高市早苗新総裁のホンネが垣間見える…… 参政党よりも危なっかしい女性総理が誕生する可能性大
次は、人気グループ「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE(以下ランぺ)」の吉野北人(28)が7年越しの恋人がいるというお話。
ランペはライブを中心に活動しているという。
「今年は三月のアリーナツアーを皮切りに、六月からホールツアーも開催。十一月にはバンコクやソウルでの公演も予定しており、チケットの売れ行きも良好です。さらには、来年二月から全国十一カ所をまわるライブツアーも発表され、ファンは会える機会が多いと喜んでいます」(芸能記者)
「ランぺの結成は十四年九月。前年に開催されたオーディションで約三万人の応募者の中から見事ボーカルの座を勝ち取ったのが、川村壱馬、RIKU、そして吉野だった。吉野はボーカルとしてグループを支えるだけでなく、俳優としても頭角を現し始めている」(文春)
「十八年に俳優デビューした吉野は、二十年公開の映画『私がモテてどうすんだ』で初主演を飾った。その後立て続けにドラマや映画に出演し、今年一月公開の鈴木おさむ脚本映画『遺書、公開。』では、実力派俳優の宮世琉弥や髙石あかりをおさえ主演に。謎を解明していく鉄道マニアを好演した」(テレビ局関係者)
そんな人気者が、9月7日、大阪でのライブを終え、送迎車で向かったのは都内の自宅マンションだった。
自分のマンションに帰るのに何の不思議はないが、そこには一緒に暮らしている年上女性がいるというのである。
「都内のレーベル会社で社員として働いているA子さんです。十六年に入社し宣伝部に配属された菜々緒似の美人で、広報スタッフとして主にLDHのアーティストを担当。ランぺには彼らがデビューした十七年から携わっており、そのころ吉野と出会った。十八年には交際をスタートさせたようです」(吉野の知人)
A子は30代前半。東京・港区で生まれ育ち、高校卒業後留学して、アメリカの大学を卒業した。読者モデルをやっていた過去もあるという。ハイスペックなお嬢様に吉野はゾッコンなのだそうだ。
この2人、お互いの両親にも紹介済みだという。
9月8日、ライブの後、宮崎から息子の姿を見に来た両親と送迎車に乗り、A子が待つ渋谷区の高級焼肉店へ向かったという。
彼女もそろそろ結婚を考えているそうだ。
「A子は近々、長年勤めた職場を退職して、別の仕事をするみたいで、転職を機に『いい年齢だし、結婚したい』と話していました」(A子の知人)
7年越しなら、長すぎた春にならないように、そろそろ結論を出したほうがいいよ。
次は新潮の外国人町探訪ルポ。群馬県の大泉町は5人に1人が外国人なんだそうだ。
総人口約4万1000人。そのうち外国人が9071人。国籍別にみるとブラジル人が多く4829人。ペルー人が1070人。ネパール人が601人。インドネシア、ベトナムと続くという。
この街には戦時中から軍需産業の工場があったため、戦後もスバルや三洋電機(現・パナソニック)といった工場ができて発展してきたが、90年代には人手不足が深刻化し、日系ブラジル人の受け入れを進めたという。
そのため、30年来ここで暮らすブラジル人も少なくなく、同町の小学生1943人のうち、約22%の433人が外国人だそうである。
いいじゃないか、そこで暮らしながら、いろいろな国の文化を学べる。子どもにとってはいい環境だと思うのだが。
だが、町役場にも通訳がいて、ポルトガル語の広報もある。それがために、30年も住んでいるのに日本語の「通訳」としかいえない日系人もいて、日本語しかわからない子どもとコミュニケーションが取れない家庭もあるそうだ。
新潮は、彼ら外国人たちの「犯罪」が目立って多いというが、頷くにはデータが少なすぎる。
さらに、生活習慣の違いからくる近隣住民の声をひろう。トルコ人の近隣女性(70代)は、
