米倉涼子、テレビCM&バラエティー番組登場で見るドラマ復帰が近い本当の理由

女優・米倉涼子がここに来て注目を集めている。
9月10日には出演するテレビCM「Rakuten最強U-NEXT ギガもエンタメも篇」が放送をスタート。10月13日にはテレビ朝日系で放送されるバラエティー番組 『絶景&世界遺産 火曜の良純孝太郎』の初回3時間スペシャルに出演することが明らかになった。
同番組ではプライベートでも親交のある比嘉愛未と共にピラミッドやスフィンクスなどエジプトの世界遺産を旅する模様が放送されるという。
米倉は25年9月に出演予定だったイベントを次々と欠席し、同年10月には厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部(通称:マトリ)が麻薬取締法違反容疑で本格捜査を進める方針であること、自宅マンションを家宅捜索されたことなどが「週刊文春」(文藝春秋)で報じられた。半同棲状態にあったとされるアルゼンチン人ダンサーの恋人が海外へ渡航して帰国しない中、昨年12月26日には個人事務所の公式ホームページで家宅捜索を受けたことを公表。今年1月には違法薬物に関与したとして麻薬取締法違反(共同所持)容疑などで書類送検されたが、同月30日に東京地検は不起訴処分となった。
そして、2月に行われた主演映画『エンジェルフライト THE MOVIE」の完成披露試写会に登壇して久々に公の場に姿を現すこととなったが、スポーツ紙の芸能担当記者は当時を振り返る。
「遠藤憲一さんら共演者と共にステージに登壇した米倉さんは目に涙を浮かべる場面もありましたが、あれだけの騒動の直後とあって、はた目にもやつれた感じが見受けられました。その一方、不起訴処分後に同映画が予定通りに公開されたことで、結果的に今後の芸能活動がしやすい状況にはなりましたよね。加えて、好感度俳優として知られる遠藤さんから公の場で『涼子ちゃん、よかったね』と祝福されたのも世間的な見栄えとしてはよかったと思います」
通常、騒動や不祥事を起こした芸能人に関しては復帰後の初仕事が重要なポイントとなる。
職業柄、本人がいくら仕事を望んでもオファーが来なければどうしようもないわけだが、テレビ局にしろ、映画会社にしろ、CMクライアントにしろ、真っ先に仕事をオファーするのは世間からの批判やバッシングを受ける可能性などかなりのリスクを背負うことになるからだ。
その点、今回の米倉に関しては撮影自体は騒動以前に行われたものの、不起訴処分を受けて程なく主演映画が公開されたことにより自然と復帰に近い形となり、テレビ局や映画会社、CMクライアントも仕事をオファーしやすい状況になったのは間違いないだろう。
実際、その後の米倉は6月には東京・六本木で行われたマイケル・ジャクソンの生涯を描いた映画『Michael/マイケル』のジャパンプレミアイベントに出席。8月には谷桃子バレエ団の新制作公演『CINDERELLA(シンデレラ)』に出演し、さらに前述のテレビCM復帰、地上波テレビ番組への出演と着実に露出を増やしている。
「不起訴処分になったとはいえ、麻薬取締法違反容疑で書類送検はされているわけで、ここまで早いテレビ復帰は正直言って予想外でした。芸能人の中には逮捕どころか、違法薬物絡みの疑惑が浮上しただけでなかなかテレビ復帰できない人もいますからね。ただ、インターネットやSNSなんかを見ても、世間的にも米倉さんの復帰に対してはそこまで厳しい批判の声は飛んでおらず、多くの視聴者に受け入れられている印象です」(前出・スポーツ紙記者)
とかく芸能人の不祥事や騒動、スキャンダルには厳しい昨今にあって異例とも言うべき早期の復活を遂げた米倉だが、その背景には前述の2つの追い風以外の別の要因も見え隠れする。巷で言われている、いわゆる「男運の悪さ」だ。
「米倉さんといえば、海外へと去って行ったアルゼンチン人ダンサーのみならず、過去の熱愛相手に関してはいわゆるいわくつきの男性も多いですからね。若い頃にはモデル時代に交際していた既婚男性に覚醒剤取締法違反での逮捕歴があることを写真週刊誌『フライデー』(講談社)に報じられたこともありますし、人気歌舞伎俳優との熱愛が報じられた際にはお相手の男性に別の女優とのデート報道もあり三角関係が注目を集めました。14年12月には2歳年下の実業家と結婚するもわずか3カ月ほどで別居が発覚。夫にモラハラ疑惑が浮上して後に協議離婚が成立しています」(同)
そんな米倉だけに、今回の騒動に関しても“悪い男に引っかかった”といった同情的な見方も一部あるようで、女優イメージの大幅ダウンを軽減する格好となっている。
そうした中、女優としての映像作品への早期の復帰も期待されているが、やはり本命と目されるのは『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』シリーズや『交渉人〜THE NEGOTIATOR〜』『ナサケの女〜国税局査察官〜』『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜』『松本清張 黒革の手帖』などの主演ドラマを手掛けているテレビ朝日のドラマだろう。
「『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』を放送しているNHKやAmazon Prime Videoの作品出演の可能性も一部で取り沙汰されていますが、今回ゲスト出演する『絶景&世界遺産 火曜の良純孝太郎』もテレ朝の番組ですし、やはり同局とのパイプの太さは無視できませんよね。米倉さん本人は一度終止符を打った『ドクターX』の続編には消極的な姿勢のようですが、新たな作品だとしても話題性は十分ですし、同局にとっても魅力的なコンテンツになるでしょう」(番組制作会社スタッフ)
米倉のドラマ復帰も、そう遠くはなさそうである。
(取材・文=三杉武)