キンプリ、熱愛&交際継続報道の中……新曲初週32.0万枚で前作超えのウラに“ディズニーの後押し”か


King&Prince(以下、キンプリ)のニューシングル「What We Got ~奇跡はきみと~ / I Know」が、初週32.0万枚を売り上げて「オリコン週間シングルランキング」で1位に輝いた。リリース前にはメンバー・永瀬廉と女優・浜辺美波の熱愛報道や、高橋海人と女優・有村架純の交際継続報道もあったが、売り上げは前作「HEART」(今年3月発売)の初週31.7万枚を上回る好記録を達成。ファンが頑張って支えたからこその結果のようだ。
キンプリ、新曲売り上げが前作超え! 「デビューシングルから17作連続初週売上30万枚超え」達成
キンプリにとって17枚目のシングルとなった「What We Got ~奇跡はきみと~/ I Know」は、初回限定盤A・B(CD+DVD)、初回限定LIVE盤(CD+DVD)、通常盤(CDのみ)の4形態でリリース。表題曲「What We Got ~奇跡はきみと~」は、2016年に発表されたディズニーソング「What We Got (Mickey‘s Birthday Song)」をベースとしたミッキーマウスの新オフィシャルテーマソングで、キンプリとディズニーのコラボレーションが実現。また、「I Know」は高橋と俳優・中村倫也がダブル主演を務める7月期ドラマ『DOPE 麻薬取締部特捜課』(TBS系)の挿入歌として起用されている。
「シングル発売前の7月中旬には、ニュースサイト『女性セブンプラス』(同16日配信)と、『女性セブン』(小学館、17日発売)が永瀬と浜辺のお忍びデートをスクープ。それまで、2人には交際のウワサすら浮上していなかったため、ファンは衝撃に包まれました。さらに、今度は同31日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が高橋と有村の現在の関係性について報道。両者は、2023年12月の『女性セブン』にて真剣交際が伝えられ、一部で破局報道もありましたが、今回の『文春』では芸能事務所関係者が『今でも二人の交際は順調に継続していますよ』(原文ママ、以下同)と証言していたんです。永瀬の熱愛発覚以降、SNSで『CDの予約をキャンセルした』といった声がチラホラ出ていただけに、前作『HEART』超えは厳しいのではないかとみられていました」(芸能ライター・阿部ベア氏)
ところが、蓋を開けてみると「What We Got ~奇跡はきみと~ / I Know」は発売初日に25万4058枚を記録し、「HEART」(初回限定盤A・B、Dear Tiara盤、通常盤の4形態)の初日24万3984枚をわずかに上回った。
そして、初週記録は「HEART」が31.7万枚だった一方、今作は32.0万枚にアップ。8月12日配信の「ORICON NEWS」の記事によると、「2018年6月4日付でのデビューシングル『シンデレラガール』から17作連続、通算17作目のシングル1位」となり、「史上初となるデビューシングルから17作連続初週売上30万枚超え」を果たしたという。
「初日の売り上げが発表された時点で、一部ファンからは『初日25万台はうれしいけど、熱愛報道が出ても余裕と思われるのはなんか嫌。複雑すぎる』『熱愛が出ても大丈夫なんだ、チョロいって思われそう』と、不快感をあらわにしていました。とはいえ、キンプリはデビュー当時のメンバーだった岩橋玄樹(21年3月末まで)、岸優太、神宮寺勇太、平野紫耀(23年5月22日まで)が相次いで脱退し、23年5月23日から現在の2人体制になったという経緯があります。“グループを守ってくれた”として、2人を熱心に応援している人が多く、永瀬と高橋のためにも30万枚超えの記録を更新させたいと、ファンはCDを追加購入するなど、バックアップしていたのでしょう」(前出・同)
キンプリ、熱愛&交際継続報道で売り上げ低下の危機も……“ディズニーコラボ”が功を奏す?
初週の結果を受けて、ファンは「チャレンジと進化をし続けるキンプリと、ティアラ(キンプリファンの呼び名)たちとの絆の記録だと思う。本当におめでとう」「デビューシングルから17作連続の初週売り上げ30万枚超え、おめでとう! 毎回、愛の詰まった素敵な作品を作り続けてくれてありがとう。キンプリとティアラは相思相愛だね」と歓喜している。
さらには「週刊誌に撮られるようなプロ意識のない行動をしたことは一生許さない。次からも30万枚をキープできるかはこれからの2人次第だよ」「熱愛報道が出ても前回のシングルの売り上げを超えたのは、心を奮い立たせてファンが頑張ったから」「ファンは2人の熱愛を許したわけでもなく、熱愛ごときで記録を途切れさせたくないっていう気持ちがあったからこそ。これからは熱愛報道を出さずに、真っ当にアイドルしてほしい」との意見も。
永瀬、高橋ともに女優との交際報道で売り上げ低下の危機に直面したものの、ファンはむしろ一丸となっていたのかもしれない。
また、今作は“ディズニーコラボ”の効果も大きかったのではないかという指摘が上がっている。というのも、「What We Got ~奇跡はきみと~ / I Know」の初回限定盤Aのジャケット写真はキンプリの2人とミッキー、通常盤はキンプリとミッキー&フレンズとのコラボ仕様とディズニーファンから見てもレアな作品となっていた。
加えて、初回限定盤Aの先着外付け特典のポストカード2枚セットの中には、ジャケットと同様のデザインが含まれているほか、通常盤の封入特典のビジュアルカード 集合D(3種中1種ランダム封入)も、一部デザインにディズニーのキャラクターたちが起用されている。キンプリファンだけではなく、ディズニー好きの人たちも今回のシングルの売り上げに貢献していたことだろう。
ひとまず、今作では記録更新に成功したキンプリ。今後、ディズニーの“後押し”がなくなった時、シングルやアルバムはどれほど売れるのか、注目が集まる。