「あの人たちは基本的に外で生活している。テーブルを置いて深夜まで家族や仲間たちとガヤガヤしているので、うるさくてたまりません」
それは迷惑だろう。市に相談して、彼らに話してもらったらどうか。外で話すのは夜12時までとか。
また、この町には派遣会社があるそうだが、登録している労働者の9割は外国人だそうだ。派遣会社の中にはブラックなものも多いという。
そいう会社は十分な研修を行わないで紹介するケースもあり、紹介する企業までブラックということがあるそうだ。
中には、不法滞在になった外国人を雇う派遣会社も存在するそうだ。これは住民たちでどうすることもできはしない。市や県の出番だろう。
現在4期目の村山俊明町長(63)は日系ブラジル人の女性の同棲愛カップルのために、自らが立会人になり、結婚式を執り行ったという。共生社会をどう生きるかを自ら範を示している。立派なものだ。
だが、先の参院選で、参政党の候補が大泉町で1位になったという(群馬選挙区全体では自民党候補が当選)。
住民の不満もわかるが、外国人の飲食店などを目当てに来る人も多くいるという。共に町を活性化していくことこそ、大事なことではないか。
外国人の労働者の受け入れは、この国が少子高齢化というハンデを持ちながら、世界に伍していくため避けられないものである。その好例として大泉町のケースが日本中に広がっていく。日本中から「共生」の実態を知りたくて多くの人が来るのではないか。
お前の町には外国人が少ないからそんなことをいえるのだといわれれば、頷かざるを得ないが、遠くないうちにここらあたりも外国人の姿が増えていくのであろう。そのためにも大泉町を注視していきたい。
お次は、三笠宮家の“内紛”である。
「ヒゲの殿下」として親しまれた故・三笠宮寛仁さんが生前、妻の信子さんと“不仲”だったことはよく知られている。
それは、寛仁さんのアルコール依存症のためだったといわれているらしいが、2009年、信子さんは千代田区の旧宮内庁長官公邸に移り住んだ。
夫婦には子どもでもわからない事情があると思うのだが、娘の彬子さんは母親を許せなかったようだ。
「十二年に寛仁さまが薨去しましたが、信子さまは病院に足を運んでも、彬子さまらの意向で最後まで寛仁さまと面会させてもらえなかった。一方、生前の寛仁さまから離婚の意志をお聞きになっていた彬子さまは、いわゆる“死後離婚”のような形で両親の婚姻関係を解消できないかと模索されていた。また、皇室典範上、夫を失った親王妃は臣籍降下も可能です。ただし当然、信子さまご本人の承認がなければ難しいので、彬子さまが麻生氏に面会して打診したこともあった」(三笠宮家関係者)
そこでこんな妥協案がなされたという。
「寛仁さま薨去を受けて、『寛仁親王家』の次期当主を決める必要がありました。親王が薨去すれば、親王妃である信子さまが継ぐのが慣例ですが、百合子さまは彬子さまを推挙したため、信子さまとの話し合いがまとまらなかった。結局、寛仁親王家を廃し、信子さまと彬子さま、瑶子さまが三笠宮家に合流することとなったのです」(同前)
だが当主の百合子さんが昨年、101歳で薨去されてしまったため、彬子さんの「当主」路線が固まってきた。
それに当然ながら信子さんが反発していた。
文春によれば、9月30日、宮内庁の特別会議室に石破茂首相や衆参の正副議長、宮内庁長官ら8人が集まったという。
「議題は、空席となっていた三笠宮家の当主について。宮家の当主になると国から支払われる皇族費が増額されるため、皇室経済会議を経る必要があるのです。この日の会議では、三笠宮家の当主を彬子さまとすることが正式決定しました。さらに、信子さまが独立して新しい宮家を創設され、その宮家の当主となられることも併せて決まりました」(宮内庁担当記者)
結婚により民間から皇室に入った女性が新しい宮家を創設するのは、旧皇室典範の施行(明治22年)以来、例を見ないそうだ。未婚の女性皇族が宮家を継ぐのも163年ぶりだという。
