埼玉西武ライオンズが快進撃「あれ? 強くね?」…そして、データで振り返る、昨年の歴史的弱さ

構成作家で元芸人、そして生粋のライオンズファンであるかーしゃが、プロ野球界で今まさに起こっている出来事や珍記録、珍騒動、そして助っ人外国人の知られざるエピソードを、独自の視点で解説。「そんな記録あった?」「なんで知ってんの?」と唸るマニアック情報を、データと野次を交えてお届けします。
野球ファンも、そうでない人も、ちょっと笑って、ちょっとためになる──そんな“プロ野球うんちくトークショー”、開幕です!
プロ野球と助っ人外国人の情報ならお任せあれ
どうも! かーしゃだよ! 元芸人で現在は構成作家として活動しています。
プロ野球と助っ人外国人が好きで、特技は『50音何を言われてもプロ野球助っ人外国人の名前とマニアックなエピソードを語れる』ことです。所沢市出身の埼玉西武ライオンズファン歴31年でもあります。
昔住んでたマンションに元ライオンズのコーリー・ポール選手も住んでいました!
……誰だよ!
でも、2年連続三冠王とったすごい選手なんですよ!
……2軍でだよ!
今回からプロ野球に関する記事を、大好きなプロ野球と助っ人外国人のちょっとしたうんちくを、ちょこちょこいれつつ自由に書かせていただきます。
埼玉西武ライオンズの快進撃
今回のテーマは「埼玉西武ライオンズの快進撃」。
「あれ? 西武強くね……?」
なんて、プロ野球界がちょっとだけざわついております。
埼玉西武ライオンズ、現在19勝15敗で首位と1ゲーム差の3位。(2025年5月12日現在)「3位かい!」って思う人もいるかもしれないんですが、大大大健闘しているんですよ! だって、2024年は49勝91敗3分(勝率.350)でダントツ最下位だったんですから!
……負けすぎだよ! こんなに負けることあるんですね。
2024年ライオンズが残した不名誉な記録
昨年の91敗は球団ワースト記録ですが、その他にも不名誉な記録をたくさん残しました……。ここで少し、データを見ながら振り返ってみましょう。
①パ・リーグ史上最低のチーム打率.212
チーム打率.212は、千葉ロッテマリーンズの前身である大映ユニオンズが1957年に記録した.213を下回り、パ・リーグ最低記録を更新。
1957年は68年前。5000円札が初めて発行された年。
……ピンと来ないくらい昔だよ!
②球団ワーストの本塁打数
シーズン本塁打数60本は、1951年の63本を下回り球団ワースト。1球団の本塁打数が、2013年にバレンティン(ヤクルト)が記録した個人ホームラン数と一緒!
……打たなすぎるよ!
ちなみに、バレンティン選手の好物はフライドチキン。なんと、球団からの説教中にもフライドチキンを食べ続けて、危うくフライドチキン禁止令出そうになってました。
……どんだけ好きなんだよ!
③開幕からのロッテ戦16連敗
プロ野球の同一カードでの連敗記録を更新しました。同じチームにやられすぎだよ!
最終的に昨年は、ロッテ戦4勝21敗。今年は、5月11日の時点でロッテ戦で4勝しており、昨年に並びました。
……苦手克服だよ!
このようにライオンズにとってもファンにとってもとんでもない年だったんです。この他にも、挙げたらきりがないくらい不名誉な記録が残りました。ファンのメンタルはボロボロで、野球を見るのが嫌になったファンも少なくなかったはず。
ちなみに、観客動員数はというと
2023年(71試合)1,422,853人 約20,040人
2024年(72試合)1,555,280人 約21,601人
……なんで増えてんだよ! ライオンズファン、ドM説。
これだけ弱かったのに、ファンは球場に足を運び続けました。それだけライオンズが好きなんです!愛されているんです! だから、今年の好調が嬉しいんです。
エース発見、3人の今年の快進撃の立役者
そんなこんなで今年は現在のところ首位と1ゲーム差の3位。なぜライオンズは強くなったのか。ここからは、今シーズンここまでのライオンズ好調の要因となっている選手を、独断と偏見で3人ご紹介します。
①やっと見つかった! 西武の1番・西川愛也選手
打率.283 2HR 10盗塁 OPS.774(2025年5月12日現在)
ライオンズは秋山翔吾選手が2019年に退団してから、6年間1番バッターを固定できていませんでしたが、今年、西川選手が不動の1番として活躍。
なんとここまでの第一打席の打率は.533(30打数16安打)です。素晴らしい1番バッターですね!
