離婚から2年……篠田麻里子なぜ“需要増”? 「女性に勇気を与えた」アワード受賞相次ぐ今


離婚騒動に伴う休業を経て、昨年俳優として復活を遂げた篠田麻里子。現在、ネット上では「応援したい」「今の方が魅力的」といった声も目立っている。
篠田麻里子、あの騒動勃発から約2年半……連ドラ出演相次ぐ
篠田といえば、2022年8月に不倫疑惑が報じられ、夫婦が別居状態であることが明らかに。さらに、同年末には夫婦喧嘩の音声がネット上に流出し、大騒動へと発展した。
「騒動当時は篠田さんに批判が寄せられていましたが、会話の録音やLINEのトークデータが次々と流出したため、彼女に同情する声も多くありました。結局、23年3月に離婚成立を報告しましたが、結局本人たちから経緯の説明はなく、どちらに非があったのかなど、いまだ不明瞭なままともいえます」(芸能記者)
この騒動で決まっていた仕事がほぼキャンセルとなった篠田は、しばらく芸能活動を休業していたが、昨年1月期の深夜ドラマ『離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛-』(テレビ朝日系)で活動を再開。
同作で見せた大胆な濡れ場が大反響を呼び、その後は『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』(日本テレビ系)、『月曜プレミア8 今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕「遠火」』(テレビ東京系)、TikTokの縦型ショートドラマ『ときめき図鑑』(au)に立て続けに出演したほか、今年1月には出演映画『BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン~』も公開された。
篠田麻里子がアワード受賞「女性に勇気を与えた」
加えて、篠田は2月22日、同月から新たな連ドラ撮影に入っていることをインスタグラムで報告。同月には「ライフステージに応じた様々な悩みに直面しても、諦めずにチャレンジしている姿が多くの女性に勇気を与えた」との理由で「JAPAN FEMTECH SUMMIT AWARD 2025」を受賞したのに加え、篠田が社長兼プロデューサーを務める「株式会社yokayo」のボディミルクが「サステナブルコスメアワード2024」を受賞した。
昨年12月には、長年所属した芸能事務所「サムデイ」が突如破産したのを機に、フリーに転向した篠田。最近の活躍について、芸能ジャーナリストの竹下光氏はこう話す。
「AKB48のメンバーの頃からモデルとしても活躍するなど、もともと女性ファンも多かった篠田さんですが、離婚騒動により厳しい逆風を浴びました。しかし、離婚成立後、シングルマザーになった後に出演した連続ドラマ『離婚しない男』での体当たりの“艶技”が話題を呼び、紆余曲折を経て再起をかけて頑張る姿が同情や共感を呼んだのでしょう。さらに、ここに来て所属事務所が破産するといった逆境もあり、より応援してあげたいと思う人も出てきたのではないでしょうか。
また、4歳の娘さんを持つシングルマザーとして、やはり以前に比べると仕事選びの部分に関してもアグレッシブになってる印象です。『離婚しない男』で演じた役の出演オファーも、離婚騒動以前なら引き受けていなかったでしょうし。結果的には仕事の幅も広がり、需要も高まっている印象です」
来年40歳を迎える篠田麻里子、「親近感」湧く姿に反響
また、騒動以前、俳優としての世間の評価は“今一つ”という印象もあった篠田。騒動時は「今の篠田麻里子からママキャラを取ったら何も残らない」といった厳しい意見もあったが、今となってはむしろ「シングルマザーなのに、芸能活動と社長業まで頑張っていてすごいよ」「以前は気が強そうで近寄りがたいイメージがあったけど、今は頑張るママの姿に親近感が湧く」といった好意的な声も目立つ。
「先月配信されたネット番組『ダマってられない女たち』(ABEMA)では、篠田さんに密着。自身の騒動を振り返った彼女は、『1~2年前は、人生の中で一番つらかった』『芸能界もお仕事も、誰とも会いたくない(状態だった)』と語っていました。一人での子育てと仕事の両立は苦労が絶えないでしょうが、騒動を経たことで俳優として一皮剥けたのは救いともいえそうです」
昨年11月から新たにスタートしたYouTubeチャンネルでは、一人娘“めいたん”との日常などを公開している篠田。来年で40歳を迎える彼女の進化に、今後も注目したい。