バズってるSNSグラビア
宇佐美彩乃|猫耳の午後は、すこしだけ噛む

陽の当たる屋外で、
彼女は猫耳のカチューシャをつけ、
頬をふくらませるみたいに
小さく唇をすぼめていた。
それだけで空気が変わる。
かわいらしさが
ただのかわいらしさで終わらず、
少しだけ牙を持ちはじめる。
白と黒のモノトーンの水着は、
潔いほどシンプルで、
そのぶん素肌の透明感を
まっすぐ引き出している。
ショートボブの毛先が風に揺れ、
肩から背中へと流れる線は
子猫のしなやかさと
よく似ていた。
背景はぼやけた日常の風景。
けれど彼女がそこに立つだけで、
ただの午後は
ひとつの舞台になる。
気まぐれで、
甘くて、
少しだけ意地悪な舞台。
猫という生きものは
撫でさせてくれるくせに、
完全には懐かない。
彼女の視線にも
それによく似た距離感がある。
近づけば逃げるわけではない。
でも、
心まで触れようとした瞬間に
軽く爪を立ててきそうな気配。
だから見ているこちらは、
守られているのか、
試されているのか
わからなくなる。
その曖昧さごと、
午後はすこし甘く、
すこし危うい。
<宇佐美彩乃Xグラビア投稿より>

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最終更新:2026/08/23 10:00