ちなみに、西川選手はアニメ『ハイキュー!!』のファンで、自身のグラブに作中の名言である「下を向くんじゃねぇぇぇぇ」という言葉が刺繍されています!
……2024年のライオンズファンは下向きっぱなしだったよ!
②打たれる気がしない!エース・今井達也投手
4勝1敗 防御率0.51 (2025年5月12日現在)
打たれる気がしません。すぐにでもメジャー通用しちゃいそうです。
防御率はリーグ1位。また、奪三振数55個も被打率.129も得点圏被打率.000もHQSが7も投球回53回も全項目リーグ1位!1位独占です!
……DHCかよ!
③チームの再建と勝利を両立! 名将の予感・西口文也監督
監督の手腕もチーム好調の要因です。昨年までは2軍監督を務めていたこともあり、若手育成とチーム事情も熟知し、投手出身ならではの「守りの野球」を実践。若手選手を積極的に起用して経験を積ませながら勝っていく、チームの再建と勝利を両立しているのです!
ちなみに、西口監督は駅伝が好きで、中学・高校、富士山女子駅伝、ニューイヤー駅伝、箱根駅伝全部見てるらしいです。
……見すぎだよ!
今年のライオンズは本当に強い?
シーズンが始まってまだ一か月半。まだまだ序盤です。プロ野球解説者のほとんどがライオンズを最下位にしていました。喜ぶのは早すぎるのかもしれません。ただ、昨年の地獄を経験したファンにとって、今年のライオンズは強すぎて、プロ野球が楽しくてしょうがないんです! 皆さんの周りにライオンズファンがいたらはしゃいでいてもそっとしておいてあげてください。
今年のライオンズは間違いなく強いよ!!
ここで、助っ人外国人のちょっとした情報をひとつ。
元阪神のトニー・タラスコ選手(2000)。試合中、抜け出してマライアキャリーのコンサートに行ってました。
……行くんじゃないよ!
奥さんがバックダンサーで踊ってたらしいんです。
……それでも、試合は出なさいよ!
それでは、今回はこのあたりで。次回の記事でお会いしましょう。
……終わりだよ!
イチローも危惧「野球のデータ化」
ハマの規格外助っ人「過剰要求」
■かーしゃ主催のイベント情報
かーしゃはプロ野球に関するイベントを開催しております! どれもプロ野球ファンなら楽しめるイベントです! ご興味ありましたら是非ご参加ください。
①12球団ファン対抗プロ野球ネタバトル2025〈5月公演〉
毎月1回行われ、シーズンを通した合計ポイントが高いチームが“リーグチャンピオン”として年末の「日本シリーズ」で激突します!
審査員は元日本代表G.G.佐藤さんと、ずんさんです!
日時:2025年5月26日(月)18:50開場 19:15開演 21:15終演予定
会場:東京・角筈区民ホール(東京都新宿区西新宿4丁目33−7)
料金:会場前売3500円 会場当日4000円 配信1800円
※会場チケットはユニフォーム着用で500円引きになります
チケット:会場チケットはpassmarket、配信チケットはツイキャスで販売中。
会場チケット
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/028gakud1me41.html
配信チケット
https://twitcasting.tv/ka_sha27/shopcart/373459
<出演者>
MC:でび
特別審査員:G.G.佐藤 / ずん
球団ファン芸人:湘南デストラーデ(ジャイアンツファン) / おちもり(タイガースファン) / サルベース(ベイスターズファン) / ザ・ギース(カープファン) / アモーン(スワローズファン) / 孝行球児(ドラゴンズファン) / ミスター大冒険。(ホークスファン) / モシモシ(ファイターズファン) / ハマノとヘンミ(マリーンズファン) / パンダパーク(イーグルスファン) / トワイライト渚(ライオンズファン) / シンバルモンキー(バファローズファン)
②試合後に一緒に打ち上げしませんか?
日時:2025年5月17日(土),18日(日) 18:00開始 21:00終了予定
会場:Grow Garden Toriyama(東京都東大和市蔵敷1丁目391)
料金:会費3500円 飲み放題アルコール2200円ソフトドリンク1100円
チケット:TIGETにてご予約受付中
5/17▶︎ https://tiget.net/events/393618
5/18▶︎ https://tiget.net/events/393623
お問い合わせ先
080-5659-5215(Grow Garden)