「Rain Tree」が念願の全員選抜楽曲「台風の夜」を初披露

作詞家・秋元康氏が総合プロデュースを務めるガールズグループ「Rain Tree (レインツリー)」が7月29日、東京・Zeep DiverCityで2ndワンマンコンサート「Rain Tree Concert 2026〜Summer party for you〜」を開催した。
この日は昼夜2公演が行われ、どちらもチケットは完売。夜公演ではメンバー16人がアンコールを含む全20曲を披露し、満席の観客で埋め尽くされた会場を熱気が包んだ。
ステージはブルーとホワイトを基調とした新制服に身を包んだメンバー16人による『Wonder party for you』で幕開け。8月12日リリースの5thデジタルシングルの表題曲『好きなんて嘘に決まってる』など立て続けに5曲を披露すると、改めてメンバー全員がステージに揃い踏みした。
熊本県出身の鈴木みおは前日28日に地元を襲った最大震度7の地震について触れ、「今もなお不安な気持ちをたくさん抱えている方がいらっしゃると思います。少しでも早く、穏やかな日常が戻ってくることを心から願っています」と胸中を吐露。
そのうえで、「私たちのパフォーマンスを通して、少しでも多くの方に笑顔や元気を届け前を向くキッカケになれたらと思います。今日のステージも全力で頑張りたいと思います」と決意をにじませた。

その後、メンバーたちはシングル曲の『I L U』や『つまり』、『恋愛変格活用』などを披露して会場を盛り上げると、ライブ中盤には浴衣姿で「乃木坂46」の『ガールズルール』や「AKB48」の『ポニーテールとシュシュ』といったアイドルソングのカバーにも挑戦し、季節感あふれるキュートなパフォーマンスで観客を喜ばせた。
「Rain Tree」といえば、23年に開催された「IDOL 3.0 PROJECT」の大型オーディションで最終審査まで残るも落選した17人より結成され、約1年半の活動を経て2024年10月にメジャーデビューを果たした。デビュー後はライブやイベント、テレビ番組やラジオ番組への出演など活躍の場を広げる一方、これまでメンバー全員が選抜メンバーを務める楽曲は与えられていなかった。
だが、今月4日に同所で行われたフリーライブ最終日に目標としていた観客動員2500人を達成したことで、メンバーたちにとって念願となる全員選抜の楽曲『台風の夜』の制作が決定。ついにこの日のステージで初お披露目となった。
綾瀬ことりはこれまでのグループの活動を振り返りつつ、「メンバーみんなで1つの曲を歌いたいという願い。皆さんが希望をくれました。フリーライブ動員目標2500人を達成できて、私たち初めての全員選抜楽曲をもらうことができました。本当にありがとうございます。もう一度みんなで歌えるという希望をくれて、私たちを信じてついてきてくれて本当にありがとうございます」と涙ながらにファンへ感謝。
そして、「夢を追いかけた17人の思いと、今ここにいる16人の思いを込めて披露させて頂きます」と力強く語ると、メンバー16人で同曲を熱唱し、会場のボルテージは最高潮を迎えた。
アンコールでは代表曲の『好きだよとどっちが先に言うのか?』をメンバーたちが客席に飛び出してパフォーマンスするなど計3曲を披露して会場が一体となる中、コンサートの幕は閉じた。

なお、この日は12月20日に初の海外公演が韓国・ソウルで開催されること、来年1月29日に2周年記念コンサートが東京・Shibuya LOVEZで開催されることがサプライズで発表された。
(c)SUNSHINE/KING RECORDS
(取材・文=サイゾーオンライン編集部)
