バズってるSNSグラビア
溝端葵|背中で語る、灰色のさみしさ

白いベッドのうえに膝をつき、
彼女は背中だけで
ひとつの長い物語を語っていた。
グレーのミニマルなランジェリーは、
飾りを削いだぶんだけ
素肌の温度を際立たせる。
華やかではないのに、
静かな色だからこそ
視線は逃げ場を失ってしまう。
振り返る横顔は少しだけ遠い。
こちらを見ているようで、
見ていない。
その距離が、
たまらなく切ない。
ベッドの白、
天蓋のように垂れる布、
やわらかな部屋の光。
どれもやさしいのに、
彼女の背中には
なぜか小さな孤独が宿っている。
好き、という言葉より先に、
抱きしめたい、という感情が
生まれてしまう夜がある。
たぶんそれは、
肌がきれいだからではなく、
そこに少しだけ
さみしさが混じっているからだ。
灰色は曇りの色だけれど、
彼女が身につけると
雨になる直前の空みたいに美しい。
何かが降り出しそうで、
まだ降らない。
その曖昧な時間に
こちらの心だけが先に濡れて、
気づけばもう
戻れないところまで来ていた。
<溝端葵Xグラビア投稿より>

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最終更新:2026/08/21 09:00