その結論を西村長官が信子さんに伝えに行った。
「信子さまはしばらく憤懣やるかたないご様子でした。そんな信子さまを説得するために宮内庁側が持ち出したのが、三笠宮家から独立して新しい宮家を創設し、その宮家の当主となることでした。このプランのポイントは皇族費。現状、信子さまは当主ではない親王妃のため、法定の皇族費は千五百二十五万円。一方、独立して別の宮家を創れば皇族費は三千五十万円と倍増する。このことから『三笠宮家を継がずとも、実入りが増えます』『高円宮妃殿下(久子さま)と同じ額の皇族費が入ります』などとお伝えし、なんとかお気持ちを収めていただいたのです」(宮内庁関係者)
我々下々の間でも、母親と娘というのは、いい時はいいが、悪くなると手が付けられない。高貴なるお方の家でも同じようである。
さて、時代は地方の時代だということが、スキャンダルを見ていてつくづく思う。
斎藤元彦兵庫県知事、田久保眞紀伊東市市長、小川晶前橋市長。それ以外でも何人もいるが、彼ら彼女たちは時代の寵児である。
県や市の名前を全国に広げた功労者である。そこの住民たちは勲章を上げてもいいのではないか。
今の話題は小川前橋市長(42)である。最初に彼女のラブホ密会を報じたのはNEWSポストセブンだった。
だが、小川市長は斎藤や田久保と同様、ハイわかりました、辞めますとはいわなかった。
文春は、小川のラブホ密会を暴いたのは「奥さま探偵団」の執念だったと報じている。
「発端は昨年七月、ある女性Aさんが会社経営者である夫の不倫を疑ったことだった。関係者への取材をもとに、その経緯を再現する。
Aさんの夫は、仕事関係で知り合った小川市長に夕食後の時間帯、度々、電話で呼び出されていた。夜間、夫と市長は何をしているのか。Aさんは同じく経営者を夫にもつ主婦仲間である2人に相談した。
『そこで、女性3人で黒のキャップを被って尾行を行うことにしたのです』(奥さま探偵団関係者)」
だが、なかなかシッポは掴めなかったという。
今年2月、Aさんの夫と小川市長が同じ会合に参加すると分かり、再び奥さまたちが出動したという。すると小川市長は高崎市内のコインパーキングに自分の車を駐車し、そこに、謎のボルボが迎えに来て小川市長を乗せて、どこかへ走ってゆく。探偵団は、Aさんの夫とは別の男性の気配を覚知したというのである。
「そして今年七月――。前橋市の繁華街のパーキング四階に偶然車を停めていた奥さま探偵団の一人が、見覚えのあるボルボを五階で発見した。待つこと数時間、ボルボに乗り込んだのは、身長百七十センチほどで中肉中背、メガネをかけた中年男性だった。五階は市職員専用の駐車スペースであり、目撃した奥さまは、『市役所の人間ではないか』とピンときた」(文春)
さらに追跡を続けると、小川市長と幹部の2人は7月から9月までの間、10回以上にわたりラブホテルに通っていたというのだ。
小川市長は、その男と別れて、別の男と会ったこともあったというから驚く。
この度々会ってラブホへ行っていた男というのは、「家庭のある秘書課長(当時)」(市政関係者)だというのだ。
小川の支援者は、地元では政界、経済界を問わず、複数の男と付き合っているのではないかという噂が絶えないという。またこうもいっている。
「本人はちょっとワルっぽい人が好きなんですよ。色黒で、ガタイが良くてマッチョで、金のアクセサリーをジャラジャラさせているような。『(元プロ野球選手の)清原(和博)みたいな人が好き』と周囲に言っている。それと彼女は、会話しながら口を大きく開けるのが特徴的。“エロ可愛い”と意識してるんだと思います」
“乱倫”市長の父親は意外にも、「農家であり、空港関連の土地の接収を巡る成田闘争(三里塚闘争)に参加する活動家なのです。『全国農民会議』の共同代表を務めています」(地元政界関係者)という。
これだけ色々な男性たちとの関係が暴露されても「辞めない」のは、父親譲りの「信念」があるからだろうか?
