バズってるSNSグラビア
伊織芽衣|紺色の午後に、ひざまずく夏

陽の強い午後、
白く照り返す地面の上で、
彼女は紺色のワンピース水着をぴたりとまとい、
少しだけ脚を投げ出すようにして
こちらを見上げていた。
胸もとを縁取る白いライン、
濡れてもいないのに、
どこか水の気配を帯びた布のつや。
無防備に差し出された太ももと、
額にかかる前髪の影が、
まるで夏の秘密を
ひとつずつ教えてくれるみたいだった。
片腕を額の上にかざす仕草は、
陽射しを避けるためだけじゃない。
こちらの視線を受け止めながら、
少しだけ困らせるための、
やさしい悪戯でもある。
あの紺色は、
少女の記憶に似ているのに、
その輪郭はもう、
充分すぎるほど大人だった。
近づけばきっと、
塩ではなく甘い匂いがする。
夏はいつも明るいふりをして、
こんなふうに
人を静かに溺れさせる。
<伊織芽衣Xグラビア投稿より>

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最終更新:2026/10/10 09:00
