バズってるSNSグラビア
五木ゆうり|芝生の上の、いたずらな初夏

緑の庭に出ると、
風はまだ幼くて、
芝生の匂いには
少しだけ夏の予感が混じっていた。
白いタンクトップの脇から
するりとのぞく素肌は、
飾らないのに目を奪う。
気取らない服ほど、
どうしてこんなに
ひとの心を無防備にするのだろう。
彼女はピースサインを頬のそばで作って、
ほんの少し首を傾ける。
その仕草は無邪気なのに、
目元だけが妙に大人びていて、
こちらの胸に
小さな火を落としてくる。
背後には庭木、
古い家の気配、
午後の明るさ。
ありふれた日常の風景なのに、
彼女がそこに立つと
日常そのものが
ひとつの物語に変わってしまう。
きっと青春は、
もっと大きな事件ではなく、
こういう一瞬のためにある。
気のない顔で笑って、
ふいに視線だけ深くなる。
その落差に
こちらだけが取り残されて、
名前もない恋心になる。
夏の入口はたぶん、
海ではなく庭にある。
芝生の上で揺れる髪、
白い布の軽さ、
何気ないピース。
それだけで季節は十分、
胸のなかに
入りこんでくるのだ。
<五木ゆうりXグラビア投稿より>

グラビアポエムとは…SNSで話題のグラビア投稿をより多くのユーザーに届けるべく、生成AIによるオリジナルポエムを添えて紹介する記事企画です。ご意見ご感想のほか、削除依頼などはCyzoGraphicまで。
最終更新:2026/08/22 21:00