父親は新潮のインタビューには答えている。
「もちろん、応援したいことはしたい。ただ、責任は持ってほしい。そして一度やると決めたのなら、やればいい。娘は昔から意志の強い子だったから」
“やりたい”ことが違うほうへ向いたのだろうか?
今週の最後の記事は、週刊現代の高市早苗インタビューである。これが発売されたのが9月29日。恥ずかしながら、高市早苗が総裁になるとは考えていなかったので(現代も前の号で「進次郎、総理になる」という特集を組んでいた)、見過ごしてしまった。読者諸兄に謝りたい。
このインタビューの中に、少しだが、高市のホンネが垣間見える。いくつか紹介しよう。
インタビュアーは政治解説者の篠原文也。まずこんなエピソード。
篠原が、松下政経塾の出前講座に行った時、ちょうど中曽根政権だったが、高市に「中曽根総理をどう見ていますか?」と問うと、高市は「人間的には好きじゃありません。でもやっていることは間違いないと思います」と答えたという。
また、尊敬するリーダーはイギリスの元首相・マーガレット・サッチャーだと聞かれると、
「サッチャーさんは落選中に結婚されたんですよ。私もサッチャーさんに倣って、落選中にバタバタと結婚しました」と話している。サッチャーの政策実現能力ではなく、単に落選中に結婚したことを挙げているのが彼女らしい。
参政党についてや靖国参拝についても聞いている。
篠原 7月の参院選では参政党が躍進しましたよね。
高市 正直、お付き合いのある方がいなくて……。ただ、分かりやすい言葉でパワフルに発信する力がありますね。
篠原 安倍政権のときに自民党を支持したコアな保守層がかなりの数、新興政党に流出してしまっている。高市さんに対しては、それをもう一度引き寄せてくれという期待感があると思うんです。
高市 それは感じますし、自分の仕事だと思っています。
篠原 高市さんは前から、「総理になっても靖国神社に参拝する」と言っていましたよね。
高市 前回はそれで負けたと言われて、怒られています。
篠原 今は言わないようにしているんですか?
高市 総理になってから環境をつくりたいと思ってます。
篠原 でも気持ちの上では、やっぱり参拝したいという思いがあるんでしょう?
高市 私はずっと参拝を続けてきましたからね。本来、違うはずなのに、外交問題にしようとしている人たちがいる。
韓国、中国と対話をしようというのなら、首相在任中は靖国へは行かないというぐらいの覚悟がなければ、相手がまともに応じないだろう。その中国とはどうするのか?
篠原 では、その外交問題について伺います。日中関係に改善の兆しが出てきています。
高市 安倍(晋三)元総理もおっしゃっていた「戦略的互恵関係」という言葉が、ここに来て復活しています。これは私も重視したいと思います。
ただ言うべきことはちゃんと言わないと、信頼関係も深まりません。経済関係も大事だし、台湾有事を起こしてもらっては困るわけで、平和を守るためにも対話はします。
篠原 分かりました。自民党から票が離れてしまったもう一つの原因には、「政治とカネ」の問題もあると思います。
高市 そうですね。だけど、この通常国会で法改正も含めてやれることは相当やりましたよね。去年、岸田総裁が自ら責任をとって退陣された。それもすごく重いですよ。
中国とは対話するといっているが、いうべきことはいうともいっている。そのいうべきこととは何なのか? 政治とカネ問題の禊ぎは済んだともいっている。
女性初という“肩書”だけで世界は注目してくれはしない。高市早苗が丸出しの保守をむき出しにしてごり押しすれば、反発するのは韓国、中国だけではない。高市政権の前途は真っ暗だと思う。(文中一部敬称略)
(文=元木昌彦)