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“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第791回】

嵐、最後まで「5人でテレビ出演なし」――ラストライブ生配信がU-NEXTになった裏事情

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

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嵐のメンバー(写真:Getty Imagesより)

 画期的判断だ。戸籍での性別記載について、“男性にも女性にも当てはまらない”ノンバイナリーの人が、性別を明らかにしない記載に変更するよう求めた裁判で、大阪高裁は「憲法14条の趣旨に抵触するもので是正すべき状態」と判断したらしい。性別は男と女だけではなく、“男とも女とも扱われない権利”が認められたということだ。

 最近はさまざまなアンケートなどでも、男女のほか“その他”があることも多くなっている。法のもとでは誰でも平等、この精神がさらに浸透していくことを願いたい。

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3

第791回(4/30〜5/12発売号より)
1位「嵐ラスト目前の重大決断『5人で出演しません』」(「女性セブン」5月21・28日合併号)
同「ラストライブ配信に込めた“嵐流”恩返し」(「週刊女性」5月26日号)
2位「細木数子さん 女帝の履歴書 島倉千代子さんとの恩讐50年」(「女性セブン」5月21・28日合併号)
参照「島倉千代子さん 壮絶“人生いろいろ”」(「週刊女性」5月26日号)
3位「香川照之 31歳年下妻との3歳息子偏愛で團子の猿之助襲名に『待った!』難癖」(「女性自身」5月26日号)

嵐、5人そろってのテレビ出演はなし

 今月末でいよいよフィナーレを迎えるアイドルグループ嵐。ラストライブツアーでは大きな盛り上がりを見せる中、しかし地上波テレビでは、5人そろっての出演はいまだない。そして「女性セブン」によると“今後もない”らしい。

 もちろんテレビ局は必死だったようだ。特に活動休止前に5人でレギュラーを務めた『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)や『VS嵐』(フジテレビ系)からは特番オファーが熱心にあったようだが、しかし「各局出ないことで揃えるのが感謝の印」とメンバーたちは考えたらしい。

 1局に出たら、すべての局に出演しないと不公平になる。だから、すべてに出ないのが“テレビ局への恩返し”という結論らしい。

嵐のラストライブ生配信、トホホな舞台裏事情

 理由はともあれ、5人そろっての姿はテレビではもう見られないということだが、「セブン」報道を受けて「週刊女性」がその舞台裏をレポートしていて、これが興味深い。

 記事によると、5人そろってのテレビ出演はしない嵐だが、しかし別の方法でテレビ局への恩返しを考えていた。それが5月31日のラストライブの一般向け生配信だ。大手配信サイトはテレビ局が運営したり業務提携していたりする。そして生配信チケットは6,000円。莫大な収入になり、結果的にテレビ局の利益にもなる、それが“嵐流の恩返し”ということらしい。

 そして面白いのは、ここからだ。当初、一般向け生配信サイトを選定するにあたりテレビ局への感謝を伝えるため、嵐がレギュラーを持っていたテレビ局のサービスから選ぼうとした。候補は日本テレビ系の「Hulu」、フジテレビ系の「FOD」、そしてTBSと資本業務提携の「U-NEXT」だ。結果選ばれたのはTBS系の「U-NEXT」。その理由がふるっている。

「日本テレビは元TOKIOの国分太一さんのコンプラ違反、フジテレビは元SMAPの中居正広さんの女性トラブルがありました。これらが今後、どう進展していくかも不明瞭な部分があるので、リスクを最小限にするため『U-NEXT』が選ばれたといいます」(テレビ局関係者のコメント)

 そんな内幕舞台裏があったなんて――。しかもすべて嵐の先輩に関するもので、かつ旧ジャニーズ案件。トホホな生配信舞台裏事情だった。

細木数子・島倉千代子特集で浮かび上がる、テレビ局の酷さとトンデモ体質

 Netflixドラマ『地獄に墜ちるわよ』(主演・戸田恵梨香)が大きな話題を呼んでいる。かつて一世を風靡し、テレビにも引っ張りだこだった占い師・細木数子をモデルにその生涯を描いた作品だが、戸田の迫真に迫る演技などもあり初登場でトップを飾り、その後も視聴ランキング1位をキープしているからだ。

 同時にドラマの中で登場する島倉千代子にも注目が集まり、「女性セブン」「週刊女性」ともに島倉にスポットを当てた特集記事を掲載している。

 しかし記事を読んで改めて思ったのが、延々と続くテレビ局の酷さとトンデモ体質ぶりだ。1983年以降、六星占術の創始者としてベストセラーを連発し、2000年代に入るとバラエティ番組に進出し大ブレイクした細木。

 当時からその不遜な態度、共演者への脅迫じみた発言、そして何より反社会的勢力との関係は一部では知られた話だった。しかし時には20%を超える高視聴率女王だった細木に、テレビ局はひれ伏した。「セブン」記事にも「“地獄に堕ちる”などの過激な発言はBPOなどでも問題視され、必要以上に細木さんを持ち上げるテレビ局の姿勢にも批判の矛先が向けられた」とある。

 それでもテレビは細木を持ち上げ、起用し続けた。2006年にノンフィクション作家・溝口敦氏が「週刊現代」(講談社)でヤクザとの関係などを徹底追及するまでは――。

 そう、まさにジャニー喜多川氏とテレビ局との異様な関係と同じだ。視聴率が取れる人物や事務所にひれ伏し、不都合な事実から目を背ける。時代が違うとはいえ、コンプラのかけらもない。

 そして、こうした体質は改まることなく、積もりに積もりジャニー喜多川問題が、そして中居正広・国分太一問題もが噴出した。それも自らの内部自浄、改善などではなく“外圧”によってだ。

 昔っからどうしようもない組織だったんだな〜。

香川照之、母親の違う2人の男児との関係

 香川照之が歌舞伎に目覚めてから、彼の周囲では恐ろしい事態が巻き起こってきた。幼少期に生き別れた父親・市川猿翁が体調を崩したことなどで2012年に父親と再会、46歳で歌舞伎界入りするだけでなく、父親と無理やり同居するが速攻で破綻するなどの騒動を巻き起こした香川。

 同時に長男を團子として歌舞役者デビューさせ、“猿之助を継がせたい”と並々ならぬ熱意を持っていた香川。2016年には團子の母親とは離婚するが、その後も團子を立派な歌舞伎役者にすべく奔走した。

 ところが2022年、銀座ホステスへの性加害で表舞台から姿を消し、その間に31歳年下女性と再婚し男児が誕生した香川。その男児(次男)が3歳になった現在、次男を溺愛し歌舞伎役者にと切望し、“次男にも猿之助襲名の可能性がある”と考え始めたという香川。一方、長男・團子との関係は微妙ならしい――。

 怖い。血縁がものをいう歌舞伎の世界。そして母親が違う2人の男児の存在。これからも、一波乱も二波乱もありそうな予感だ。

神林広恵

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に”『日本を脅かす! 原発の深い闇』、『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。

神林広恵
最終更新:2026/05/12 21:00