嵐ラストライブ特集、ジャニーズ焦点の「女性セブン」と大野智“引退撤回”の「女性自身」
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

「週刊文春」(文藝春秋)がキャンペーンを張る高市首相事務所の“誹謗中傷動画”問題。追及された高市首相だが、公開された「文春」の有料証拠音声について「有料会員になって聞くのは難しい」「有料オンライン会員になろうとは思いません」だって。挙げ句、動画制作に関わったとされる秘書に確認しようとしたら「逆ギレされた」だと。いいのかこれで、日本の総理大臣が――。
今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
第795回(6/4〜6/9発売号より)
1位「感涙レポート 嵐のいちばん長い日」(「女性セブン」6月18日号)
同「大野智 引退撤回全真相『同期盟友と“全国行脚アイドル”に』」(「女性自身」6月23・30日合併号)
参照「感泣秘話! 嵐は永久不滅! 松本潤『体調不良説』の真相と『聖地』のいま」(「週刊女性」6月23日号)
2位「中居正広直撃!『任侠ビデオ映画で俳優復帰』急浮上」(「女性自身」6月23・30日合併号)
3位「三田佳子が明かした『遺産7億円』遺言書」(「女性セブン」6月23日号)
嵐のラストライブ記事で“ジャニーズ”に焦点を当てた「女性セブン」
先週は「女性自身」「週刊女性」が合併号だったため紹介できなかったが、今週やっと出そろった女性週刊誌3誌による、“嵐0531ファイナル特集”。ラストツアーまでは厳しいメディア規制があり、踏み込んだ情報もあまりなかった女性週刊誌だが、嵐が解散となった現在、どんな切り口で嵐ファイナルを報じているのか。
まずは「女性セブン」。ラストライブ前、松本潤がメンバーや関係者に発破をかけたこと、スタッフからのプレゼント、そして生配信されたライブについてレポートされる。まあ、ここまではお決まりだが、しかし興味深いのが“ジャニーズ”についてのいくつかの記述だ。
まずはこれ。
「嵐は長年トップクラスの人気を維持し続け、ひとりの離脱者も出すことなく完走しました。旧ジャニーズ事務所においても、きちんとした形で解散ライブを行ったのはフォーリーブス、シブがき隊、光GENJI、V6のみ」(芸能関係者のコメント)
そう言われれば確かに――。しかし、このことが暗示するのはそれだけジャニーズ事務所がアイドルを縛り、支配していたことに他ならない。ジャニーズの歴史では数多くのグループにおいて離脱者が出て、最後まで完走できず、そしてジャニーズ事務所との関係から解散ライブも許されなかったということだ。考えると恐ろしい。
さらに「セブン」記事は、ラストライブ会場に旧ジャニーズ時代の先輩後輩が集結、中には“育ての親”でありジャニーズ事務所元社長、藤島ジュリー景子の姿があったことも報じているのだが、その上で二宮和也のこんな“ジャニーズ発言”に焦点を当てるのだ。
「今日、ぼくはジャニーズ人生を終えます」
そして「セブン」記事では二宮発言について、こう解説される。
「ジャニー喜多川氏の性加害問題で旧ジャニーズ事務所が廃業して以降、同社の公の場で出すことはタブー視されてきましたが、二宮さんはラストステージであえてジャニーズの名前を連呼して関係者を驚かせていました」
「ファンの前できちんとその名を口にすることで自身の原点に区切りをつけたかったのでしょう」(別の芸能関係者のコメント)
嵐のラストライブ記事であえて“ジャニーズ”に焦点を当てた「セブン」。時代は移りゆき変わりゆくものだ――。
大野智“引退撤回”と報じた「女性自身」
次は「女性自身」だ。「自身」が注目したのが“今後の大野智”について。そして、ぶち上げたのが引退撤回だ。
「しかし驚きの情報が――。大野は退所後も引退はせず、芸能活動を継続すると一部メディアが報じたのだ」
うん? でも、しかし大野はかなり以前から“アイドルを辞めたい”という意思を持ち、2017年頃からは“嵐の活動を辞めたい”と言って嵐の活動を休止させたが、決して芸能活動を辞めたいとは言っていないはずだ。そして所属する旧ジャニーズ事務所を辞めるとも言って、それは実現したが、だからといって芸能活動、アーティストを辞めるとは言っていない。
そもそも“芸能活動”とは多岐に渡るものだ。実際、大野も“嵐活動休止前”も“後”も絵画や細密画、そしてオブジェやフィギュアなどの立体作品を数多く制作、アート界で長年活躍するアーティストだ。
しかし「自身」はそう考えなかったようだ。昭和・平成的な解釈で、芸能活動イコール芸能界での活動であり、事務所を辞める=芸能界引退=芸能に関する活動はしないという狭義な解釈で、芸能活動引退を宣言してもいない大野に向かって“引退撤回”だって。なんだか笑った(ちなみに記事ではジュニア時代からの盟友・町田慎吾と全国ダンス行脚する願望があるらしい、これまた信じがたい話だ)。
そして「週刊女性」だが、ツアー中にファンから松本潤の顔色が悪いと体調不良が心配されていたが、ツアーに向けてダイエットに取り組むなど、追い込みをかけていたせいらしい。それ以外には特筆するものはなかった。以上。
中居正広直撃!「女性自身」の残念すぎる記事
25年末に中居正広を直撃した「女性セブン」に続き、今週「女性自身」も中居直撃に成功した! 一体何をしゃべったのか。その前に、なぜ「自身」が中居を直撃したか説明しておこう。
「自身」によると、主に任侠作品を制作するオリジナルビデオ業界が中居に目をつけたらしい。俳優としても高く評価されていた中居を任侠作品で復帰させる。地上波や外資系動画配信プラットフォームでは復帰は難しいと言われる中居だが、レンタルビデオ専用のオリジナルビデオならハードルは低くなる。
一方、オリジナルビデオ業界も動画配信の台頭で苦境に立たされている。だから中居とオリジナルビデオ、両者が組めば一挙両得! というわけだ。実際、中居のもとにはオリジナルビデオ業界からのオファーも届いているという。
そんな情報を入手した「自身」。早速、都内繁華街で高級輸入車から降りてきた中居を直撃した! ワクワク。バケットハットにサングラス姿だったという中居だが、「自身」記者が声をかけると「意外にもテレビで見せていた人懐っこい笑顔を浮かべながら、取材に応じてくれた」らしい。その内容に期待が膨らむ。そして記者とのやりとりは以下だ。
「――芸能界復帰はあるのでしょうか?」
「いやー、そんな話はないよ。もう勘弁してよ(笑)」
以上。嘘かと思ったが、これだけだ。オリジナルビデオや任侠作品については聞かなかったの? 他にも聞きたい質問いっぱいあるでしょ? 誌面に書かなかっただけ?
せっかく直撃に応じてくれたのに、あまりに残念で、あぜんとさせられた直撃だった。
三田佳子、遺言書を作成した理由
公証役場で遺書を作成したことを『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で明かしていた三田佳子。そのことを改めて「女性セブン」が掘り下げている。
財産はないが、不動産など7億円ほどあるという三田。「セブン」記事によると、遺言状を書いたのは“争族”の火種になりかねないからだという。
当然頭に浮かぶのが、あの次男の存在だ。現在46歳の次男は1998年を最初に2000年、2007年、2018年、2022年と5回も覚醒剤で逮捕されている。さらに三田には、声優として活動する51歳の長男もいる。遺言書は必須だ。
