皇室典範改正で高市支持率急落、広島カープのゾンビたばこ疑惑、特捜検事の倫理崩壊――元木昌彦が斬る

<今週の注目記事>
1「愛人弁護士と同棲中 元東京地検特捜部エース検事(48)の乱倫生活」(「週刊新潮」7月23日号)「『容疑者とホテル』特捜検事に第二第三の女が発覚!」(「週刊文春」7月23日号)
2「『検察なめんな』特捜検事は有罪?」(「週刊文春」7月23日号)
3「習近平による『粛清』が止まらない…元経済部門トップまで排除した『独裁者』の疑心暗鬼」(「ニューズウィーク日本版」Web版7月16日〈木〉17時50分)
4「父親離れが進む悠仁さまは愛子さまに何を学ばれるべきか」(「週刊新潮」7月23日号)
5「ゴリ押し皇室典範改正が愛子さまを苦しめる」(「週刊文春」7月23日号)
6「『佐藤二朗』『橋本愛』共演トラブル 元凶『フジテレビ』の他局が驚く問題点」(「週刊新潮」7月23日号)
7「球界激震スクープ 広島カープ主力選手“ゾンビたばこ”売人との『親密すぎる交際写真独占入手!』」(「FLASH」7月28日・8月4日号)
8「司忍組長が直々に参加 六代目山口組『有名10団体との積極外交撮った』」(「FRIDAY」7月31日号)
9「『2千万円カツアゲ』だけじゃない 福岡県議会ヤクザな暗黒史」(「週刊文春」7月23日号)
10「茨城 唇縫い付け女・櫻井政恵(50)が被害者姉妹を洗脳した『恐怖の館』」(「週刊文春」7月23日号)
高市首相が「皇室典範」改悪やってしまった。
十分に議論を尽くすこともなく、土壇場で「旧皇族の15歳以上の男子を養子に迎え、その男性が結婚して男の子が生まれたら、その子を天皇にする」という、アホらしいものを最後の最後に突っ込みやがった。
ふざけるな! である。
万世一系などという嘘っぱちを大義名分にして、女性天皇を排除したのは極めて悪質だ。
天皇は政治家どもの思うがままに動く玩具ではない。
養子の子どもを天皇にするなんぞは、天皇制に唾を吐く行為だ。
さすがの日和見国民も、この女性のやることなすことがデタラメであるとようやく気づいたようで、支持率は急降下した。遅すぎたが。
高市のやり方は極めて悪質だ。あの安倍晋三でも、この高市よりもましだった。
「国民の生活が一番」などといいながら、物価高対策も円安対策も何もしないで、不要不急の極右政策を優先して恥じることがない。
早く引きずり降ろさないと、この国は立ち上がれなくなる。
話はガラッと変わるが、今日(7月20日)朝4時から、サッカーW杯の決勝戦スペイン対アルゼンチンを見た。
前評判はアルゼンチンだったが、試合が始まったら、結果は1-0だがスペインのワンサイドゲームだった。
ほとんどの時間、スペインがボールを支配し、メッシのアルゼンチンは守るだけ。
やはりメッシは39歳と年齢もあり、ややお疲れ気味か?
優勝したスペインは賞金5000万ドル(約80億円)を手にし、2位のアルゼンチンは3300万ドル(約52億8000万円)だという。
来なきゃいいのに、トランプ大統領が授賞式にのこのこ出てきたが、アルゼンチン代表のDFクリスティアン・ロメロ(トッテナム)はインファンティーノ会長から銀メダルを受け取った後、同会長の左横に立つトランプ米大統領とは目も合わせず、握手もせずに素通りしたという。
さらに、トランプ米大統領はインファンティーノ会長とともにスペイン代表のMFロドリ(マンチェスター・シティー)に優勝トロフィーを手渡した後も、なかなか表彰台から降りようとしなかったので、ロドリは、トロフィーを掲げる際、トランプ米大統領に「ステージから離れるよう求めた」と伝えたそうだ。
誰からも嫌われるトランプの面目躍如?
