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高市首相のトンデモ皇統論、大谷翔平「二刀流」の危機、三山凌輝のW不倫疑惑――元木昌彦が斬る

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 ロシア・ウクライナ戦争はまだいつ戦争が終結するのか見通せない中、以前からロシア義勇軍の中に日本人兵士がいることは、これまでも報じられてきた。

 FRIDAYデジタル(2024年04月27日)にこういう記事がある。

 《「匍匐(ほふく)前進をしていると、映画のようにキューンキューンと銃弾が頭の上をかすめて、迫撃砲も降ってくる。誰もが逃げ出したい、死を覚悟する戦いです」

 ’22年2月24日から始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻。発生から2年が経過するなか、ロシア義勇軍に加勢する唯一の日本人がいる。負傷療養のため、現在はモスクワに滞在する金子大作氏(49)がその人だ。かつては自営業者として車の修理をしていたという金子氏は、なぜ兵士に転身したのか。

「事業で成功を収めて、生活が豊かになっても幸せを感じなかった。そんな時、人は何のために生きるのか、生存本能とは何だろうと疑問が湧き、それを満たせる唯一の場所と考えたのが戦場でした」

 日本の民間会社が運営する特殊作戦の訓練を受けた金子氏は、タイの軍隊で射撃インストラクターとなる。そして昨年8月、金子氏は志願兵としてロシアに渡航すると、ロシア国防省の4日間にわたる試験をクリア。数百人に一人しか採用されない狙撃兵に着任した。ロシアに加勢する理由を、金子氏はこう続ける。

「ロシアがウクライナ侵攻した最大の原因は、’14年の『マイダン革命』です。この革命以後、ロシアとウクライナの間では軍事衝突が続いていますが、ロシアと敵対している米国やNATOにも非があるなかで、一方的に悪とされているロシアの味方をしたいと思った」

 マイダン革命とは、親ロシア政権といわれたウクライナのヤヌコーヴィチ大統領を巡って勃発したクーデターを指す。同大統領を退陣に追い込んだこの出来事の背後には米国の存在があったとの見方もある、とFRIDAYデジタルは記している。

「私が所属していたピャトナシュカ旅団の司令官の一人はウクライナ人です。何人ものウクライナ人がロシア軍に参戦し、元米軍の米国人兵士もいました。日本のメディアを通じて報道を目にすると米国追随の一辺倒で、ロシアが極悪非道のように映りますが、私が実際に目撃した事実とは異なります。ロシア軍のある士官が戦闘の前に、『我々は憎しみあって戦争をしているのではない。ソビエト時代は同じ民族だった。彼らも戦士で、お互いに敬意を払って戦おう。殺すのではなく、負傷させて兵士を減らして戦争を一刻も早く終わらせよう』と語り掛けたというエピソードもあります」

 一連の軍事侵攻において、日本はウクライナへの支援を表明している。そうした状況でも、金子氏がロシア軍の中で居心地の悪さを感じたことはないという。

「昨年11月、アウディーイウカでウクライナ軍と高速道路を挟んで対峙した時のこと。向こうは完全な要塞を築いて待ち構えていた。こちらも地下壕を作り暗視カメラや熱監視カメラを用いて、大画面のモニターから敵軍を監視してました。その際、特攻作戦が発動されて10人の志願兵を募り、私は迷わず手を挙げたんです。

 真夜中に500メートル先の要塞まで匍匐前進で移動するのですが、ロシア兵の一人から『絶対に行くな。本当に死ぬぞ』と涙ながらに止められました。ウクライナを支援する日本はロシアから敵国扱いをされても、ロシア人は国と人は別物と考えてくれる。日本人だからといって差別された経験は一度もありません」》

 その金子(51)が、自身の半生や戦地での体験を綴った著書『ロシア軍の日本人兵士 最強の特殊部隊「アフマット」で見た地獄』(講談社)を上梓したそうだ。

 そのインタビューの中で金子はこう話している。

「ウクライナ軍の主力兵器のドローンは戦場を24時間飛び回っており、徹夜でドローンの撃墜任務にあたる日もありました。偵察ドローンの飛行音は蚊の飛ぶ音とそっくり。集中力を欠いていると発見が遅れ、爆弾を投下されて命取りになります。戦車を一発で飛ばせる爆弾を積んだ機体もある。ひとたび前線に出ると、睡眠時間は1日に2〜3時間取れればいいほう。まともに寝た記憶がないですね。

