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“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第808回】

WEST.藤井流星と小瀧望、異例の脱退理由と“アイドルの会社員化”が映す時代の変化

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下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

WEST.藤井流星と小瀧望、異例の脱退理由と“アイドルの会社員化”が映す時代の変化の画像1
2026年にデビュー12周年を迎えたWEST.(写真:サイゾー)

 嵐の解散後、活動を活発化している大野智だが、今度は自慢のタトゥーを入れた理由描いた実録映画を作る構想があるらしい。タトゥーを入れたかったからアイドル活動を休止したなどともささやかれるほど、熱が入っていた大野のタトゥーへの情熱。それがどんなものか、ぜひ観てみたい!

今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3

第808回(9/3〜9/8発売号より)
1位「WEST.脱退を決意した藤井流星と小瀧望の『絶望』」(「週刊女性」9月22日号)
同「Jam Today WEST.メンバー結婚&電撃脱退 令和で進むアイドルの“会社員化”」(「週刊女性」9月22日号)
2位「水谷豊『彼は“人生の相棒”失格!』ついに愛娘へ離婚勧告」(「女性自身」9月22日号)
3位「中森明菜“完全復活”から見据える先」(「週刊女性」9月22日号)

WEST.藤井流星と小瀧望の脱退が“新しい”ワケ

 これまで数多くの男性アイドルグループの分裂、脱退、解散が存在したが、今回のWEST.からの藤井流星と小瀧望の脱退はある意味“新しい”かもしれない。これまでのアイドルたちの脱退騒動は、女性関係(恋愛や結婚)を事務所に反対されたり、アイドルを演じなければいけなかったりと、さまざまな“アイドルの縛り”から自由になりたい、自分らしくありたいなどという理由が多数を占めていた。

 近々では“アイドル活動を止めたい”とフループ活動を休止させた嵐の大野智、古くはアイドルよりミュージシャンとして音楽を追求すると退所した渋谷すばる、海外活動やソロ活動に力を入れジャニーズの枠に収まりきらなかった赤西仁、クリエイティブ志向を貫いた長瀬智也、女性問題がきっかけとなった田口淳之介などなどだ。

 しかし、今回のWEST.の2人の脱退理由は真逆だ。これまでの彼ら自身の発言や報道から、その理由はまっとうなアイドル、王子様のようなアイドル、王道のアイドル活動をしたい、という“超素敵な”ものだから。ところが、他5人のメンバーは違った。結婚したり、子どもを作ったり、アパレルブランドを立ち上げたり、ロックな音楽に傾倒したりと自分勝手なことばかり! だから自分たちが思う“アイドル”を続けるために脱退する。新しい!

 もちろん今回の脱退劇も、その根源はジャニーズの解体にある。旧ジャニーズ時代には恐ろしく強大な縛りがあったアイドルの脱退や退所、そして結婚が比較的自由になったから。それについて「週刊女性」は特集記事で、こう解説している。

「結婚なども以前より自由になっていますし、脱退についても個人の選択が尊重されるようになってきているのではないでしょうか。旧ジャニーズ時代からの変化の大きさを感じます」(メディア研究家・衣輪晋一氏のコメント)

アイドルが“会社員化”する時代?

 ごもっとも。さらに面白いのは、今回「週女」は特集だけでなく巻末ワイド「Jam Today」でもWEST.問題を取り上げているのだが、2人の脱退の原因となったと思われるアイドルの結婚問題と、アイドル存続について“会社員”をキーワードに解説していることだ。

「令和のご時世、芸能事務所はタレントの恋愛・結婚を管理しきれなくなりました。旧ジャニーズはもっともその管理に厳しかった事務所といえますが、現在はほかの事務所と同様です。その結果、メンバーの人生設計がバラバラに進むようになり、グループを維持する求心力は失われました」(芸能ジャーナリストのコメント)

 そして、かつてのアイドルは一生をグループに捧げる価値観を強いられたが、今は違うとして“アイドルの会社員化”をこう唱えている。

「彼ら(アイドル)の判断は、現在の一般社会となんら変わらないもの。30代の会社員が“このままでいいのか”と悩み、早期退職やキャリアアップ転職に踏み切ることは珍しくない。“グループ”という縛りから解放され、自分のやりたいことにそれぞれが挑戦する。ある種の“セカンドキャリアへの転職”といえます」(同)

 アイドルグループの脱退、解体は“セカンドキャリア”であり“転職”。アイドルの個人の思考やプライベートが自由になったからこそ、グループはある時期をもって解体するのは自然の摂理。確かに、時代は変わったかも。

水谷豊、ついに趣里へ助言

 年内は膠着状況が続くと思われた三山凌輝不倫疑惑を発端とした水谷一家の動向(趣里との離婚問題)に動きがあった模様だ。「女性自身」によると、事態を静観してきた趣里の父・水谷豊だが、しかし婿の三山は、またも水谷に不義理をはたらいたらしい。

「三山さんの舞台はとうに終わっているのに、水谷さんは誠意ある謝罪は受けていないそう。それどころか、趣里さんさえ三山さんと十分に話ができていないようです。
 こうした状況に水谷さんも絶句。最近では干渉しないというポリシーを翻し、“離婚したほうがいい”と趣里さんに助言するようになったといいます」(制作関係者のコメント)

 記事では父親の“離婚勧告”を受け、趣里も主演ドラマ『大空港』(テレビ朝日系)の撮影が終わり次第、“決断”をするとしている。いよいよ、その時が迫っている!?

中森明菜の人気の本質とは?

 今週の「週刊女性」は、1位で紹介した“アイドルの会社員化”とのなるほど解説があったが、もうひとつ面白い解説が。それが中森明菜の完全復活記事でのあるコメントだ。

 記事の内容は新曲をリリースし20年ぶりの全国ツアーも開催、音楽番組やバラエティなどテレビにも出演するなど、活動を活発化する明菜の現状と今後を紹介したものだが、その中で芸能ライターの田辺ユウキ氏がこんな解説を。

「45周年を目前にして、活動が明確に勢いを増しています。特にテレビなどメディアへの出演が増えたことは大きな変化といえるでしょう。ただし、これを“完全復活”と表現するのは違うと私は考えます。明菜さんの魅力は、いつまた表舞台から姿を消すかわからない危うさや神秘性だと思うからです」

 なるほど! 明菜人気の本質をついた解説だ。

神林広恵

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に”『日本を脅かす! 原発の深い闇』、『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。

神林広恵
最終更新:2026/09/08 21:09