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広末涼子、意外に早いテレビ復帰で気になる想定外の民放キー局密着取材と“今後”

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広末涼子(写真:サイゾー)

 俳優・広末涼子が8月6日放送のTBS系情報番組『THE TIME,』にVTR出演して話題となっている。

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 広末は昨年4月に高速道路で乗用車を運転中に追突事故を起こすなどしていたが、翌5月に双極性感情障害と甲状腺機能亢進(こうしん)症を公表して芸能活動を休止。今年4月に芸能活動再開を発表し、自身の46歳の誕生日にあたる7月18日に東京・丸の内のライブレストラン・COTTON CLUBでバースデーライブ「Best Day Ever〜Crescent River」を開催して復帰を果たした。

 3日間で5公演が行われたライブでは、髪をばっさりと切り、ブレークした10代の頃を彷彿とさせるショートカット姿で登場した広末が、「MajiでKoiする5秒前」や「大スキ!」などのヒット曲を披露して会場を盛り上げたが、同番組はライブの裏側を密着取材。

 番組のインタビューを受けた広末は病気を公表した理由を問われると、「それを言い訳にするのも嫌だったので。だから仕方ないって言いたいわけじゃないし、だから許されることではないので、言うべきか迷ったんですけど……」と葛藤があったことを告白。

 そのうえで、「ママのファンの人だったらそれを知りたいんじゃないか。それを隠して言わないで、どうしてお休みしてるんだろうって思わせる方がきっと心配だし。本当にママのことが好きなんだったら離れていかないんじゃないか」と中学生の次男から言われてその言葉に後押しされたと説明した。

 また、芸能活動を再開したことについては、「自分が生きている芸能界とか芸能のお仕事を10代や20代の時みたいに愛しているかっていうと、自分では正直今分からないんですけど」と前置きしつつ、「昔みたいに格好つけたり、理想の女優像を演じて頑張っている自分のターンは終わったと思っていて。自分の今の正直な最大限だけを見てもらって、ちょっとずつ細々とお仕事と向き合っていけたらなと思います」と語った。

 広末は23年に料理人の鳥羽周作氏とのW不倫疑惑が報じられたのを機に古巣の芸能事務所を退社し、フリーになった際もコットンクラブで25年ぶりのライブを開催している。そもそも、こうした単独ライブは集まる観客の大半が日頃から熱しインに応援している好意的なファンだ。

 テレビ番組などとは異なり不特定多数の視聴者の反応やスポンサー企業などの意向を気にする必要がないため、騒動や不祥事を起こした芸能人が再出発の場として選ぶケースは多い。ましてバースデーライブとなれば祝福ムードも伴うわけで、広末が再活動にこのようなステージを選んだのも至極当然の流れと言えよう。

 他方、意外な点としては25年に放送された「オールスター後夜祭’25秋」で追突事故を題材にしたクイズの出題を巡り、広末サイドから抗議を受けたTBSの情報番組が復帰のタイミングで密着したことだろうが、民放キー局のテレビ局員は語る。

「ドラマやバラエティー、音楽番組への起用などとは異なり情報番組の取材対象であれば、番組スポンサーもとやかくは言わないでしょうからね。インターネット上では“後夜祭騒動”での手打ちをしたのではと取り沙汰されていますが、同じ局でもバラエティーと情報番組とでは畑も違いますし。今の広末さんは数多くの人気タレントを抱える大手芸能事務所ではなく、個人事務所の所属ですからね。局サイドが忖度した可能性は低いとは思うのですが…」

 いずれにせよ、同番組の密着取材が想像以上に早い広末の“テレビ復帰”の後押しをする格好となったのは間違いない。もっとも、広末の未来が前途洋々かというとお世辞にもそうとは言い難い状況ではある。
 
「形はどうであれ、民放キー局のテレビ番組への出演という“前例”ができたことは広末さんの芸能活動において多少なりともプラスには働くでしょう。とはいえ、今回の情報番組へのVTR出演を受けて、今後他のテレビ局がドラマや音楽番組、バラエティーなどへの出演オファーをするかというと、それは話が別です。そもそも、広末さんに関しては追突事故以前に多くの女性視聴者の不興を買った不倫騒動のイメージもまだ色濃くありますからね」(前出のテレビ局員)

 そうした中、注目を集めているのが出身地の高知県だ。

「広末さんがフリーに転身した後も『広末涼子の高知でやりたい10のこと』を放送したテレビ高知(KUTV)をはじめ、出身地である高知の企業や組織がその活動を後押ししていましたからね。今後も彼女に救いの手を差し伸べるのではないかと見られています」(同テレビ局員)

 さらに、広末の“神通力”に期待する声もある。

 広末といえば、若い頃から数々の騒動やスキャンダルに見舞われながらもその都度復活を遂げてきた。

 1995年にCMとドラマでデビューして一躍ブレークを果たした広末だが、個人的な話をさせていただくと、ちょうど早稲田大学在学中の99年に同じ学部に入学した際の周囲の喧噪ぶりはすさまじく、まさに国民的アイドルを地でいく存在だった。

 当時の筆者は広末よりも競馬や麻雀、合コン、イベントといった具合で、彼女の動向にそこまで興味は惹かれなかったが、それでも大学のキャンパス内で“広末専用隠しトイレ”なるものの存在が噂されていることを耳にし、ネタに困っていた知り合いの写真週刊誌の記者に教えてあげたところ、裏取り取材をしたのか否かまでは把握していないが、ほぼそのまま記事化されたのも今となっては懐かしい思い出である。

 そんな90年代を代表するトップアイドルだった広末だが、当時からイケメン俳優との熱愛や夜遊び、奇行などアイドルらしからぬ私生活も世間の耳目を集めた。

 その後も、タクシーの無賃乗車や都内交差点での乗用車との接触事故、人気俳優との不倫疑惑などがマスコミに報じられて、そのたびに物議を醸すなどスキャンダルには事欠かなかったが、それでも鳥羽氏とのW不倫騒動が注目されるまでは数多くのドラマや映画、そして大手クライアントのCMにも出演するなど長きにわたって女優として存在感を放ち続けてきた。

 大手芸能事務所のベテランマネージャーはこう話す。

「今ほどコンプライアンスに厳しい時代ではなかったとはいえ、これまでのキャリアを振り返ると広末さんほどスキャンダルに打ち勝ってきた女性芸能人はいないのではないでしょうか。その裏には魔性の魅力、神通力とも言われる彼女の才能やスター性に加えて、本人の努力やかつて所属していた大手芸能事務所をはじめとする周囲のバックアップも当然あったわけですけど。常識的に考えれば、追突事故に病気の公表、不倫イメージと現在置かれている状況は芸能活動を続けていくうえでかなり厳しいとは思いますが、そこは広末さんのことですからね。今回の復帰のタイミングで民放キー局の情報番組の密着取材がつくのも想定外でしたし、復活の可能性を完全に否定することはできませんよね」

 これまで以上に超えなければならないハードルは高そうだが、広末は再び逆境からの返り咲きを果たすことができるのだろうか。

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(取材・文=三杉武)

三杉武

早稲田大学を卒業後、スポーツ紙の記者を経てフリーに転身し、記者時代に培った独自のネットワークを活かして芸能評論家として活動。「AKB48選抜総選挙」では“論客”の一人とて約7年間にわたり総選挙の予想および解説を担当する。

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最終更新:2026/08/20 12:00