『ラヴ上等2』大炎上! MEGUMI、Netflix、法務省に問われる“2つの問題”
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

フィギュアスケートの“りくりゅうペア”が婚約を発表した。いつかなと思っていたが、めでたい! しかしSNSでは“騙された”嘘つき“などの誹謗中傷が。アホか。何が嘘? 2人が近いうちに正式に結婚なりの発表があることは誰もがわかっていたことでは? もし2人が別々のパートナーと婚約をしたら? 勝手な想像と、どうでもいい不条理な感情をぶつけて人を傷つける。いつからこんなことが日常的になったのだろうか。
今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
第806回(8/20〜8/25発売号より)
1位「MEGUMI 大炎上に上等!『ヤンキー番組』の誤算と打算」(「女性セブン」9月3日号)
同「『ラヴ上等2』大ブーイングで『無双』MEGUMIがピンチ」(「週刊女性」9月8・15日合併号)
2位「趣里 それでも『離婚はしない!』2世娘の意地」」(「週刊女性」9月8・15日合併号)
3位「布施博『経営事務所が破産』の暗転真相」(「女性自身」9月8・15日合併号)
MEGUMIプロデュース『ラヴ上等2』炎上、2つの問題点
Netflix制作の恋愛リアリティ番組『ラヴ上等2』が炎上している。この番組は元ヤクザなど、やんちゃ系の若者男女の恋愛模様を描いた番組だが、ある男性出演者が“人に火をつけて捕まった”旨の過去を告白、その笑いながらの様子などが放送され大炎上となったもの。
これを受け、「女性セブン」と「週刊女性」は同番組の企画・プロデュースを担うMEGUMIに焦点を当てて記事にしている。
「セブン」は沈静化にむけてSNSで声明を発したMEGUMIだが、そのモラルを問う声がある一方、「恋愛リアリティショーが最も恐れるのは批判・炎上ではなく話題にされないこと」として「制作側やMEGUMIさんとしては、今回の騒動はある意味で“炎上上等”なのでは」と解説、また「週女」でも今回のMEGUMIの対応に疑問を呈し、ドラマ、バラエティ、そして美容関係でも大活躍だった“無双” MEGUMIだが、今回のことで潮目が変わったと解説している。
こうした指摘は当然だろう。MEGUMIは単なる出演者だけでなく番組の企画・プロデュースを担い、また出演者の精神的ケアを行っていると公言しているからだ。
そもそも、恋愛リアリティショーの危険性は特に『テラスハウス』事件で大きくクローズアップされ、社会的問題になったものだ。
この事件は、番組に出演していた女子プロレスラー・木村花さんがSNSで激しい攻撃を受け自死したもの。その際、リアリティショーの数々の危険性が指摘された。番組制作のやらせともいえる過剰演出、また出演者が一般人にもかかわらずそのプライバシーやトラブルに過剰に触れることで視聴者の劣情を煽り悪感情を抱かせること、しかし制作サイドは出演者の精神的ケアをするどころか、視聴者を煽る演出を続けた――。
そして問題は過去、こうした事件があったにもかかわらず、しかも『ラヴ上等』と『テラスハウス』共に同じくにネトフリが制作に関わっているにもかかわらず、同じような炎上が起こったことだ。
さらに大きな問題は、恋愛リアリティショーの問題点が『テラスハウス』事件ですでに周知されクローズアップされているのにもかかわらず、今年8月5日に法務省が「生き直し」「更生保護」の観点から『ラヴ上等』とのタイアップ、コラボを発表したことだ。
そのため全国の保護観察施設などに張るポスター約2000枚を製作したが、しかし今回の炎上を受け、8月21日にはタイアップを正式に中止した。そもそもなぜタイアップしたのか、なぜこの番組を選んだのか、ネトフリとの関係はなど、さまざまな疑問も残っている。
犯罪や非行からの更生は、社会においても必要かつ重要な問題だ。しかし、それを恋愛リアリティショーで見世物にするのは別問題だろう。そして芸能界で快進撃を続けてきたMEGUMIの今後にも注目したい。
趣里、三山凌輝、水谷豊夫妻をめぐる物語は続く
そして、また今週も三山凌輝の不倫疑惑と妻の趣里の動向、娘夫妻を見つめる水谷豊夫妻の物語だ。今回はびっくりな展開もあった。「フライデー」(9月4月号/講談社)が、三山と不倫相手とされた花乃まりあの関係を“強要”されていたものと報じたからだ。
「フライデー」によると、三山の演技力に不安を覚えた花乃が個人練習を提案したことで三山が勘違い、次第にホテルで個人的に会うことを求め、断ると楽屋にこもったり稽古を欠席したり。さらには「俺と会わないなら舞台を降りる」との脅迫まがいの言葉まであったらしい。
それは「週刊文春」(文藝春秋)の不倫疑惑報道後も続き、自分も趣里と離婚するからと花乃にも離婚を迫り、1日に100件を超える連絡や、自宅近くまで押しかけたことも。そんな“ストーカー”疑惑が浮上した三山。加えて「週刊文春」でも三山が代表をつとめる会社での金銭トラブルという追撃報道も。
そんな不祥事報道が続く三山だが、「週刊女性」では、“趣里が現在でも離婚しない! と逆に意地になっている”とその内幕を紹介している。
「趣里さんは強情なところがあって、人からあれこれ忠告されるのを嫌うタイプ。周囲から、“別れたほうがいい”と言われれば言われるほど、かえって別れない選択をする人なのです」(趣里と親しい人物のコメント)
そんな娘と複雑な思いをしながら現在は一緒に暮らす水谷夫妻だが、趣里も水谷もともに主演ドラマで多忙なため、今後についてじっくり話し合うのは“年明け”になってしまうらしい。
水谷一家をめぐる騒動はまだまだ収束する気配はないようだ。
布施博、事務所破産に見る芸能界の栄枯盛衰
そう言われれば、しばらくその姿を見ていなかった。俳優・布施博。かつてトレンディドラマでも、そして社会派映画などでも活躍した有名俳優だ。
そんな布施だが、8月20日に代表をつとめる芸能プロダクションが破産したという。かつては年収2億円を超えていたという布施。しかし近年は自身の健康問題に加え、親の介護の問題もあり、事務所の経営に影を落としていたらしい。
芸能界の栄枯盛衰――。快進撃を続けていた頃の布施を観てきた世代だけに、複雑な思いだ。
