バズってるSNSグラビア
大野真依|赤い羽根の夜に、名前はいらない

エメラルドの壁、
古いプレート、
ポップコーンの看板。
どこかアメリカンで、
少し退廃した夜の部屋に、
彼女は赤い羽根をまとって立っていた。
透け感のある赤い布、
深く脚を包む網タイツ、
肩先をなぞるフェザー。
それは衣装というより、
夜そのものを着こなしているみたいだった。
視線はまっすぐこちらを見ない。
少し横を向き、
光と影の境目で
黙ったまま熱を育てている。
その距離感がたまらなく美しい。
近づけそうで近づけない人ほど、
人の胸を長く焦がす。
赤には危険の匂いがある。
でも彼女の赤は、
ただ危ういだけじゃない。
寂しさや強がりや、
ひとりで夜を越えてきた時間まで
一緒に包み込んでいる。
だからこそ、
見ているこちらのほうが
先に弱くなってしまう。
名前なんてなくていい。
この夜に必要なのは、
ただ彼女がそこにいることと、
羽根のように軽く見えるのに
実はどこまでも深い赤が、
静かに部屋を支配していることだけ。
夜はときどき、
恋より先に
色で人をさらっていく。
<大野真依Xグラビア投稿より>

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最終更新:2026/09/20 21:00