 前線では水が慢性的に不足しているので、シャワーを浴びられるのは1ヵ月に1度だけ。仮眠中に汚れた身体の上を巨大なネズミや虫が這いずり回る。そんな状況でも、敵の攻撃が始まれば武器を取って迎撃せねばならない。戦地で生き残るには、戦うしか方法がないからです」

 日本人の多くは、ロシアのウクライナ侵攻に批判的である。そこをあえて、ロシア軍に身を投じた金子の「生き様」を知るのも、このいつ終わるとも知れないドロ沼の戦争の“実態”を知る一助になるだろう。

 お次は、患者の点滴に便を入れて殺したといわれる黒看護師の話である。

 文春によれば、事件は1月30日午前4時過ぎに起きた。千葉県の「柏たなか病院」に入院中の会田栄次(75)の容体が急変したのである。

 病室に駆けつけた看護師長は、会田につながる点滴のチューブに、異常な変色を確認し、後にその写真を検証中、病院スタッフからこんな声が上がったという。

「これは、便じゃないか?」

 それから約半年後の7月15日、千葉県警はこの病院で看護師として働いていた古川美由紀容疑者(51)を殺人容疑で逮捕した。

「古川には、点滴の延長チューブに大便を混入し、会田さんを殺害した疑いがかけられています。本人は容疑を否認していますが、古川の看護服に付着していた大便の細菌と、会田さんの血液から検出された細菌の遺伝子情報が一致。古川がスマホで『便注入、死ぬか』などと検索していたことも判明しています」(社会部記者)

 さらに古川は、犯行の証拠隠滅を図った疑いもあるそうだ。

 なぜ、古川は患者を殺したのだろうか。

「古川は、おむつ替えやかん腸などの際に、亡くなった会田さんとトラブルになっていたらしい。古川と会田さんは、互いに互いの不満を口にしていたようです」(捜査関係者)

 入院患者は時にはわがままをいって看護師を困らせることがある。だからといって恨みを持たれて、殺されてはかなわない。

 だが、患者への憎悪を高ぶらせた古川は、汚物室で入手した大便を注射器で点滴チューブに注入したとみられるというのである。

「会田さんは翌31日夜、敗血症を起因とした多臓器不全で亡くなりました。大便には多くの細菌が含まれ、血液中に混入すれば敗血症を発症し、適切な処置を取らなければ多臓器不全を引き起こす可能性もあることは、医学的にも確認されています」(捜査関係者)

 文春は、古川の生い立ちや、以前勤めていた病院の医師と5年もの不倫関係にあったことも報じている。

 だが、私のような高齢者が一番恐れるのは、入院している時は「白衣の天使」と思い、信頼し慕っている看護師が、密かに点滴に異物を入れて殺そうとしているかもしれないことだ。

 私もご多分に漏れずわがまま勝手な年寄りである。今度入院したら、おとなしくして、看護師さんに愛想笑いでもするかな。

 次も文春から。

「いろいろ外で発表されている論文ですけれども、男親から男の子ども、つまり男系男子に限って正確に受け継がれてきた初代天皇のY染色体というものはそこで途絶している、こういう状況になるんですね」

 2006年1月27日の衆院予算委員会。皇位継承を巡り、安倍晋三官房長官(当時)にそう舌鋒鋭く迫った女性議員がいた。

 その高市首相が麻生副総裁とタッグを組んで、強引に皇室典範改悪を成立させてしまった。

 戦後最悪・最凶の悪法といっていいだろう。

 高市が戦前への回帰を目指し、今の日本人のほとんどが持っていないか、物置の奥に突っ込み忘れてしまっている国旗を「敬え」などと、時代錯誤の法案を通したことは、後々必ず、大きな問題を引き起こすに違いない。

 神話の世界の何ら根拠のない「天皇は男系男子」説を盲目的に信じ、皇室典範改悪に高市を走らせたものは何だったのか?

