バズってるSNSグラビア
大野真依|窓辺に立つ、黒い潮騒

ガラス戸の向こうに
やわらかな緑が広がっている。
その静かな昼の境目に、
彼女は黒いビキニで立っていた。
細いひもで結ばれたサイド、
レースの縁取り、
背中から腰へ流れる
なめらかな線。
窓辺の光は容赦がなくて、
その輪郭を隠すどころか、
いっそう美しく浮かび上がらせてしまう。
少し濡れたようなウェーブの髪も、
伏せた視線も、
すべてが「今は触れないで」と
「もう少し見ていて」を
同時に告げているみたいだった。
彼女の指先は
ガラスにそっと触れている。
外へ出たいのか、
それとも内側へ
誰かを閉じ込めたいのか。
わからないからこそ、
その背中には
ひどく甘い余白がある。
黒という色は、
夜だけのものじゃない。
真昼の窓辺でも、
こんなふうに欲望を静かに深める。
騒がしくはないのに、
胸の奥でだけ
波がやまない。
たぶんあの横顔は、
ひとりでいるための顔ではなく、
誰かに見つけられるための
美しい沈黙だった。
<大野真依Xグラビア投稿より>

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最終更新:2026/08/26 20:00
