KAT-TUN・中丸雄一が活動再開もいまだファンが不信感を抱く“謝罪方法”

「ファンの皆様並びに関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。今後、中丸は初心に立ち返り、芸能活動により一層真摯に取り組んでまいります」

　STARTO ENTERTAINMENTが1月3日、公式サイトで人気グループ・KAT-TUNの中丸雄一の芸能活動再開を発表した。

　中丸本人もファンクラブサイトの動画にメンバーの亀梨和也、上田竜也とともに登場し、「今回、個人的なことで活動を自粛していました。そのことにより、仕事関係者の皆様と共演者の皆様と『KAT-TUN』の2人と、何よりもファンの皆様に大変迷惑を掛けてしまいました。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪している。

　中丸は日本テレビの元アナウンサーの笹崎里菜と昨年1月に結婚。

　しかし、同年8月に女子大生とアパホテルで密会していたことを「週刊文春」（文藝春秋）に報じられ、無期限の謹慎処分となっていた。

　芸能活動が再開となったことで早くもレギュラー出演していた『シューイチ』（日テレ系）での復帰も取り沙汰されているが、ファンの間では歓迎ムードというよりも、「まだ早いんじゃない？」といった厳しい声が飛び交っている。

　その理由をベテランの芸能記者が明かす。

「中丸の謝罪の仕方に不満を感じている人は多いようですね。確かに、謹慎する際も『シューイチ』のメインMCの中山秀征が代わりに謝罪していましたし、復帰の時も“個人的なこと”と言いながらKAT-TUNの他のメンバーを巻き添えにしていますからね。何なら亀梨のほうが中丸より深々と頭を下げていたくらいでした。謝罪動画も有料サイトのみの公開ですし、改めて謝罪会見をしてけじめをつけない限りは世間の納得は得られないのではないでしょうか」

『シューイチ』に関しては中丸の自粛期間中、同じ事務所のNEWSの増田貴久が出演した際は、「俺は中丸くんの代わりだから」と言及したことも話題となったものだが……。

「『シューイチ』は4月から土曜日も含む週2回放送にリニューアルされる予定で、そこが番組に戻って来られる最後のタイミングと目されています。水面下で復帰のお膳立てがあったとしてもおかしくはないですが、『アンジャッシュ』の渡部建や『ダウンタウン』の松本人志にしてもマスコミの追及から“逃げた”ことで、逆に復帰が難しくなってしまった。このまましれっと出演してもファンは心から応援しづらいでしょうし、早いうちに一人での会見を開いたほうが良いと思います」(同芸能記者)

　中丸は現時点ではまだ決まった仕事はないようだが、芸能ジャーナリストの竹下光氏はこう語る。

「『シューイチ』は中丸さんが妻の笹崎さんと知り合った番組でもありますし、MCの中山さんも2人のことを相当気にかけているようですからね。中丸さんの復帰の舞台としては大本命と言ってもいいでしょう。その一方、朝の情報番組ということで著名人の不倫沙汰に対しては厳しい目を向けている主婦層も数多く視聴する番組だけに、そうした視聴者の許しを得て受け入れられるかが重要なポイントとなっています。広く謝罪の意思をアピールするという意味においても、会見をした方がよりベターだとは思います」

　周囲に“謝罪代行”されているうちは、中丸が信頼を回復するのは難しいかもしれない。