 文春は、高市が衆議院議員だった05年頃、“女性天皇の子が天皇に即位した場合、つまり女系天皇が誕生した場合、「Y染色体が途絶える」という摩訶不思議な理論を持ち出した”ことがあったと報じている。

 高市首相は以前から、「初代神武天皇から繋がる血統、男系男子という万世一系の皇統を守り続けてきたことが、天皇陛下の権威と正統性の源だ」などと主張してきた。

「その科学的な根拠が、男性だけが持つY染色体だというのです。人間の性染色体は女性が『XX』、男性が『XY』。対で存在する『XX』は両親から受け継ぐ際に遺伝子の組み換えが起こり、情報が混ざり合います。ところが、Y染色体は父から息子へそのまま単独で受け継がれ、変異の可能性も皆無に近い。それゆえ、首相は国会の場でY染色体の存在を強調していたのです」(自民党関係者)

 皇室制度史に詳しい京都産業大名誉教授の所功は「皇位継承を男系男子に限定したのは、明治以来の無理な遺物」としたうえで、こう指摘している。

「一時期もてはやされたY染色体論は、大昔からの天皇のDNA鑑定をしなければ実証できません。皇位は記紀(古事記と日本書紀の略称)以来の系譜が皇統に属する皇族の身分にある方々により継承されてきたことが重要なのです。元来そこに男系・女系の別は無く、男性の天皇が多く女性の天皇が少なかっただけのこと。男系男子に限定するのは無理であり、やがて行き詰まります」

 生物学者の福岡伸一も2019年に文春の連載で、

「古代の皇族は沢山の子をもうけたのだからY染色体は何千何万の規模で拡散したはず。つまり、現代には皇統の有資格者が相当数存在することになる」旨を指摘。「あがめたり、ありがたがったりするほどのものではない」と結論付けていた。

 高市首相というのは、思い込んだら命懸けだが、ものを深く考えるというタイプではない。

 自分に都合のいいものだけを後生大事にして、他の意見は聞かず、無視する。

 リーダーに一番向かないタイプの人間である。そんな人間が“何かの拍子”で神輿に乗ってしまった。

「何でも思い通りにやってやろうじゃん」

 という軽いノリで、国論を二分する、否、大方が反対する法案も次々に“一丁上がり”と成立させてしまった。

 高市自民党に一票を入れた有権者の「罪」は重い。

 宮内庁関係者は、

「今回の皇室典範改正の大きな問題が、政治的立場を表明なさることのできない皇族方のご意思を蔑ろにしていることです」

 と嘆く。高市政権はあっという間に崩れ去っても、改悪皇室典範は残るのだ。

「この改正は間違っていた」

 そう断罪して、再び改正に手を付ける首相は、自民党の中からは出てくるはずはない。「政権交代」なくして、皇室典範“再改正”はない。そう私は思っている。

 国民の多くが、皇室典範が改悪されても、否、改悪されたからこそだろう、愛子天皇を支持している国民はまだ7~8割はいるのだ。

 さて、ポストが、旧宮家の男子を養子に迎えた女性皇族一家は、愛子さんの1.6倍もの収入になると試算している。

 旧宮家の中で、養子になれる「15歳以上の未婚の男系男子」は、ポストによると、東久邇家に6人、賀陽家、竹田家に各2人、久邇家に1人の計11人がいるという。

 養子を迎えることができるのは常陸宮家、三笠宮家、あの麻生の妹・信子がいる三笠宮寛仁親王妃家、高円宮家の4家、7人だそうである。

 少なくとも4人くらいは養子になって、天皇となられる秋篠宮悠仁さんを支えてほしいというのだ。

 だが、これまで全く議論されてこなかったが、皇族を増やせば国民の負担が増すのだ。

 現在、国の皇室関連予算は約256億円。このうち皇室費は約126億円だが、天皇、皇后両陛下、上皇ご夫妻、愛子さまの5人の内廷皇族の日常費用に充てられる「内廷費」が3億2400万円。

 そして養子皇族が受け取ることになるのが皇族費。皇族1人に、独立生計をたてる親王に支給されるのは年間3050万円。

 養子皇族が宮家当主になり3人の子どもがいる場合は、皇族費は年間5124万円が支給される。

 だが、愛子さんや佳子さんが結婚して独立生計を営む皇族として残る場合は、3050万円が支給されるが、夫や子どもたちは皇族の身分が与えられないので、皇族費は支給されない。

 運転手やコックなどの職員もそう増やされず、警備も、夫や子どもは警備対象でないためゼロ?

