【仁藤りさインタビュー】一線級モデル、魂の被写体力

ネットで話題の美女を深掘り(Dive)するインタビュー企画「バズ美女Dive」の第9弾!
今回は撮影会の世界で絶大な人気を誇るグラビアモデルの仁藤りさちゃんを直撃! 現役会社員ということもあって、これまであまり素性を明かしてこなかった彼女に、グラビアにかけるアツい情熱と謎の私生活を語ってもらった!
【仁藤りさ】
謎に包まれたOLモデル/骨格美女。撮影モデル歴11年目にして、SNSを今年から本格的に稼働させ始めた結果、「#NNNL(No Nito,No Life)」なファンがSNSでも爆増中。/X@zlozlozloo/X@nitophoto/Instagram:nitolisa_official
バンギャでBL好きだった福岡美人の過去
――私服での撮影って、普段ありますか?
仁藤 ほぼ経験ないです。普通に服を着てカメラ向けられると、かえって落ち着かないですね。ちょっとサービスしちゃいたくなります。
――どんな癖ですか(笑)。仁藤さんは、“謎のOLモデル”ってことなんですけど。
仁藤 自分について語る機会も今まであまりなかったですね。撮影会モデルとして、撮影会と自作のグラビア写真集の2つを軸に現在は活動しています。
――撮影会モデルの活動を始めたのはいつ頃からですか?
仁藤 2014年からですね。それ以前はコスプレイヤーで、レイヤー時代は男装が中心でした。男装めちゃ似合うんですよ、私。
――男装コスプレではどんなキャラを?
仁藤 当時、流行っていた「ヘタリア」のキャラとかよくやっていました。コスプレにハマったのはあの作品からで、「ヘタリア」はコミケ用にコスプレ写真集もつくりました。あとは「テニスの王子様」とかですね。
――メモしときますね、「仁藤さんは腐女子」と。
仁藤 あ、ですね。“かなりの”。
――「かなりの腐女子」と。ご出身は?
仁藤 地元は福岡で、就職のタイミングで上京しました。学生の頃はバンド好きで、よくライブのために16時間かけて夜行バスで東京へ通っていたこともあり、東京で就職しようかなと。
――年齢非公表とのことですが、バンギャでBL好きとなると、だいたい世代わかっちゃいますね(笑)。
仁藤 あまり深掘りしないでください(笑)。でも、趣味でコスプレを始めたのも、同じバンド好きの知人にアニメのクラブイベントへ誘っていただいたことがきっかけなんです。
そこでみんながコスプレしながら踊っているのが楽しそうで、私も初めてアニメキャラの衣装を着たらズブズブと沼にハマり、本格的に写真集を自作するまでに至ったという。
グラビアで女性の“カッコよさ”を伝えたい
仁藤 コスプレ時代は三脚とか立ててセルフで撮っていたんですが、「もっと撮られたい」という欲望が湧いてきて、いろんな撮影会に参加するようになったという感じですね。
――仁藤さんはとくに撮影会の界隈では非常に高い認知度があり、撮影会のたびに枠が争奪戦の様相を呈しております。
仁藤 カメラマンさんたちのおかげです。写真の掲載確認とか一切ナシで撮影会に参加していたら、カメコの皆さんがどんどんSNSとかに良い写真を上げてくださって。それで、いろんな人に知ってもらえているのかなと。
SNSのフォロワー数とか、私そんなに多くないんですよ。2019年につくったXのサブアカも、ずっと放置していて今年からやっと稼働させ始めたくらいで(笑)。
――それで2万フォロワー(※取材時)というのもスゴい話ですね。今年って、まだ3週間くらいしか経っていませんが……。(記事配信時では仁藤りさXサブアカ@nitophotoのフォロワーは約4万人)
仁藤 今までフォロワー数とか全く意識していなかったですね。自分の好きな撮影ができていれば、それで満足だったので、正直フォロワーを増やす必要性も感じていませんでした。SNSを頑張ってこなかった結果が、このフォロワー数に現れちゃっているんですけど、これからもっと増えるといいなぁ。
――“眠れる獅子”がSNSをやる気になったのは、どんな心境の変化が?
