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“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第805回】

中尾彬さん三回忌を終えた池波志乃インタビュー、「週刊女性」が聞かなかった“あの問題”

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下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

中尾彬さん三回忌を終えた池波志乃インタビュー、「週刊女性」が聞かなかった“あの問題”の画像1
嵐を封印したい(?)大野智(一番左)(写真:サイゾー)

 先日、及川光博が再婚と妻となる女性の妊娠(及川にとっては第一子)を発表した。及川56歳。金銭的裏付けがないとなかなかできないよね。元気だよね、芸能人。

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3

第805回(8/13〜8/18発売号より)
1位「池波志乃 インタビュー『大きな器は手放し、小さな器や新しい料理道具をそろえ直して……』(「週刊女性」9月1日号)
2位「大野智 ソロイベント秘策は嵐封印で挑むMJダンス」(「女性自身」9月1日号)
参照「大野智 個人サロン開設に全12公演のバースデーイベントまで――気になる9800円の中身」(「週刊女性」9月1日号)
3位「伊藤蘭 水谷家を襲った不倫疑惑報道から約1カ月――ばぁば奔走!愛娘が『もう夫と暮らせない』」(「女性自身」9月1日号)
※「女性セブン」は合併号休み

池波志乃、中尾彬三回忌後のインタビューにモヤモヤするワケ

 大変興味津々だった。2024年5月に亡くなった昭和スター・中尾彬。そんな中尾の妻であり女優の池波志乃が「週刊女性」に登場し、中尾への思いや現在の生活などについて語った3ページにわたるインタビュー記事。

 何が興味津々だったかといえば、これだけ誌面を割いているのだから、女性週刊誌として “あのこと”にも触れて質問して池波に語らせているに違いないと思ったからだ。

 そう、中尾の遺産問題だ。これは主に「女性セブン」がスクープ報道していたもので、芸能界きってのオシドリ夫妻と言われた中尾・池波だが、しかし意外なことに遺産相続問題が勃発しているというもの。

 中尾・池波夫婦には子どもはいなかった。そして中尾は池波と結婚する以前の1970年、女優の茅島成美と結婚して長男をもうけていた。よって中尾死亡後の相続人は、池波と長男の2人になる。そして「セブン」は中尾の三回忌を迎えた今年5月に元妻を直撃し、“現在に至るまで池波から長男へ相続の連絡は一切ない”という事実を掴み報じている。

 しかも記事によると、その理由は池波の嫉妬だという。再婚後も中尾の元妻と息子のことで喧嘩をしたこともあったという2人。さらに再婚直前まで息子に会いたいとメディアでも明かしていた中尾だが、その後は“おれには子どもがいない”と態度を豹変させた。その後亡くなるまで一度も息子に会うことはなかったという。そしてその嫉妬は現在でも続き、相続の権利がある息子に連絡できない(していない)――。

 そんな昭和スターをめぐるドロドロな人間模様と、それに絡んだ遺産問題。女性週刊誌にとって大好物なはずだ。「セブン」報道から3カ月、池波本人が何を語るのか。反論するのか? 報道を否定するのか? 「セブン」と「週女」の代理戦争となるのか? 興味津々だったが、しかし――ない! 遺産問題についての記述が一切なく、触れられてさえいないのだ。代わってこんな言葉が。

「今年5月で三回忌を終え、中尾さんの遺品整理は一段落した」
 
 遺品整理は一段落したが、遺産問題はどうなったのだろう。「週女」は芸能マスコミとして興味津々なことをなぜ聞かなかったのか。遺産問題に触れないことがインタビューの条件だったのか。それとも遺産問題を取材しようと接触したら、バーターでインタビューを持ちかけられなのだろうか。

 池波の“宣伝”インタビューでもなさそうだし、モヤモヤする。そんな不思議なインタビューだった。

大野智の活動活発化に見る、嵐解散の“真相”

 嵐を解散させた大野智が、活動を活発化させている。ラストコンサート後も都内での目撃談が多く、また「マイペースにできることをやっていきたい」という言葉とは裏腹にXやInstagramをスタート、オンラインサロン「さと島」を開設したことは大きな話題となった。さらには浜辺での動画なども公開して、かなり“活動的”だ。

 そんな大野だが、さらに活発な動きが。11月に東京、大阪、福岡、名古屋、札幌の全国5都市で全12公演もの“バースデー・ファンイベント”を行うことが発表されたのだ。一時ささかれていた引退どころではない。真逆な動きにびっくりだ。これを「女性自身」「週刊女性」がそろって取り上げていることでも、世間のびっくり度がわかるだろう。

 そして「自身」はそんな大野について考察しているのだが、なかなか興味深くかつ納得なものだった。

「大野さんとしては、5月31日をもって嵐を封印したという思いでいるはずです」
「取り繕った“アイドルの大野智”として人前に出続けることに、大野さんは嵐の活動終了前から違和感を抱いていました」
「今後はアイドル時代にはできなかった好きなことをやりたいと考えているようです」(すべて芸能関係者のコメント)

 きっとそうだと思う。要するに大野はアイドルが嫌だった。そしてグループとしての芸能活動も嫌だった。そしてアイドルやグループの枠に縛られず、自分の好きな表現活動を自由にやりたい。嵐のリーダーとしてでなく、大野個人としてソロで、ということだ。

 そして「自身」には、大野が“アイドル振り付けのダンス“ではなく、幼少期から憧れた”マイケル・ジャクソンのようなダンス“に挑戦しようとしていることが紹介されている。

 そういえば、映画『Michael』にもマイケルがジャクソン5ではなく、自分自身の音楽をやりたいとソロ活動を切望するシーンがあった。大野もマイケルと同じ!? これが嵐解散の“真相”かも。

不倫騒動の三山凌輝と対照的な水谷一家

 衝撃の不倫疑惑騒動に巻き込まれた水谷豊一家。そんな水谷家の現在を「女性自身」が報じている。

 不倫騒動の張本人・三山凌輝の妻・趣里は「もう信じられない」「もう夫と暮らせない」と漏らす一方、今後について協議したいのにそれも難しく「ちゃんと話し合いたい」と思っているらしい。

 そして子育てに非協力的な三山に代わり、孫の面倒を見るのが趣里ママの伊藤蘭だという。そんな伊藤の言葉が記事には紹介されていた。

「趣里は何かと私を頼りにしてくれて、時々、孫を預かることも」(「婦人公論」26年5月号より)

 三山が“ゲス”なら水谷一家は“あま〜い”。水と油だな。

神林広恵

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に”『日本を脅かす! 原発の深い闇』、『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。

神林広恵
最終更新:2026/08/19 11:01