バズってるSNSグラビア
五木ゆうり|紅いサテンの午後

白い部屋のやわらかな明かりのなか、
彼女は赤いサテンのビキニをまとって、
灰色のラグに膝をついていた。
燃えるような赤なのに、
その視線は不思議なくらい静かで、
熱というより、
深く熟した果実の香りみたいに
こちらへ届いてくる。
細いストラップが肩にかかり、
艶のある布は素肌に吸いつくようで、
白い壁さえ少し頬を染める。
彼女の腹部にきらりと光るピアスは、
午後の沈黙に落ちた
小さな火種のようだった。
何も起きていないはずの部屋で、
ただ彼女がそこにいるだけで、
空気はこんなにも甘くなる。
触れればこわれそうなのに、
見つめるほどに
こちらのほうが崩れていく。
あの赤はたぶん、水着の色ではなく、
ためらいを脱いだ心の色だ。
彼女が少しだけ首をかしげるたび、
午後はもう戻れないところまで
やわらかく、
危うく、とろけていく。
<五木ゆうりXグラビア投稿より>

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最終更新:2026/09/06 10:00