 ポストが試算すると、養子皇族一家族(妻と子ども3人)にかかる国費は年間約2億1800万円。愛子さんは約1億3500万円。

 年間8000万円もの格差が生じるというのだ。

 呆れ果てた格差である。高市首相はこういう試算までやることはなかったのだろう。

 あなたが好きな戦前なら「非国民」といわれたに違いない。

 次は女性自身から。

 こちらは直截である。愛子天皇の「灯」を残すために、兄・天皇と弟・秋篠宮が手を組んで、高市と麻生がやらかした「女性天皇潰し」に反逆するというのである。

 私は、天皇がそうした行動に出る確率はないと考えてはいるが、秋篠宮と紀子さんは、高市政権の無節操なやり方に不信感を持っているというのだ。

「1つ目の理由は、男性皇族と女性皇族で身分差が生まれてしまうことへの懸念です。

 改正案には女性皇族が結婚する際に、一般国民と同じように住民基本台帳に登録するという内容が付け加えられました。

 この点については“愛子さまや佳子さまをはじめ女性皇族を二級皇族扱いするのか”といった批判の声も高まっています」(秋篠宮ご夫妻の知人)

 さらに2人が懸念しているのは、「悠仁さんの軽視」だという。

「そもそも高市政権が優先して進めている養子案について秋篠宮ご夫妻は、“悠仁さまは結婚できないのではないか”“結婚できても男の子は生まれないのではないか”ということが前提とされている印象を受けられているようです。

 紀子さまも帝王切開で悠仁さまを出産され、ご夫妻でその教育に尽力されてきました。

 それにもかかわらず“悠仁さままではゆるがせにしない”としつつも、一般人として暮らしてきた養子やその子どもに強い期待を抱いているように見える政府の姿勢は、ご夫妻にとって面白いはずはありません」(同)

 秋篠宮夫妻は8月中旬にパラグアイを公式訪問する予定で、慣例では7月末あたりに記者会見に臨む予定だという。

 そこで秋篠宮が何を話すか? そのひと言次第では、高市政権が吹っ飛ぶこともありえるかもしれない。

 お次は新潮から。

 中学生が体操用マットに押し込まれ、窒息死した事件。世間を震撼させた事件からもう33年も経つのか。

 7月15日、事件当時、逮捕・補導された7人のうち3人に、遺族に対して約1億1260万円の損害賠償金の支払いが命じられたという。

 だが、それが支払われる保証はないそうだ。しかも、新潮が探し出した1人は、驚くべき言葉を吐いたというのだ。

 事件を忘れてしまった人のために新潮は、1993年1月13日に起きた事件の概要を振り返っている。

「その日、山形県新庄市立明倫中学校1年生の児玉有平さん(13)=当時=は、部活動の後、一度帰宅してから英語塾に行くことになっていた。ところが、夜7時を過ぎても学校から帰ってこない。心配になった母親が学校に電話をすると、部活動はとっくに終わっているという。

 父の昭平さんが近所を捜索したものの、有平さんは見つからない。不安な気持ちを抱いたままいったん家に戻ると、電話が鳴った。学校からである。午後8時過ぎ、同校の教諭が、体育館の用具室にあるマットに頭から押し込められた有平さんを発見したのだ。

 昭平さんは一目散に学校へ向かい、土足のまま体育館に上がり込んだ。床に寝かされていた有平さんを抱きしめると、すでに息はなく、顔は痣だらけで腫れ上がり、にわかには息子だと思えないほど変わり果てていた。有平さんの死因は窒息死だった。マットの高さは1.2メートルで、身長1.5メートルだった彼は脛まで埋まっていた。逆さの状態で3時間近く苦しんだとみられている。

