【みなぽちインタビュー】アートに生きる美女の戦略
ネットで話題の美女を深掘り(Dive)するサイゾーオンラインインタビュー企画の第5弾。
SNSでバズりまくっている美女をトークで深掘りしつつ、私服姿をバシバシ撮らせてもらうという、SNSだけではなかなか伝わらない素の魅力に迫ったインタビューコーナーだ。
今回は「みなぽち」の愛称で親しまれ、まさにアート級のヴィーナスボディでインスタ28万フォロワーを誇る音羽美奈を直撃! コスプレ&ピアノ&絵画&グラビアという多彩すぎる四刀流美女に今後の野望を語ってもらった!
【みなぽち】
グラドルでピアニストでコスプレイヤーで絵描きという異色の多才ぶりを発揮する才女。北海道生まれ。フェリス女学院大卒。「存在が芸術になりたい、みんなを幸せにしたい、感動させたい」をモットーに話題を振りまく。公式X@mina_pochico/Instagram:mina_pochico
まずはグラビアで
――ピアノや絵画といったアート活動もしているみなぽちさんですが、まずは2年前にSNSでコスプレやグラビアの活動を始めたきっかけからうかがえればと。
みなぽち 同じ大学の友人でグラビア活動していた子がいて、その子からコスホリの売り子を頼まれたんです。すでに大学は卒業していたんですけど、「みんなかわいい〜!」と思い、その翌月には自分で水着になっていました。
――グラビアを始める前はどんな活動をしていたんですか?
みなぽち 大学卒業後の1年間は美大を目指して予備校へ通っていて、とくに絵画の活動に力を入れていました。週6で1日6時間の授業を受けつつ、個展を開くようになって、コスプレも大学の友人に誘われるかたちでその頃に始めていましたね。
――なるほど。大学はフェリス女学院大学の音楽学部卒ですよね?
みなぽち 3歳でピアノを習い始めて、音楽の勉強はとても楽しかったんですけど、少し自信がなくなってしまったんです。でも、やっぱり何か芸術活動がしたいなと思っていたときに、奈良美智さんの絵に感動して、本格的に絵の勉強を始めました。漫画家を目指していた時期もあり、子どもの頃から絵は好きだったので。
――奈良美智さんというと、女の子をモチーフにした作品のイメージですが、ご自身もそうした作品にインスピレーションを受けた絵を描くことが多いんでしょうか。
みなぽち もともと可愛い女の子が好きで、個展の作品でも美しい女性をよく描いていました。
――可愛い子が好き?
みなぽち そうなんです。だから自分で始める前からグラビアはずっとよく見ていました。やっぱり、グラビアはアートなので。雪平莉左ちゃんとか、東雲うみちゃんとか、女性らしいメリハリのある身体が最高に好きです。
2024年は人生で一番頑張った1年
――みなぽちさんも素晴らしいくびれだなと思いながら拝見しています。
みなぽち S字ラインやくびれのフェチなので、自分でも腹筋だけはずっとやっています。お尻ももうちょっと大きくしたいなと思っていますね。
――みなぽちさん的にはグラビアも一種の芸術活動なんですね。
みなぽち 最終的には角野隼斗さんみたいなピアニストに憧れているんですが、まずはグラビアで応援してくれるファンを増やせたらいいなって。
――潔いな(笑)。
みなぽち インスタは1年で28万フォロワーまで増やせました!
――ということは、現在も音楽は続けているんですね。
みなぽち やっぱりピアノもやりたいという気持ちに今はなっています。作曲を学ぶために大学院を目指していて、受験の課題曲のピアノレッスンを週1で受けていますね。
――めちゃくちゃ精力的ですね。
みなぽち 大学時代の友達からは「知り合いで一番頑張っている」と言われます(笑)。週4で撮影しつつ、ピアノレッスンを週1で受けて、絵の個展もやって……。2024年は人生で一番頑張った1年でした。興味の幅が広いので一応、これでも絞って活動しているんですけど。とても充実しています。
――オフの日も意識的に取っていますか?
みなぽち そうですね。休日は美術館やギャラリーへ行くことが多いです。この取材の後も「さくらももこ展」へ行く予定で、明日はサントリーホールでクラシックピアノを聴きに行きます。
――そんな優雅な休日の過ごし方と水着姿のギャップがファンに刺さりまくっている、と。
みなぽち どうなんですかね。確かに美術館へ行ったときの写真とかもよくSNSに上げているんですが、私服と水着を見比べると「ギャップがいい」とは言われますね(笑)。
存在が芸術になりたい
――みなぽちさんって子どもの頃はどんな子だったんでしょうか。
みなぽち 人見知りが人の100倍ぐらい激しくて、高校はバスで隣に座るお友達もいなかったです。幼稚園の頃は通っているピアノの先生ともしゃべれずに筆談していました。
――それは筋金入りの人見知りですね。そういう性格やパックグランドも現在の芸術活動などに影響しているんですか。
みなぽち 自分に自信がないから頑張れるところはあると思います。札幌出身なんですが、舞台観賞が好きな母で、小さい頃からピアノやオーケストラの演奏を見によく連れて行ってもらいました。
――やっぱりお嬢様なんですねぇ。
みなぽち よく言われますけど、全然そんなことないですよ。
――「そんなことない」こともない気がしますけど……フェリ女……。
みなぽち 私は「存在が芸術になりたい」みたいな感じで活動しているんですけど、姉と兄はアートとかは全く興味ないみたいですし。
――グラビアの活動は、親御さんもご存知なんですか?
みなぽち いつの間にかバレていて、応援してくれています。私のSNSもフォローしてチェックしているみたいです。アカウントは教えてくれないんですけど。
実は笑い上戸。今年の目標は?
みなぽち 去年の夏くらいから日本酒にハマっていて、「くどき上手」とか「春鹿」とか辛口が好きで、お酒はけっこう飲んでいます。都立大学にある和食居酒屋が、最近のお気に入りです。まあ、飲めればどこでもいいので、ひとりで宅飲みすることもわりとあります。
――みなぽちさんは酔うとどうなるんですか。
みなぽち けっこう笑い上戸なので、テンション高くなってハジけちゃいます。おしゃべりが基本的に苦手だから飲むみたいなところはありますね。
――人見知りの人のほうがお酒飲むと開放的になる傾向はある気がしますが、ピアノの先生と筆談していた頃などに比べれば、人見知りもだいぶ改善したのでは。
みなぽち 今もまだまだ人見知りですが、コミケやコスホリなどのイベントや撮影会では、自分から積極的に交流するように頑張っています!
――最後に今年の目標などを教えてください。
みなぽち 一番はピアノとグラビアに力を入れていきたくて、ピアノ関連の活動の比率を上げていきたいです。いつか自他ともに認められるピアニストになれるように。
――実際に一般のお客さんを入れてホールとかで演奏した経験はあるんですか?
みなぽち 大学時代に2回ほど。友達と西麻布の「霞町音楽堂」でデュエットコンサートをしたことがあって、そこで今度はソロコンサートを開くのが今年の目標ですね。
――グラビア活動での目標はありますか?
みなぽち いつか雑誌の表紙を飾ることが夢なので、商業メディアでの露出を増やしていきたいです。とりあえず事務所と相談しつつ、水着でピアノ弾く動画を一度撮ってみたいなと。グラビア撮影も大好きなので、続けられるうちはずっと続けていきたいですし、20代のうちに写真集も出したいと思っています。
(取材・文=伊藤綾)