バズってるSNSグラビア
藤白ちらり|ミント色の午後、ほどける羽衣

体育館のように明るい床の上で、
彼女はミントブルーの小さなトップスと、
白いラインの入った透ける羽織をまとっていた。
腰骨のあたりで結ばれた細いリボンが、
まるで夏の風を捕まえているみたいに揺れる。
ふたつ結びの長い髪は、
肩先から胸元へ波のように落ちて、
無邪気なはずの横顔に
少しだけ秘密の影を落としていた。
肌にのる光は淡く、
その白さは眩しいというより、
触れれば消えてしまいそうな
夢の輪郭に似ている。
透ける袖の向こうに見える腕、
きゅっとくびれた腰、
低く沈んだ視線。
それらはどれも
「見て」と言わないまま、
見てしまった者の心だけを
ゆっくり奪っていく。
もし午後というものに
妖精の制服があるなら、
きっとこんな色をしている。
スポーティーで軽やかなのに、
どこか甘く、
どこか危うい。
彼女がそこにいるだけで、
何もなかった床の上が
恋の練習場みたいに変わっていく。
羽衣のような袖がふわりと揺れるたび、
現実はすこし薄まり、
代わりに胸の奥で
やさしい熱だけが濃くなっていった。
<藤白ちらりXグラビア投稿より>

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最終更新:2026/10/26 10:00
