CYZO ONLINE > 芸能ニュース > SixTONES、Snow Manより期待大

『行列』後に冠番組がスタートするSixTONESが「Snow Manより期待大」と言われる独自の事情

『行列』後に冠番組がスタートするSixTONESが「Snow Manより期待大」と言われる独自の事情の画像1
SixTONES(写真:サイゾー)

 現在テレビ業界では、SixTONESに対する期待が高まっているという――。

SixTONES森本、好演も意外なツッコミ

 今年3月で終了する日本テレビ系『行列のできる相談所』(毎週日曜夜9時)の後番組として、4月から始まるのはSixTONESのゴールデンタイム初冠番組『Golden SixTONES』だ。SixTONESの6人が、ゲストともにトークやゲームを繰り広げていくもので、昨年9月と今年の元日には、『Game of SixTONES』という番組名でパイロット版が放送され、好評を博していた。

 そんな『Golden SixTONES』のレギュラー化は、2月23日放送の日本テレビ系『ザ!鉄腕!DASH!!』(毎週日曜夜7時)において、メンバー全員で出演したSixTONESに対し、TOKIOのリーダー城島茂からサプライズで発表された。旧ジャニーズ事務所時代からの先輩・後輩で、日曜日の日本テレビを盛り上げていくことになる。

 SixTONESは、2020年1月にSnow Manとともに“2組同時メジャーデビュー”を果たしたが、Snow Manはひと足早く、2023年4月にTBS系の冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』がゴールデンタイムに進出している。

「デビュー当時、Snow ManよりもSixTONESのほうが人気も知名度も高かったのに、今STARTO ENTERTAINMENT所属グループの人気No.1はSnow Man。SixTONESにとっては、ライバルに水をあけられた状況でした。ただし、事務所内ではSnow Manに次ぐ人気であったのも事実で、冠番組がなかったのがおかしいくらい」(テレビ局関係者)

Snow Manになくて、SixTONESにあるもの

 今後のSixTONESについて、「地上波バラエティーで大きな存在感を発揮することになりそう」と話すのは、エンタメウォッチャーの大塚ナギサ氏だ。

「グループの冠番組では、毎回メンバー全員が出演するのが基本。当然全員のスケジュールを合わせる必要が出てくるわけですが、人気グループの場合、ソロでの活動も活発なので、同じグループとはいえ全員のスケジュールを押さえるのは簡単ではなくなります。

 そういう事情を踏まえると、10人前後のグループが多いなかSixTONESは6人なので、スケジュールの調整がしやすい。撮影にきちんと時間を割くことができれば、それだけおもしろい企画も成立しやすくなります。過去の例でいうと、5人組だったSMAPや嵐が冠バラエティーで人気を博したのも、そういった背景は無視できません。SixTONESは、人数が多いSnow Manとは異なる形で、バラエティー番組で大活躍する可能性を秘めていると思います」

 故ジャニー喜多川氏による性加害問題が取り沙汰されたことで、旧ジャニーズ事務所への“忖度”が消えつつあり、STARTO ENTERTAINMENT以外に所属するボーイズグループの活躍の場も広がった。JO1やBE:FIRSTのメンバーがバラエティー番組に出演することもあれば、STARTO ENTERTAINMENT所属タレントとも頻繁に共演するようにもなっている。しかし、ゴールデンタイムの冠番組となれば、やはりSTARTO ENTERTAINMENT所属のグループばかりであるのが現状だ。

「地上波テレビはまだまだコンサバティブで、どうしてもSTARTO ENTERTAINMENTのブランド力に頼るところがある。旧ジャニーズ事務所時代から多くのグループが地上波バラエティーで活躍してきたこともあり、STARTO ENTERTAINMENT所属グループのファンであれば、ファンはテレビを見てくれるという計算があるのでしょう」(大塚氏)

 性加害問題以降、一時期は旧ジャニーズ事務所に所属するタレントを起用することへのハードルが高くなったが、現時点ではそういった空気感もかなり薄れている。SixTONESはもちろんのこと、ほかのグループの冠番組が次々と始まる展開も予想できそうだ。

SixTONES松村の魅力

(取材・文=サイゾーオンライン編集部)

サイゾーオンライン編集部 

芸能・政治・社会・カルチャーなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト。

X:@cyzo

サイゾーオンライン編集部 
最終更新:2025/03/01 22:00