 なんともむごたらしい『過去』の事件だが、有平さんの父・昭平さん(77)と、事件当時に傷害と監禁致死の疑いで逮捕・補導された、有平さんと同じ中学に通う元少年7人との“戦い”は、「現在」に至るまで続いているのである」

 当時12歳だった少年を除く6人を対象にした少年審判で、山形家裁は3人を少年院と教護院送致の保護処分に、3人を不処分にしたが、遺族にとって到底納得できる結果ではない。

 33年に及ぶ苦悩の日々を振り返りながら、昭平が語る。

「少年審判が終わった後、95年に僕らは少年7人を相手に損害賠償請求訴訟を起こしました。お金が目的だったわけではありません。証拠を調べてもらい、公開された法廷で有平に何が起きたのか確定させたい。それが一番大きな理由でした」

 彼にとって、切実な事情があったというのだ。

「当時の少年法では、僕ら遺族は少年審判に参加することができませんでした。自分の子どもが亡くなった事件なのに、どのような証拠が出され、誰が何を話しているのか、十分に知ることができなかったんです。だから、僕はその後の民事裁判には必ず出るようにしていました。民事の法廷に出ることは、何が起きたかを知るための数少ない方法だったんです」

 2004年、仙台高裁は元少年7人の〈共同不法行為〉を認めた。翌年、元少年7人に総額5760万円の支払いを命じる判決が確定する。だが、7人の元少年たちから「支払う」という連絡は来なかった。それでも、7人のうち4人の勤務先が分かり、給与の差し押さえができた。しかし、残りの3人については、現在、差し押さえができていない。

 新潮によれば、請求権の時効が迫る昨年11月、昭平は改めてその3人を相手取り提訴(3度目の民事裁判)し、今年7月15日、山形地裁は3人に対して賠償金と遅延損害金、合わせて計1億1260万円の支払いを命じたというのである。

 しかし、今の法律では、相手が勤めていて払わなければ、差し押さえということもあるが、無職、財産を名義変更、行方不明では、取りようがないという。

 今回、新潮は3人のうち、現在は会社員をしている一人に直撃取材を試みた。すると、

「まあ、払いたくはないですよね。逆に損害賠償請求したいくらいの気持ちです。だって、やってないのに“払え”ってくるんですよ。ただ、弁護士さんとも話したんですけど、やっぱり法律上は払わないといけない、差し押さえ来ますよって……。こちらとしては差し押さえに来てほしくないんですよ。だって、生活できなくなりますよ。でも、今の段階で“払う意思はない”みたいなこと書かれると、児玉さんをあおる感じになっちゃいますよね」

 子どもを奪われた挙句、賠償金さえ払いたくないといい募る加害者。殺された児玉有平(当時13)は殺され損になり、遺族は野放しになった加害者たちから賠償金さえ取れない。司法はもっと強制力を持つべきだと思う。

 お次も、迷宮入りになりそうな事件を執念をもって追いかけ、刑事を退職してからも身銭を切って真犯人を追い詰めている「執念」のドラマである。

 やはり、事件ものに関して新潮は手慣れていて、読みごたえがある。

 「平成の三大未解決事件」に数えられるいわゆる「ナンペイ事件」とは、1995(平成7)年7月30日 午後9時15分〜20分頃、東京都八王子市大和田町「スーパーナンペイ大和田店」2階事務所で、パート従業員(当時47歳)とアルバイトの女子高校生2名(当時17歳と16歳)が殺された事件である。

 その捜査に当たった、当時、警視庁捜査一課ナンバー2の理事官だった原雄一は、疑惑の男「モトムラ(Kが自分の福建省の中学の先輩だと語っていた)」を追うなかで、この男と接点のあるカナダ在住の中国人K・Rの存在が浮上した。

 Kを日本に連行するという前代未聞のオペレーションは、原の粘り強い交渉が実を結ぶが、この重大局面で、なぜか原は異動となり、取り調べから外されてしまった。

 Kの引渡しに、八王子特捜本部の係長以下の捜査員、通訳、警察庁職員がカナダに飛んだ。地元の検察当局からKの身柄が引き渡されたのは2013年11月のことだった。

 しかし、カナダ側との協議の際、「日本側は、K・Rを安全に日本に連れていき、旅券法違反の処理が終わったら安全に帰国させる内容に終始していた。八王子事件の解決など、毛頭考えていなかった」と同行した捜査員たちが語っている。