今週の最初は、茨城県で起きた唇縫い付け女の話から。
何やら真夏の夜の怪談のような話だが、いまいち、よくわからない。
文春によれば、6月30日の昼下がり、県道沿いの商店に、マスク姿の女性が駆け込んだというのだ。
〈助けてください〉
彼女は声を出せず、店員に紙を見せて110番通報を依頼したという。マスクの下では唇が何者かによって縫い付けられており、一言も話せない状態だったというのだ。
駆けつけた警察官に保護されたその女性は、事の顛末を少しずつ語り始めたそうだ。
茨城県警が容疑者を逮捕したのは、通報から6日後のことだったという。
「茨城県古河市で同居する女性(42)の唇を縫い付け、全治不詳の怪我を負わせたとして、アルバイト従業員の櫻井政恵容疑者(50)が傷害容疑で逮捕されました。鼻の下から下唇まで複数回針を通して縫合されており、会話も飲食もできない状態だった。女性の腕や脚には暴行が原因とみられる複数のあざが確認されており、警察は日常的に暴行を受けていた可能性もあるとみています。他方、櫻井は調べに対して『身に覚えがない』と容疑を否認しています」(社会部記者)
事件現場となったのは、築46年の木造2階建て一軒家。登記簿によると、2024年に外国籍とみられる人物が購入しているそうである。
「この家の名義上の所有者は櫻井の元夫であるインドネシア人男性。彼は櫻井と離婚後、市外の別のアパートで暮らしています。櫻井のほかに普段から出入りしていたのは、高校生くらいの息子2人と、40歳前後の中年女性2人です」(同前)
“唇縫い付け女”とは、何者なのか?
櫻井は1976年7月、古河市内の産院で生まれた。彼女の生い立ちを知る地元住民がこう語っている。
「あの家庭は少し複雑でね。美人で有名だった母親が、いろんな男とくっついたり離れたりして、各地を転々としていたんです。政恵ちゃんは五人きょうだいの二女で、上には姉と兄、下には双子の姉妹がいましたよ」
政恵は、児童養護施設みたいなところから学校に通っていた時期もあったようだが、母親のスナックで働き、評判はよかったという。
しかし、櫻井が20歳を迎える約5カ月前、慕っていた母が早世してしまったそうだ。
スナック勤務のほか、地元のダンスホールで踊り子として働き、今も同居する息子2人は、スナックで出会ったインドネシア人の元夫との間に生まれた子どもだという。
職場に勤めるも勤務態度が悪く、1カ月ぐらいで辞めてしまって、2024年末からは、客として通っていた居酒屋に勤めていたそうである。
その櫻井の家に転がり込んだのが被害女性とその妹だったという。
“家出姉妹”と共同生活を送る中で、櫻井は苛立ちを募らせていったという。
なぜ、2人が櫻井のところへ行ったのかはわからない。
「マコは『姉妹がなかなか言うことを聞かない』と手を焼いていました。姉には物を盗む癖があったようで、何度も息子の財布からお金が盗まれた。それでも粘り強く『こういう事はやっちゃダメだよ』と教えていたようです」(同前)
事件発覚の約1カ月前に衝撃的な出来事があったという。櫻井のインドネシア人元夫が家を訪れた時に見たのは、正気の沙汰とは思えない異様な光景だったそうだ。
「玄関に正座した女性が、針と糸で自分の唇を縫おうとしていたのです。『痛い、痛い』と言いながら。糸は血で変色し、パニックになった。すぐに『やめて!』と注意して、無理やり止めました。その時マコは外出していましたね」
――誰かが命令した?
「それは分かりません。でも、普通、『やれ』って言われて自分でやりますかね……? 後でマコに訊いたら『私じゃないよ』って言っていた」
自傷行為をなぜ? 2人は櫻井に洗脳されていた?
