バズってるSNSグラビア
けんけん|午後三時、素肌と雑誌のあいだで

やわらかな午後の光が差し込む部屋。
ラタンの床に頬杖をついて、
彼女は雑誌を散らしたままこちらを見上げている。
長い黒髪は肩から背中へ流れ、
素肌は紙の白さよりもやわらかく、
深いブラウンのショーツだけが
かろうじて午後の秘密を守っていた。
本を読むための時間だったはずなのに、
ページより先に目が吸い寄せられるのは
彼女の静かな曲線のほうだ。
散らばる雑誌の表紙、
木目のあたたかい家具、
窓辺の明るさ。
生活の匂いがする景色のなかで、
彼女だけが夢のように艶めいている。
頬を支える指先さえ気だるく、
「まだ帰らないで」とも
「ここへおいで」とも言わず、
ただ黙って午後を長引かせる。
もし幸福にかたちがあるなら、
たぶんそれは
こんな怠惰な体勢をしている。
何冊もの雑誌よりも面白く、
どんな物語よりも続きを知りたくなる存在。
彼女のそばでは、
時間は読むものではなく
肌でめくるものに変わっていく。
その昼下がり、
恋は言葉ではなく、
静かなまなざしと裸足の空気で
ゆっくり頁を進めていた。
<けんけんXグラビア投稿より>

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最終更新:2026/10/26 19:00