 はなから腰が引け、やる気のない様子だったのだ。

 また、この場に捜査責任者である管理官はいなかった。渡航を拒否し、この事件の捜査を他人事のように傍観していたというのだ。

 旅券法違反で逮捕され、八王子署に護送されたK。刑事の取り調べが開始された。捜査員の追及に対し、Kはどう反応したか。

「時間が経っていて、わからない」

「何も知らない」

「事件も八王子の地名も知らない。行ったことがない」

 全否定を繰り返し、後はダンマリを決め込む。原のもとには何の連絡もなかったそうである。

 そして2014年9月、東京地裁で懲役2年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡されたKは、それだけで釈放されてしまったのである。その間、事前の段取りにあったような再逮捕は一度もなされず、そのままカナダに帰国させてしまった。

 原雄一(69)は6月27日、メディア関係者を集めて、「ナンペイ事件」について語った。

 原は、昨年5月に錦糸町の中国人クラブの捜査を再開し、ホステスの1人が、Kの名前をいうと、「知ってるよ、家の近所だった」といい、急に顔を近づけてきて、「この人、八王子のスーパーで人を殺したんだよ」と話し出したという。

 原の執念が八王子署の特捜本部を動かすか? さもなければ原が自ら動き、事件解決へ持っていくか? 迷宮事件はにわかに動き出したようだ。

 次はFRIDAY。写真誌の醍醐味は、一枚の写真が物語る真実である。

 今回の森喜朗の写真も、このドンを気取り、自民党を思いのままに動かしてきた男の「終焉」をはっきりと物語っている。

 やっぱり写真はすごい!

 FRIDAYによれば、「都心に厳しい暑さが到来した7月14日、銀座のステーキハウス『ひらやま』で、ある会がひっそりと開催されていた。森喜朗元首相(89)の誕生日会である。『ひらやま』はディナーが一人5万円ほどの超高級店。過去には故・安倍晋三元首相(享年67)や菅義偉元首相(77)ら大物政治家が足しげく通い、政局を読み、政策や党略を練るなど密談を重ねた名店だ。

 夕方5時、主賓の森氏が白い高級車で到着。お付きの男性に車椅子を押されながら店内へと入っていった。派閥の領袖として権勢を誇った頃の堂々たる体躯はなく、別人のように痩せ細っている。シェフの歓迎を受けると、表情は心なしか少しほころんだように見えた。かつて政敵を睨みつけた眼光も、まるで好々爺のように柔らかくなっている」

 サメの脳みそ、蚤の心臓といわれ、笑いものにされた首相の座を降りてから、いつの間にか隠然たる力を持ち始め、キングメーカーなどと囃されたこともあった。

 政界絡みのカネのスキャンダルには毎回名前が挙がったが、塀の外に落ちることはなかった。

 運の強さだけで政界を渡り歩いてきた男の最後も、やはり寂しいものだ。

 ここからは週刊誌の華である「激撮!」特集3本立てだ。

 まずは、文春の川口春奈とサッカーW杯代表のキャプテンだった板倉滉とのアツアツデート。

 7月16日午前、住宅街の一角にあるマンションの駐車場から高級外車が静かに姿を現したという。長身がひときわ目立つ男性が左ハンドルの運転席に座り、助手席には黒色のキャップにメガネ姿の女優・川口春奈(31)が乗り込んでいたそうだ。

 文春によれば、2人の特別な関係は人知れず、昨年からゆっくり始まっていたという。

 川口は長崎県五島列島出身。芸能界デビューを果たしたのは2007年、中学1年生の時だったが、ブレイクのきっかけは20年に放送された大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK)への出演。

 ヒロイン役だった沢尻エリカの降板で急遽抜擢されたのが川口だった。それで評価を得て、連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK)など数々の話題作に出演して人気女優の仲間入りを果たした。

