元大手広告代理店勤務・中川淳一郎が語る不倫疑惑が報じられた永野芽郁と田中圭“釈明コメントの温度差”

永野芽郁と田中圭の不倫疑惑が、4月24日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で報じられた。同誌の取材に対し、両者ともにこれを否定しているが、そのコメントには温度差が感じられる。
文春によると、4月19日の午前3時頃、永野は都内の自宅マンションに酔った田中とともに帰宅。田中が永野宅から出てきたのは翌日の午前11時だったという。また、永野はその数日前にTBS系ドラマ『キャスター』で共演中の韓国人俳優キム・ムジュンを自宅に迎え入れており、記事では「二股不倫」という刺激的な見出しが躍っていた。
さらに記事では、永野と田中がしっかり手を繋いでいる写真と2人がフェイスペイントをして寄り添っている写真も掲載。かなりの親密度であることがうかがえる。文春の直撃取材に対し、田中は“男女の関係”ではないと否定しつつも「なれるもんならなりたいと思う時もありますけど」などと本音をチラリ。また、4月から永野と距離を置いているという話に対し、「なんで知ってんの? なんで知ってんの、なんで知ってんの」と狼狽しながら連呼する場面もあったようだ。
不倫関係が事実か否かはさておき、少なくともかなり親密な関係であったという証拠が揃っている文春の記事。永野の所属事務所は、これまで田中やキムが自宅に来たことは認めているが、いずれも母親や知人も同席しており、交際などの事実はないと説明している。
一方の田中は、文春の質問状に対し自らの言葉で回答。永野との出会いから現在に至るまでを事細かに説明するとともに、直撃取材への返答についても弁明している、また、田中の言葉による説明だけでなく、所属事務所の見解も添えられていた。
元大手広告代理店に勤めた経験もあり、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏は、2人のコメントについて、「永野さんは多数のCMに出ているので、意地でもスキャンダルはなかったことにしたい。やたら母親同席をアピールするのも“清純派”を守りたいから、と邪推したくなる。一方で田中さんはこれまでにも浮名が立っており、別に今更……というイメージではあるものの、どこまでも自分の浅はかさをアピールすることで、許されようとしている」と分析する。
「永野さんは、『清純派』がまさかの二股不倫疑惑ということで、断固否定するしかない。田中さんは既婚者ではありますが、『演技』がウリで、最強のカード『妻が許してくれた』をいつか切ることができます。
川谷絵音さんとベッキーさんの不倫騒動の時もそうでしたが、多数のCMに出ている好感度の高いタレントは、こういう時に弱いですよね。川谷さんがすぐに仕事を再開した一方、ベッキーさんは長期にわたり活動自粛に追い込まれました。とにかく、芸能人にとってCMはもっとも割が良いおいしい仕事なので、永野さんはなんとかCM契約解除にならないよう手を打っているのではないでしょうか。
田中さんが事務所ぐるみで“お酒好きが高じてはたらいたヤンチャ”を反省する素振りを見せたことで、一定数“反省しているようだ”と受け取る人はいるようです。それぞれの事務所コメントに温度差があったのは、好感度を守るか、お酒のヤンチャで同情を呼ぶかといったスタンスの違いでしょうね」
気になるのは、人気俳優である永野と田中の今後だ。清純派のイメージが強かった永野にとって、今回のスキャンダルは大きな転機となりうるだろう。
「永野さんは“二股”という要素もついてきたので、結構なイメージダウン。今までのような元気でかわいらしい雰囲気のCMなどは難しくなるとは思いますが、裏を返せばいろいろな役柄に挑戦しやすくなったとも言える。清純なイメージからスキャンダラスな方向を狙っていくのも悪くないかもしれません」(前出記者)
田中の場合、過去にもグラビアアイドルと合コンをしたり、内田理央と密会したり、さらには雀荘でフリー麻雀に興じていたりなど、少なからず世間の注目が集まりそうな行動が報じられている。
「二日酔いの状態で文春に直撃されて、軽い感じでペラペラ話している様子は、田中さんのイメージ通りなんですよね。ダメージはゼロではないけど、永野さんに比べればまだマシでしょう」(同)
永野芽郁と田中圭は、いかにして今回の不倫スキャンダルを乗り越えていくのか。
(取材・文=サイゾーオンライン編集部)