仁藤 グラビアの芸術的な側面とか、カッコよさとか、少しでも多くの人に知ってほしいなと。私はグラビアを本当に愛しているし、命もかけているので、昨今とくにSNSの規制が厳しいことが私はとても悔しいんです(笑)!
――仁藤さんのグラビアは、「そのうち上野の美術館とかで展示されるんじゃないか?」くらいのクオリティだと思っておりますよ。
仁藤 自分のSNSでもグラビアの多様な魅力をもっと伝えられたらいいなと思っています!
定期的に博多豚骨を与えないと死んじゃいます
――グラビア撮影で、とくに意識していることって何かありますか。
仁藤 カメラマンさんがどんなカメラやレンズを使って、どういう構図で撮ろうとしているのか、カメラマンさんの意図を汲むということに心血を注いでいます。実際に想像した通りの写真が撮れた時は私も快感を覚えますね(笑)。「これこれ!こういうのが撮りたかった!」みたいな(笑)。
――ちなみに仕事とプライベートで言うと、仁藤さんは現在も会社員として働かれているんですよね?
仁藤 シフト制で融通の利く会社で働いています。撮影会はだいたい月1ペースなので、基本は週休2日ですが、休みは完全にインドア派です(笑)。私、撮影会に対する熱量がハンパなくて、1回やるとかなりのエネルギーを消耗するので、最低でも2週間くらいは空けて回復したいんですよ。
――けっこうプライベートが謎に感じていたんですが、自分の時間はグラビアに全振りしているわけですか。
仁藤 休日もグラビアのことばかり考えていますね。写真集づくりも大好きで、シーズン毎に年3〜4冊くらい出しているので。構成やレタッチも基本的には自分で全てやっています。
――例えば、地元の博多グルメを食べに出歩くことはあります?
仁藤 それは全然あります。ベタな話、博多ラーメンは定期的に食べないと死んでしまうので(笑)。長らく東京で博多ラーメンを食べては、「これはこれで美味しいけど、ちょっと違うんだよなぁ」とか思っていたんですが、最近ようやく私の求める博多ラーメンを見つけました。
――せっかく発見したお店ですけど、記事で紹介してもいいですか?
仁藤 有名店ですけど、高円寺の「ラーメン健太」さんですね。クサ〜イ豚骨で、これが最高なんですよ。たぶん好き嫌いは分かれますが、豚骨が大丈夫でしたら!
完全なる運動音痴です
――撮影モデルを始めた頃と比べて、自分の成長を感じることはありますか?
仁藤 表現力に関しては「誰にも負けないぞ!」という気持ちで撮影に臨んでいます。アクロバティックなポージングの数々も成長の証ですね。
――確かに大変そうな体勢の写真も多いですね。
仁藤 カメラマンさんの意図を汲むだけでなく、自分からもカメラマンさんへ積極的にボールを投げるようになりました。どんどんアクロバティックになってきた結果、体幹がかなり鍛えられています。
――アスリート的な肉体美を感じます。
仁藤 でも、実は完全なる運動音痴です。「足速そう」って、よく言われるんですけど。ちなみに昔好きだったバンドの影響で挑戦してみた楽器や歌も不得意で、けっこう苦手なことは多いです。
――意外ですね。“骨格美”のスタイル維持のために努力していることは?
仁藤 週1〜2で筋トレは欠かさずやっています。あと、キレイなくびれのために肋骨を絞める運動もしています。わりと細身なんですが、肩幅が張っていて骨盤も大きいので、お尻は94センチぐらいありますね。
――トークもできて、グラビアに対する熱量も高くて、古参のカメコさんが多いのも納得です。
仁藤 ずっと撮り続けてくださる方はとても多いですし、リピーター率はかなり高いのかなと。本当にグラビアに人生支えられていますね。グラビアに出会うまで「自分には強みと呼べるような取り柄が何もない」と感じていたんですが、いまは自分が夢中になれる強みを見つけられた気がしています。
――SNSからの新規ファンも益々増えていきそうですね。
仁藤 YouTubeの生配信なども含めて、2025年は少しアクティブに発信活動をしていきたいです!
(取材・文=伊藤稜)
クールなスレンダー美女も続々 (^o^) /