「実は事件前、警察のもとに『被害女性が櫻井から洗脳されているのではないか』という趣旨の相談があったことが判明しました。また、姉妹が経済的に櫻井の管理下に置かれていた可能性も浮上している。警察は被害女性が櫻井から精神的な抑圧を受けていたとみており、いわゆる“洗脳”状態にあった可能性も視野に入れて慎重に捜査を進めています」(社会部記者)
謎多きこの事件。全容解明はまだ先のようではある。
さて、親がダメなら子もダメというお話。福岡県議会が大荒れのようだ。
「まるでヤクザですよ、これは。まさに“カツアゲ”なんです」
こう訴えるのは、福岡県須恵町の事務所で文春の取材に応じた吉松源昭県議(58)。
福岡県議会は、知事と一部県議らの海外視察を巡り、パリで合計5000万円などここ数年で億単位の公金が使われていたことが発覚した。さらに、県庁幹部が組織的に県議のパーティ券を買っていた問題など、疑惑が次々噴出していると、大手紙記者が話している。
騒ぎをより大きくしたのが、2020〜21年に議長を務めた吉松による“告発”だという。
「私は十八年から二十年までの議長就任前、ゴルフ代、車代、『相談役に渡す』などの名目で自民党県議団の幹部にお金を要求された。意味わからんでしょう。しかし、合計で二千万円ほどを支払った。当時は逆らえば冷遇されると感じて断れなかったのです」(吉松)
吉松は7月7日に記者会見を開き、録音も公開してこの事案を世に訴えている。
文春記者が現地に取材に入ると、地元自民党関係者は「何をするにも金が要る、みかじめ料みたいなものだ」とため息をつく。一方で全国都道府県議会議長会会長を務める“福岡のドン”こと藏内勇夫議長(72)が疑惑の中心にいるとされるが、その藏内は「心外」と否定したというのである。
しかし、地元政界関係者がこういう。
「福岡県議会の腐敗ぶりは、今に始まったことではありません。県内に五つの指定暴力団があり“修羅の国”と呼ばれる福岡では、議会政治も時に、任侠界のような顔を見せる。今回の騒ぎもその延長です」
ここには暴力団との “暗黒史”がある。
「いくつかの暴力団絡みとみられる事件がありました。例えば古くは1992年、前年の県議選に出馬した男性が、暴力団の開いたサイコロ賭博に参加した容疑で逮捕されました」(同前)
2003年には企業からの献金未記載・虚偽記入問題で県議が逮捕された。この県議は過去に、事務所員を暴力団組長の銀婚式に参加させていた。
「県警は当時、献金元にも暴力団関連企業が含まれるとみて捜査。自宅などから謎の6億円が見つかりましたが、出処のすべては解明されませんでした」(同前)
04年には、逆に暴力団組員による県議宅への発砲事件も発生しているという。
また西日本新聞の報道によれば、かつては4年で100万円の「海外視察費制度」が存在。08年までは各議員に「背広やスーツケースの新調費」も支給していたというのである。
朝日新聞デジタル(7月10日 22時48分)もこう伝えている。
《こうした問題が噴出する中、5月には県議会が、議会棟での取材制限を検討していることが明らかになった。
議会事務局が5月22日に公開した報道機関への要請文の原案では、議会棟で取材する際、原則前日までに議員の承認を得ることや、撮影・録音については目的を明らかにして議会事務局の承認を得ること、といった内容が盛り込まれていた。
議会事務局によると、取材ルールを明確にしてほしいという要望を複数の会派から受けた藏内勇夫議長(自民)が、5月上旬に議会運営委員会の小委員会に「ルール作りを検討してほしい」と意向を伝えていたという。
しかし、このことが報じられると、「県民の知る権利」や「取材・報道の自由」の観点から批判の声が高まった。》
自分たちの不正が明るみに出ると、今度はメディアを規制しようとする。まるで、高市政権と同じではないか。
この国の政治家は、上も下も腐りきっているのは間違いない。
さて、このところアサ芸や週刊大衆でしか伝わってこない山口組の動向だが、今週のFRIDAYが最新情報を伝えているので紹介しよう。
「正門のシャッターが開いた瞬間、濃紺のスーツ・ネクタイの幹部組員が直立不動で見守る中、上下白のスーツ姿の司忍組長(84)が目に飛び込んできました。圧倒的な存在感で、3日間にわたる会合の最後とは思えないほど、その対応も精力的でした」(取材したカメラマン)
FRIDAYによれば、指定暴力団六代目山口組は毎年7月上旬、3日間にわたり全国の親戚・友好団体を招いて時候の挨拶の会合を行っているという。
今年も初日は、静岡県の二次団体の会場に、稲川会など東日本の4団体が訪問。2日目は愛知県内の二次団体の会場に、八代目会津小鉃など西日本の5団体が挨拶に訪れ、3日目となるこの日は、愛知県内の別の二次団体の会場に、住吉会が挨拶に訪れていたそうだ。
住吉会は親戚・友好団体ではないが、先代の関功代表と司組長の縁から両組織間では交流が続いており、例年時候の挨拶にも訪れているそうである。
取材したカメラマンはこう続ける。
「地元・愛知県警はもちろん、警視庁、兵庫県警、京都府警などの捜査員が警戒に当たっていました。車の出入り以外はシャッターが閉じられていて中の様子はうかがえなかったのですが、司組長の車列が到着したのは昼12時前。12時半前にはシャッターが開き、住吉会幹部の帰りを見送る司組長の姿が確認できたのです。
幹部が乗った車の後部座席のドアに手をかけて話していました。司組長の近くには竹内照明若頭(66)、野内正博幹部らの姿も見え、見送った後、司組長は幹部組員と談笑しながら、建物内に入っていきました。和やかな雰囲気でしたよ」
3日間の「時候の挨拶」とは、カネでも徴収しているのだろうか?