 川口は“令和のCM女王”とも呼ばれるそうだ。今年の上半期も「サントリー」や「JCB」をはじめ17社の企業CMに出演しているという。

 2019年に格闘家の矢地祐介との交際が週刊誌で報じられ、川口は周囲に矢地との結婚願望を打ち明けていたというが、その後なぜか、破局したそうだ。

 その彼女に新恋人出現! 川口を知る関係者がこう明かす。

「川口さんは、サッカー日本代表のキャプテン板倉滉選手(29)と昨年から交際しています。実は、川口さんは周囲に結婚も考えていると伝えています」

 板倉は先日のサッカーW杯で日本代表のキャプテンを任された。

 二十五年八月から板倉は、オランダの名門チーム「アヤックス・アムステルダム」でプレーしているが、実は、川口はオランダに居住する板倉を追うように、交際開始からほどなくしてオランダへと飛び立って、向こうで板倉と生活を共にしていたというのだ。

 現地記者が明かす。

「アムステルダムにある高級焼き肉店で二人を直接見ました。板倉はチームメイトだった冨安健洋とよくこの店を訪れる常連客なんです。板倉と川口さんは仲良さそうな、自然体の感じでした。変装などはせず、周りを気にしないで、笑顔で会話していました」

 別の川口の知人もこう話している。

「春奈ちゃんは、結婚する相手として『芸能人は嫌だ』と常々言っている。男らしい人がタイプなんですよ。今まで付き合ってきたのも野球選手などスポーツ選手ばかり。彼女はサバサバしている面もある一方、相手に尽くしたいタイプでもある。以前付き合っていたスポーツ選手が怪我をしてしまった時にも『大丈夫?』と優しく気遣っていました」

 サッカー選手の間ではよく知られた2人だったようだ。

 サッカー関係者も、

「板倉は、仲の良い代表選手たちやサッカー関係者には川口さんとの交際を伝えていました。交際前までは、帰国するたびよく飲み会に参加していましたが、最近は、パッタリと飲みに出ていない」

 2人は結婚間近、という見方もあるらしい。

 FRIDAYからもう1本。Netflixで7月2日から配信が始まった「ガス人間」や「マイ・フィクション」(テレビ朝日系)で評価を高めてきている俳優の野村周平(32)。

 その野村が、左手でボーダーコリーのスヌープのリードを持ち、右手で美女の手をガッチリと掴んで閑静な住宅街を闊歩するサマは、イヤでも人目を引いたという。

 隣を歩く美女は、オーバーサイズのボーダーTシャツの上からでも、そのスタイルの良さが見て取れたそうだ。こちらも只者ではない!

 白昼堂々、手を繋いで愛犬と街を練り歩く二人は一体どういう関係なのか? 実はこの美女、ファッション業界では知る人ぞ知る存在なのだという。

「ユニクロや資生堂、JRグループなど世界的企業の広告に起用された石田夢実(26)です。170cmの長身が武器で、最近では韓国や中国からもオファーがあるなど、グローバルに活躍しています」(スタイリスト)

 FRIDAYによれば、野村はそんなワールドワイドモデルを連れ、お洒落なカフェに入ったという。

 野村がコーヒーを買う間、テラス席で待つ石田は、スヌープとジャレあっていた。どうやら彼女にメロメロなのは野村だけではないようで、スヌープは石田に頭を撫でられると尻尾を振って大喜び! していたそうである。

 FRIDAYは今年の春先にも愛犬とのカフェデートを楽しむ野村と石田らしき美女を目撃していたという。

 まだ肌寒さの残るなか、二人はスヌープと一緒にカフェで寛いでいた。「お散歩&カフェデート」は、二人にとって定番のようだ。

 野村の事務所は「良いお付き合いをさせて頂いております」と認め、石田の事務所も2人の交際を認め、「温かく見守ってください」と答えている。

 ハッピーエンドになるのかな。

 今週の最後の記事は文春の、水谷豊の娘・趣里(35)といろいろあって結婚した三山凌輝(27)に、またまた“浮気疑惑”が浮上したというお話。

 趣里と三山は結婚して子どもが生まれている。結婚する前、父親の水谷とも話し合い、「今後問題は起こさない」と誓ったという。

 それなのに今度は元宝塚の女優。彼女も既婚者だから、事実なら、双方既婚者のため「W不倫」ということになる。

 “懲りないクン”は、またまた水谷に頭を下げて、「二度としません」と頭を下げるのか、それとも「モテるんだからしょうがない」と開き直るのだろうか?

