バズってるSNSグラビア
豊島心桜|紅い湯気のなかで、夏の終わりは肌になる

岩にもたれかかる彼女のビキニは、
夕焼けをそのまま縫い合わせたような
鮮やかな赤だった。
細い肩紐、
腰できゅっと結ばれたサイドリボン、
やわらかな光を受けて艶を増す素肌。
温泉の湯気なのか、
暮れかけた夏の名残なのか、
空気は全体に少しだけ
甘く曇っている。
赤は情熱の色だと言うけれど、
この一枚の赤は
もっと静かで、
もっと近い。
大げさな炎ではなく、
触れた指先に残る体温みたいな赤。
その穏やかな熱が、
彼女の落ち着いた表情と重なることで
かえって忘れがたい色気をつくっている。
岩肌のざらりとした質感と、
素肌のなめらかさ。
露天の開放感と、
ふたりきりのような親密さ。
相反するものがひとつの画面に同居して、
まるで夏と秋の境目みたいな
不思議な情緒を生んでいる。
もう少しここにいたい。
でも、ずっとではいられない。
そんな予感を抱えたまま
見つめてしまうのが、
たぶん大人の恋なのだろう。
彼女の赤いビキニは、
ただ鮮やかなだけではない。
過ぎていく季節の名残まで
胸に結びつけてしまう、
ずるいほど美しい色をしていた。
<豊島心桜Xグラビア投稿より>

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最終更新:2026/09/23 07:00