六代目山口組に精通しているジャーナリストがこう話す。
「各団体とも、トップと最高幹部が揃って訪れています。初日、2日目は親戚・友好団体ということもあり例年通り順調に終わったと思いますが、3日目の住吉会は小川修司会長が逮捕・拘留中のため、誰が挨拶に来るのか注目されていました。足を運んだのは、児島秀樹会長補佐を含め最高幹部の計5人。その会合も順調に終わったようですから、これからも両組織の交流は続いていくと思われます」
司組長の姿をFRIDAYが捉えたのは、今年1月に行われた自身の「誕生祝い」以来、約半年ぶりになるという。年齢はすでに80代半ばに差し掛かっているというが、矍鑠としているように見えるし、その影響力はいまだに健在だそうだ。
「昨年4月、神戸山口組との『分裂抗争』に一方的にピリオドを打って以降、竹内若頭のもとで組織の若返り人事を断行してきた六代目山口組。とくに、傘下組織5団体に『総裁制』を導入したのは大きな変化で、将来的な六代目山口組自体への導入の布石とみられています。
司組長が健康なうちに総裁ポジションに上がり、竹内若頭を親分とする『七代目』誕生が囁かれているのです。といっても、司組長は終身組長の『雲上人』。自身の祝い事や外交に積極的な姿勢からも、健在ぶりをアピールしたい思惑が見え隠れしています」(同前)
司時代が終わり、竹内七代目組長の時代が来るのか。
とはいっても、上は知らないが、下っ端ヤクザはしのぎが難しい時代だ。
マフィアの王国だったアメリカも、1970年にRICO法(組織犯罪規制法)が成立したために、かつてのような「ゴッドファーザー」は、存在しているものの力は持っていないといわれている。
以前は、ボスが直接手を出さずに部下に指示を出している場合、ボスを逮捕・起訴するのが困難だったが、RICO法では、「犯罪組織(エンタープライズ)を運営・指揮していた」こと自体を犯罪として立件できるようになったため、手下だけでなく最高幹部やボスが一網打尽にされたという。
また、マフィアが不法に得た資金やビジネス(ホテルや建設会社など)を連邦政府が没収できるようになり、組織の資金源が完全に断たれたそうである。
さらに、FBIの強力な情報提供者保護制度(証人保護プログラム)や盗聴技術の発達により、内部告発者(裏切り者)が相次ぎ、かつての「沈黙の掟」は崩壊してしまったようである。
こうした無法者たちは取り締まられても仕方がないが、その結果、メキシコなどの麻薬カルテル(フェンタニルなどの薬物密輸を支配)やストリートギャング(MS-13など、街頭での暴力事件の主体)、サイバー犯罪組織や国際的金融犯罪ネットワークがはびこり、警察は頭を抱えているようだ。
徹底的に取り締まれば、彼らは金銭的にも追い詰められ、新たな犯罪に手を染めていくのは、どこでも同じだ。
いつの時代でも一定数はいる「はみ出し者」をどうするのか? ヤクザ組織がなくなれば彼らは、独自のあぶく銭を稼ぐ方法を見つけ出す。
オレオレ詐欺や女性斡旋組織のナチュラルのような始末の悪い犯罪が横行している。取り締まるだけでは悪は滅びない。どんどん地下に潜り、海外に拠点を移しながら、生き永らえる。
取り締まる方のやり方が旧来のままでは、彼らに嘲笑われるだけだろう。