 文春を見てみよう。

「韓国料理店がひしめき合う、東京・新宿区の大久保通り。七月十二日の夜十一時過ぎ、焼肉店の丸椅子に座った男女五人が、身振り手振りをまじえながら、各々熱弁を振るっていたという。

『好きな人とは私、すぐ付き合いたい!』

 ライトブルーのノースリーブワンピースを着こなした黒髪の女性が嬌声をあげると、対面に座るヴェルサーチのド派手なシャツの男性が、愛おしそうに女性に流し目を送る。

 遡ること二時間前、彼らは東急歌舞伎町タワー六階の『THEATER MILANO-Za』で、ミュージカル『愛の不時着』の初日公演に臨んでいた。

 二〇一九年十二月に韓国で放送された同名のドラマは、パラグライダー飛行中の事故で、北朝鮮に不時着した韓国の財閥令嬢ユン・セリと、朝鮮人民軍軍人のリ・ジョンヒョクの国境を越えたラブストーリー。この日本人キャスト版ミュージカルの主役に抜擢された男性こそ、俳優の三山凌輝(27)だ。そして公演後の打ち上げで終始場を回す三山の視線の先で、恋愛論を披露したのは、ヒロイン役の女優・花乃まりあ(33)である」

 花乃は宝塚歌劇団出身の女優。2010年に入団し、2014年に花組トップ娘役に就任。明日海りおとトップコンビを組み、人気を博したそうだ。

 2017年に退団すると、舞台を中心に芸能活動を継続。2019年4月から6年間、情報番組『ZIP!』(日テレ系)のリポーターを務めるなど、活躍の場を広げたという。

「二十一年六月に一般男性と結婚。二十四年七月四日には、第一子となる男児の出産を発表しました。以来、仕事の時は子どもを保育園に預けるなどし、超売れっ子女優として舞台を中心に活躍しています」(芸能記者)

 彼らが退店したのは、深夜2時半過ぎだった。

 文春は、2人の逢瀬を何度も目撃している。7月8日、三山はマンションの車寄せに到着した花乃と、1階のエントランスで合流。実際に3階のシアタールームへと消えていった。花乃が帰宅したのは深夜だった。

 2人だけの夜はその後も続いた。9日の夜、11日の夜と、連日のように三山のマンションに通う花乃。決まって深夜、2人で一緒にタクシーに乗り、三山が彼女を送っていく。

 休演日の7月13日午後2時、三山は自宅マンションを出ると、愛車のランボルギーニのハンドルを握り、港区南青山の骨董通りに向かったという。

 路上で待機していた花乃は、慣れた様子で運転席の右側に乗り込む。午後3時過ぎ、ランボルギーニは、新宿の高級シティホテルの地下駐車場へと滑り込んだそうだ。

 2人は3階のロビー階にエレベーターで向かい、花乃がフロントでチェックイン。その後、客室用エレベーター付近で合流すると、2人で上階に向かい、客室に入っていったという。

 なぜ、妻の趣里はいないのか? 6月以降、主演を務める、7月スタートのドラマ『大空港〜GATE24〜』(テレビ朝日系)の撮影が開始したため、子どもを連れて実家へ帰っていたのだそうだ。

 文春は公演を終えた三山を直撃するが、当然ながら不倫は否定。

 だが、文春によれば、この日の夜も三山は花乃と過ごしたそうだ。

 これが事実なら、この男は世の中を舐め切っている。

 娘が好きで結婚した相手が、子どもも生まれたのに、共演者の既婚年上女優と不倫をしていると聞かされた娘の親は、どんな気持ちでいるのだろう。

 結婚する前、文春からインタビューされた水谷豊は、「親に出来ることは困った時の相談相手になる、それに尽きるのではないでしょうか」と答えていた。

 今回もそう答えるのだろうか。それとも「あんな男とは別れろ」というのだろうか。
(文中一部敬称略)
(文=元木昌彦)

元木昌彦

編集者。「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"。

元木昌彦
最終更新:2026/07/28 12:00