バズってるSNSグラビア
霧島聖子|紫の水辺で、夏がひざまずく

岩肌をなでる水は澄みきっていて、
光の粒をいくつも浮かべながら
静かな歌をうたっていた。
そのほとりに彼女は座っている。
紫の大胆なワンピース水着が、
透明な空気のなかでいっそう鮮やかに映え、
笑顔だけが季節より先に夏を完成させていた。
切り取られた胸元から覗く素肌は、
川の冷たさとは反対に、
ふしぎなくらいあたたかく見える。
石の上にそっと添えた指先。
伸ばした脚の白さ。
真っすぐ向けられたまなざし。
それだけで、
山の音も、水の匂いも、
全部が彼女を引き立てるために
用意された舞台のようだった。
もしこの川に精霊がいるなら、
きっと彼女に一番近い場所で
息をひそめているだろう。
笑うたび、
水面に光が散る。
身じろぎするたび、
こちらの心が浅瀬から深みへ落ちていく。
夏はまぶしい。
でも本当に人を惑わせるのは、
こういう静かな美しさだ。
帰り道を忘れてしまうほど、
澄んだ流れのほとりで、
彼女だけがやさしく、
そして残酷なくらい美しかった。
<霧島聖子Xグラビア投稿より>

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最終更新:2026/10/30 08:00
