バズってるSNSグラビア
七瀬なな|レモンの光を着た午後

白いシーツに寄りかかる彼女は、
レモン柄のやわらかなビスチェを胸に抱き、
肩を大胆に見せたまま
午後の陽射しの中に横たわっていた。
淡い生成りの布に散る小さな黄色、
胸元に並ぶくるみボタン、
ほどけかけた髪の先に残る光。
そのすべてが、
夏の果実を少しだけ熟れさせたような匂いをしている。
「甘いもの、好き?」
そう訊かれた気がした。
けれど差し出されたのは菓子ではなく、
彼女の肌に映る
午後そのものだった。
レモンは爽やかな果物のはずなのに、
彼女がまとえば
ただ涼しいだけでは終わらない。
胸元に集まる視線や、
息をひそめるみたいな表情が、
その酸っぱさを
静かな色気へ変えてしまう。
あの部屋で熟れていたのは
果実ではなく、
きっと心のほうだった。
ひとくちも食べていないのに、
甘さだけが長く残る午後だった。
<七瀬ななXグラビア投稿より>

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最終更新:2026/08/04 20:00
