話は聞く”という姿勢だという。
つまり再結成も夢ではないということだ。
もちろん、これらの内容は嵐メンバー本人が直接語っていることではなく、芸能関係者やらイベント関係者やらの匿名コメントをつなぎ合わせてひねり出したもの。ようするに再結成は嵐メンバーたちの“思い”ではなく、関係者たち(それも利害関係者たち)の“願望”といったほうが正しいだろう。
グループが解散すれば、次は再結成ネタに行くのは定番、つきものだ。例えばSMAPにしてもあれだけの大騒動を繰り広げ、キムタクの裏切りや番組での公開処刑、ジャニーズ事務所幹部の逆鱗、メンバー間の不仲、新しい地図での独立など、さまざまな事象が巻き起こったにもかかわらず、最近まで再結成話は散見されていた。
その後、中居正広性加害問題勃発で再結成はありえない話となり、芸能ニュースから消えたが、それに比べて嵐はメンバー間の関係も良好だ。大野の気持ち以外、現在のところ特に大きな問題はない。よって本人たちの気持ちはどうであれ、再結成を周囲が、そして利害関係者が切望するのも当然だろう。何度も言うが、嵐は現時点ではまだ解散してないけど(笑)。
その前のめり具合は、記事にも表れている。なにしろ再結成の具体的期日まで記されているのだから。
「嵐は5周年、10周年という節目で大規模なライブを行ってきました。そのため、再び結集するとしたら、30周年に当たる29年になるのではないでしょうか」
これは予想か予言か、はたまた妄想か単なる願望か、3年後の2029年まで、この「自身」記事のことをしっかり覚えておきたい。
中尾彬、また遺産相続問題を残した昭和スター
また昭和スターの晩節問題が勃発した。2024年5月に亡くなった中尾彬に遺産相続問題がくすぶっているという。
中尾といえば妻は池波志乃であり、芸能界きってのおしどり夫婦としてテレビでも仲良く共演する姿が中尾の亡くなる直前まで見られた。2人の間に子供はいない。そして中尾には池波と結婚する以前の1970年、女優の茅島成美と結婚して長男をもうけていた。よって中尾死亡後の相続人は池波と長男の2人になる。しかし「女性セブン」によると、現在に至るまで、池波から長男へ相続の連絡は一切ないのだという。
記事によるとその遠因、理由は池波の嫉妬らしい。再婚後も中尾の元妻と息子のことで喧嘩をしたこともあったという2人。さらに再婚直前まで息子に会いたいとメディアでも明かしていた中尾だが、その後は“おれには子供がいない”と態度を豹変させた中尾。亡くなるまで一度も息子に会うことはなかったという中尾。
池波の嫉妬を、そして愛情を一身に受け止めていたのだろう。だから多くの昭和スターのように、またしても亡くなった後に問題が残ってしまった。
今回中尾の相続問題を報じた「セブン」は、中尾逝去の直後にも元妻を直撃して「(池波サイドから)連絡は一切なく」との証言を得ている。そして三回忌にあたる現在(今年5月)再び直撃、「私にも息子にも何も連絡はないですよ」とのコメントから記事を作成した。きっとまた進展があれば続報をレポートしてくれるだろう。
それにしても、昭和スターは“晩節問題、汚し系“が多いなぁ。
高部知子、“ニャンニャン写真”と波乱万丈な人生
「週刊女性」の細田昌志による不定期連載「〜ルックバック・昭和芸能スキャンダル〜」が面白い。前回は1982年に発売された俳優・穂積隆信の大ヒット本『積木くずし』にまつわり、その後、穂積家を襲った不幸の数々が紹介された。
続いて今回は、ドラマ化された『積木くずし』(TBS系)で15歳にして不良少女を演じ大きな話題となった高部知子の“その後の人生”を追っている。懐かしい! そして世代的にもこのチョイス、好きです。
ドラマで大ブレイク中の高部を襲った“ニャンニャン写真”は衝撃だった。創刊から2年目の写真週刊誌「FOCUS」(新潮社)によるスクープ。写真週刊誌絶頂期到来の幕開けでもあった。さらに、その後写真を持ち込んだ“恋人少年”の急死、そして波乱万丈な高部の人生――。
懐かしすぎる。芸能マスコミが、週刊誌が元気だった時代。連載の今後が楽しみだ。
