『THE SECOND』振り返り──枯れて咲いたトットと正統進化の金属バット……【週刊お笑い雑話】

今週あったお笑い界隈の話題をピックアップ! ライター・新越谷ノリヲと担当編集Sが勝手にしゃべります。お聞き流しのほどを~。
今年も無事に開催されました
編集S ザセカ、終わりましたね。どうでした?
新越谷 おもしろかった!
編集S まずは総評からいきましょうか。
新越谷 おもしろかったってば。
編集S 具体的なアレですよ。
新越谷 具体的なアレってなんですか。アレは具体的じゃないでしょう。
編集S なんで話を逸らすの?
新越谷 逸らしてるわけじゃないけど、あんまり語るようなものでもない気がするんですよね。だって16年以上おんなじコンビで漫才してて、今さら何がどうって話でもないでしょう。
編集S 何がどうとは。
新越谷 変にドラマを乗っけるのも違うというか。どうも番組そのものの演出と楽しみ方が合ってない感じがするんですよね。賞レース風にしないと盛り上がらないのもわかるけど、今年は特にそんな感じがした。
編集S それってあなたの感想ですよね。
新越谷 そうですよ、そもそもわたしの感想を言う場所なので。
編集S それもそうか。じゃ漫才の話をしましょう。
新越谷 さすがに仕上がり倒してるなと思いました。全員。
決勝はトットvs金属バット
編集S 優勝のトットから話しましょう。8組決定のときには、霜降りとの関係性の話もしてましたけど。
新越谷 そうそう、次世代は霜降りかトットかって時期があったんですよね。しばらくトット見てなかったけど、すごく変わったと思う。枯れたというか。
編集S 枯れた。
新越谷 緑のキラキラのスーツでボイパしてたイケメンコンビというイメージが強いので、まず、桑原、声ちっちゃ!と思った。
編集S なるほど、確かにスタイルは変わりましたね。
新越谷 素手でやってる感じというか、いいなと思いました。優勝おめでとうございます。
編集S 金属はどうでした? 3本目、仕掛けてきましたけど。
新越谷 友保が悔しそうにしてるのが面白かった。優勝したかったのかよ、と思って。
編集S ねえ、優勝するつもりであのネタを持ってきたんですかね。
新越谷 ネタ部分しか見てないのでどういうつもりかわからないけど、めちゃくちゃ笑ったことだけは間違いない。
編集S 金属は1回戦、準決勝も高得点でした。
新越谷 毎年ちゃんと面白くなっていってる感じがしますよね。で、初の決勝であれをやるという。なんか、売れちゃうんじゃないかという気がしています。金属バットが売れてしまうかも。
編集S 売れてないわけじゃないでしょう。
新越谷 そうなんですけど、そうじゃなく『ぽかぽか』とか『ヒルナンデス!』に呼ばれちゃうような、そういう売れ方をするかもしれないと思っている。
編集S なるほど、それは大変なことですね。
新越谷 大変なことですよ。
爪跡枠は……
編集S 今回の爪跡はやっぱりリニアですかね。
新越谷 ピンマイクしてましたね。
編集S そりゃするでしょう。
新越谷 リニア、地声の劇場に慣れすぎててセンターマイクの使い方がわかってないという話があったじゃないですか。去年のザセカで。
編集S ありましたね。
新越谷 ちゃんと聞こえてよかった。あと、すげえおもしろかった。やっぱすげえおもしろいですね、リニア。
編集S 実質的には全国デビューですよね、これ。
新越谷 売れちゃうんじゃないですか。酒井のキャラもいそうでいないし、若者にとってはTiktokで知れた顔なわけでしょ。いわゆる「出す理由」ができた感じがする。
編集S 「出す理由」、確かにそうですね。ネタ的に好きだったのはどうです? やっぱりリニア?
新越谷 リニアの1本目と、黒帯も好きでしたねえ。あと金属の3本目。
編集S やっぱ好きなんだ。
新越谷 好きでしょう、そりゃ。
(文=新越谷ノリヲ)
