木村拓哉と中居正広“絆物語”の裏で……飯島三智氏とジュリー氏の新局面
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

STARTO ENTERTAINMENT所属のアイドルグループ「timelesz」のメンバーである猪俣周杜が傷害容疑で逮捕された。知人女性への暴力容疑に加え、釈放が認められず10日間の勾留請求など、事件は大きな波紋を呼んでいる。そして興味深いのは、これまで旧ジャニーズタレントが絡む逮捕事案に関し、その呼称を“メンバー”などと記してきたマスコミだが、今回は“猪俣容疑者”と記していることだ。まあ、当然だろうけど――。
今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
第810回(9/17〜9/22発売号より)
1位「木村拓哉が中居正広を揺さぶった あの日以来の『世界に一つだけの花』」(「女性セブン」10月8日号)
2位「森本レオさん『ぼくは運がよかった』別居妻から仕送り20万円の晩年」(「女性セブン」10月8日号)
3位「田中みな実『妊婦なのに…』ハイヒール警察との闘い」(「女性セブン」10月8日号)
※「女性自身」「週刊女性」は合併号休み
木村拓哉と中居正広の“絆”物語
ここ最近、「女性セブン」は木村拓哉と中居正広を絡ませた“セット記事”がお好みのようだ。1カ月ほど前の9月10日号でも「『SMAPはタブーじゃない』木村拓哉 中居への応援メッセージ」と題し、8月18日の中居の誕生日に、木村がインスタに中居のメンバーカラーの青い文字がプリントされたTシャツを着た写真を投稿したことが“木村から中居への応援エール”だとファンの間で話題となっていることを報じていた。
決裂したとされる2人だが、しかし人知れずその絆は健在だという願望のような記事だったが、今回も同じように木村と中居の“友情”をにじませる記事を掲載している。
記事によると、9月5日に神戸で行われたソロツアーで木村は『世界に一つだけの花』を熱唱したという。2016年のSMAP解散騒動以降、封印されてきた“SMAPを象徴する”曲だが、その封印をついに木村が解いたというわけだ。そして同時に観客は、中居のメンバーカラーである青のペンライトを灯した。その光景は中居にも伝わり、心を揺り動かされたのか、中居は最近になってかつての仲間と会うなど“今後を見据えた”活動を活発化しているというもの。
無理やりこじつけたような“2人の絆”物語だが、しかし現在、旧ジャニーズをめぐるさまざまな異変、動向は“木村と中居の絆”といったポエム的なものとは無縁のドロドロしたものだ。
旧ジャニーズの飯島三智氏と藤島ジュリー景子氏、注目の動向
まずは今年7月7日、元SMAPのマネージャーで育ての親、そして新しい地図が所属するCULENの代表でもある飯島三智氏が、韓国の大手芸能事務所・HYBE JAPANの「J-POP エグゼクティブプロデューサー」に就任したと発表されたことだ。
HYBEはBTSなど世界的K-POPアーティストが所属しており、その世界的手腕やノウハウと飯島氏がSMAPで培った経験が融合すれば、日本の男性アイドルグループ市場にも大きな影響があるのは当然予測される事態だ。ジャニーズ事務所は解体されたとはいえ、それを引き継いだSTARTO ENTERTAINMENT所属のタレントやグループは、いまだメディアを席巻している状態には変わりない。飯島氏のHYBE JAPANは、そんな日本のアイドル市場に殴り込みをかけるという見方は強い。
一方、飯島氏と敵対しSMAP解散の遠因を作った存在でもあるジャニーズ帝国後継者で、ジャニー喜多川氏の性加害で芸能界の一線を退いたとされる旧ジャニーズ事務所元社長の藤島ジュリー景子氏の“復権”も大きな注目を浴びている。
これは「週刊文春」(9月24日・10月1日合併号/文藝春秋)が報じたものだが、その“復権”の内容は衝撃的だ。なにしろ日本の音楽業界を代表する音楽の祭典「MUSIC AWARDS JAPAN」(MAJ)の賞レースに関して、STARTO ENTERTAINMENTのアーティストが受賞を逃すと同社社長がレコード会社に抗議、さらにMAJの中核メンバーで名物音楽番組を担当するNHKとテレビ朝日のテレビマン2人が、その音楽番組の担当を外れたが、それらの背後にジュリー氏の存在が指摘されているというのだから。
そして、ジュリー氏の復権を象徴するような宴が催された。7月20日、セレブ向けのラグジュアリーレストランでジュリー氏の還暦祝いが開かれたが、そこには松岡昌宏、松本潤、櫻井翔、相葉雅紀を筆頭に大倉忠義、加藤シゲアキ、山田涼介、ラウールなど約20名の錚々たる“ジュリー派”タレントたちが集結したという。
かつてのジャニーズ事務所で敵対ライバル関係にあった飯島氏とジュリー氏の大きな動き。それは日本の芸能界、J-POP界を揺るがすものになるのか、さらにそんな2人の関係に翻弄されたとも言える木村と中居の“絆物語”の行方はどう展開するのか。今後も注視したい。
森本レオ、亡くなる2週間前に直撃した「NEWSポストセブン」
9月4日、森本レオが逝去した。発表されたように、その死因は「原因不明の突然死」だという。そして本当に“突然”だったんだな、とわかる記事が「女性セブン」に掲載されていた。森本が亡くなる2週間前、ニュースサイト「NEWSポストセブン」は森本を直撃取材し、その近況を明かしていたという。
実際、「NEWSポストセブン」にそのインタビューは掲載されていた。死亡の2日前の9月2日付でだ。《自由気ままに街ぶらする現在の白髪姿》83歳となった森本レオ、妻とは別居生活50年“変わらない単身暮らし”と“変わった心境”「最後は人のことより自分という感じ」と題された記事で、森本はこんな死生観を語っている。
《──以前の取材で「お金を遣わずに、早く死んでいきたい」と、仰っていましたが、今はどうですか。
「毒を飲んで死ぬのは嫌ですけど、テレビ見ながら笑って、ふっと息絶えたり、散歩の途中でベンチに座って、寝たまま逝っちゃえばいいなぁと思いますね(笑)。人生を振り返ると、ほんとに僕は運が良かったんですよ。役者にしてもらい、レコードも出させてもらって……。でも自分が怠け者だから、レコード会社の方から『詩も書け』と言われたけど逃げちゃった。今は“あるがままで”がいいですね」》
まさにその言葉通りの最期だった森本もすごいが、そんな森本を「83歳となった森本はいまどうしているだろうか」と死の直前に直撃し、死について語らせた「NEWSポストセブン」もすごいタイミングだったと感嘆した。
田中みな実のハイヒール姿をバッシングする心理
海外では、妊婦であっても社交の場では華やかな衣装に身を包み、ハイヒールを履く姿が見受けられるが、日本では違うらしい。亀梨和也との結婚、妊娠を発表した田中みな実がハイヒール姿でイベントに出席したところ、SNSなどでバッシングが起こっているという。その心理を精神科医の片田珠美さんがこう解説している。
「まず公私に順調な田中さんへの羨望があります。ただ、相手に羨望を抱いていると認識することは、すなわち自分がその対象より劣っていると認めることにつながる。自分のプライドを守るため、必死に落ち度を探してもっともらしい正論を振りかざすのです」
なるほど(笑)。
